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2006年07月12日16時01分
糖尿病などの生活習慣病を運動で予防しようと、厚生労働省は12日、必要な運動量の目安となる「エクササイズガイド(仮称)」案をまとめた。買い物や掃除など日常生活の活動もスポーツとともにメニューにして組み合わせ、1週間ごとに必要な運動量を達成する。生活習慣病を引き起こす「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の人向けに、ウエストを細くするための目安も盛り込んだ。
生活習慣病防止には…
厚労省の調査によると、メタボリック症候群の疑いが強い人は、「予備群」も含めると中高年男性の約半数に達する。一方、予防に効果があるとされる運動習慣がある人は約3割にとどまる。
そこで同省は、中高年の人たちに無理なく運動を続けてもらおうと、「運動」に分けて、生活習慣病予防に必要な運動量を計算。階段昇降(10分)、ゴルフ(15分)など具体的なメニューを示し、それぞれに「1個」という単位をつけた。これらを組み合わせ、1週間の合計が「23個以上」になれば、目標を達成できる。
たとえば、1週間のメニューの組み合わせは、駅と自宅間の徒歩(10個=片道20分×5日)▽昼休みの散歩(3個=20分×3日)▽子どもと遊ぶ(2個=日曜に30分)▽洗車(2個=同40分)▽ゴルフ(2個=同30分)▽犬の散歩(2個=土日に20分ずつ)▽ジョギング(2個=同10分ずつ)といった具合だ。
メタボリック症候群の人向けには、目安の一つとされる腹囲(男性85センチ以上、女性90センチ以上)を1センチ細くするのに必要なエネルギー消費量を「7000キロカロリー」と設定。自分の腹囲を基準値以下にするために、1日にどれだけエネルギーを消費すればいいか分かるように示した。
厚労省は、7月中に新基準を決め、フィットネスクラブなどの業界団体に働きかけて全国に普及させたい考えだ。
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