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週刊ポストの受動喫煙記事に対するコメント1 ( 川端裕人 リヴァイアさん、日々のわざ )
http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/377.html
投稿者 どっちだ 日時 2006 年 11 月 29 日 23:16:15: Neh0eMBXBwlZk
 

http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/

リヴァイアさん、日々のわざ
非流行系物書き稼業、川端裕人の身辺雑記です。原則、ゆるーく、しばしば、暑く苦しく語っております。

http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2006/11/post_7915.html#more

2006.11.08
週刊ポストの受動喫煙記事に対するコメント1

週刊ポストの「受動喫煙は子どもの発ガンリスクを減らす」の記事、読みました。
あやまりであったり、ミスリーディングだったり、という部分があるので、まとめておきます。

ちなみに、高岡健・岐阜大学医学部助教授の発言もおかしなところが多々あるのだけれど、こういうのは記者のまとめ方ひとつで随分印象が違ってくるので、高岡助教授本人も、こういう出方をして忸怩たる、という部分はあるのかもしれないと想像しつつ、全体として、やはり不用意な発言をされていると思います。


まず最初に、元論文は封印なんかされてません。
ここでちゃんと公開されています。
http://jncicancerspectrum.oxfordjournals.org/cgi/content/short/jnci;90/19/1440


おまけに、WHO傘下のIARC(国際がん研究センター)のメタアナリスシス(2004年に発表URL分かれば記入します)にも組込まれています。つまりその「成果」も織り込んだ上で、WHOは受動喫煙の害を考えているわけです。


これは封印、とは言わないよね。普通。


さてさて、本文ではオッズ比についての誤解がいきなり出てきて、出鼻をくじかれますね。

オッズ比が統計的な尺度というのはある意味では本当(必ず統計的な処理と共にあらわれる概念なので)なのだけれど、これはタバコの煙に曝されている人が曝されていない人に対して、どれくらいリスクが高いかを示した数字であって、本文中の高岡助教授の発言は限りなく「間違い」です。


オッズ比とは、相対危険度(リスク比)の近似値だとよく表現されます。
近似だから信用ならないというのは早計で、肺がんを含めて一般にたばこ病とされるような疾病(それぼと頻度だ高くない病気の場合)ではだいたいオッズ比はリスク比と近くなると考えてよいようです。になみに、オッズ比とリスク比の関係については、別エントリ。


さらに、高岡助教授の発言で変なのは、95パーセント信頼区間がオッズ比1をまたぐことを異常に重たく見ていること。


たとえば1.16(0.93-1.44)と書いてあったら、左側の0.93は1より小さいですね。95パーセントの信頼区間で、1よりも小さくなっているということは、たしかに、その分、信頼性は低いわけです。


ただ、今、受動喫煙はせいぜいリスクの増加が1割とか2割なわけで、それをこれだけのサンプルサイズで有意な結果を出すことは不可能なんですね。


だから、統計的に有意かどうかだけを論じるのは、疫学ではよくないことだとされています。ロスマンもそう言ってます(「ロスマンの疫学」参照。第6章あたり)
人間が設けた95パーセントという水準はただの目安ですしね。


じゃあ、どうするかと、というと、複数の研究を統合してサンプル数を増やして、精度の高い数字を導きます。それが、メタアナリシスという手法。


だから、この論文自体、「衝撃データ」というわけでは決してないわけです。

「議論すべき」というのだけれど、この論文も組み込んだメタアナリシスは、2004年発表のIARCのものがあるので、もう議論も済んでいると考えてよいでしょう。
ほんと、封印なんて、されてませんって。


ちなみに、高岡助教授は、「1をまたぐということは、サンプルを増やせば1になることを意味する」という主旨のことを述べていますが、それは間違いです。
このメタアナリスで多くのサンプルを扱っても、決して1になったりはしていませんしね。


あと、子どもの受動喫煙が、肺がんリスクを下げるというのは、著者自身も「たまたまそうなっちゃった」みたいな説明を論文内でしています。それが「真」の値であるとは著者はまったく思っていないようです。当然、ほかの研究とあわせたメタアナリシスで評価されるべきことですしね。


ちなみに、中澤君が紹介してくれたJTのまとめ資料によると、受動喫煙の関する研究報告で、「受動喫煙の影響が統計的誤差をこえて認められた論文」は全体の12パーセントだけだそうです。

たぶんこれによって、いかに受動喫煙の害がなさそうであるかとを強調したいのだと思いますが、むしろこれは自然です。

1割、2割のリスク増を追究する際に、極端に有意な結果が、少ないサンプルサイズで出たら、それはむしろ疑ってかかるべきです。

ほかの要因があって、オッズ比を押し上げているのではないか、とか。


じゃあ、1割、2割、というのは大したことないので、リスクとして問題にしなくてもいいんじゃないかという意見も時々ききます。

たしかに、さらされる人が多くなくて、疾病自体も稀、でれあれば、大したことがないかもしれません(症例が少なければそもそもこれくらいのリスクは追究しようがないですしね)。

でも、受動喫煙の場合は曝されている人が多く、肺がんほか多くのたばこ関連疾病も我々にとって無視できないくらいの症例がある病気なので、1割、2割のリスク増は、我々の社会に大きな数字として跳ね返ってきます。

また、個人の一生としては、さらに大きな影響をもたらします。
だから、疫学はそのあたりがんばって因果関係を追究していくわけです。


#################

以下、以前のエントリでコメントくださった津田さんと中澤君のコメントをここで採録しておきます。コメント欄だと見逃す方が多いと思うので。


まず津田敏秀さん(岡山大学大学院環境学研究科・疫学)

週刊ポストの記事とその元の論文の両方を早速入手して読みました。高岡助教授は、精神科出身で疫学のトレーニングは全然受けていないようです。解説の最初「最上段の項目にある1.16という数字は、喫煙者と同居して受動喫煙にさらされている非喫煙者の肺がん罹患率が、喫煙者と同居していない非喫煙者より1.16倍高くなるということではありません。これは『オッズ比』という統計的な尺度です。」という部分からいきなり間違っています。「…倍高くなるということです」というのが正しい表現です。基本になる指標に対する解釈から間違っています。

 また、この見出しの0.78という数字の解釈も論文の考察に載っています。そもそもこの人は、受動喫煙に関してどれだけの論文が出ていて、その結果はどうだったのかということに関する知識が全くないようです。また研究間で、結果の数字がばらつくことに関して、どのような扱いをするのかということも知らないようです。まあ、オッズ比の解釈(医師国家試験のレベル)も知らないわけですから無理もありません。

 精神科の助教授で専門外と逃げを打っても言い訳にはならないでしょう。
 一応以下のようなコメントをしておきました。

??????????????

 早速、表記の記事と1998年10月7日号のJ Natl Cancer Instの論文を取り寄せて見ました。結論から言うと、岐阜大学の高岡助教授の読み間違いですね。ご本人の疫学知識はほとんどゼロに近く、よくまあ、これで疫学論文の評価をするなという感じです。ご本人も議論をするべきだとおっしゃっていますので、いつでも公開討論会をすればいいと思います。そのときは、私が出ても構いません。週刊ポストの記事もそのような趣旨ですので、週刊ポストにアレンジしてもらって立ち会ってもらうのも良いでしょう。

 面倒くさいですが、日常に彩りを添えてくださったという感じです。でも記事の内容から見て、厚生労働省の動きに対応したものと思います。

???????????????

 引き続き、失礼致します。高岡健助教授は、雑誌「精神医療」(批評社)の編集委員みたいです。この雑誌は精神科臨床の問題に関して、きちんと議論するのが売りみたいな雑誌ですので、この雑誌の編集委員会宛に、高岡助教授との公開討論会を申し入れるのも良いと思います。このような非科学的な見識を披露する医師は、精神科の患者の人権を踏みにじっている可能性があるので、きちんと面会して議論したいという感じでいけると思います。ご参考まで。

精神医療
http://www.hihyosya.co.jp/jun/j02.htm?121,38


##################

さらに中澤港さん(群馬大学医学部・人類生態学)

このエントリを読んで,つい週刊ポストを買ってしまったんですが,記事からだけでは殆ど何もわかりません。元の文献へのreferもないし。買うほどの価値はないと思います。
既に津田さんがコメントされているので,疫学的にはこの上追加することもないんですが,IARC 650 1542でgoogleでウェブ全体で検索してみたら,いろいろわかったので参考までに書きます。

この話は新事実がわかったとかそういうことでは全然なく,1998年にサンデーテレグラフ誌が取り上げて論争済みの話だったようです(週刊ポストの論調がサンデーテレグラフと同じで笑えます)。

http://www.ash.org.uk/html/passive/html/pcc.html
を見ると経緯がわかります。当時のBMJとか2000年のLancetをみると,タバコ会社に戦略的に利用された結果だったようです。

http://bmj.bmjjournals.com/cgi/reprint/316/7135/944.pdf
http://www.ash.org.uk/html/passive/pdfs/lancet080400.pdf
http://www.forces.org/evidence/files/pasmo.htm
なんかも,有意に出なかったのは人数が足りないか(その前年にBMJの315: 973-80, 980-8.に載っているメタアナリシスでは有意なので)デザインが悪いかだろ! だからBMJからリジェクトされてるんだろ! って感じで笑い飛ばしています。

ただ,実はこの話,JTもまだ宣伝に使っているようです……ていうか,週刊ポストの論調はこれそのものですね。

http://www.jti.co.jp/JTI/attention/20060302/material.pdf
でも,元論文は隠されているわけでもなんでもなく,ちゃんとフルテキスト公開されています

http://jncicancerspectrum.oxfordjournals.org/cgi/content/short/jnci;90/19/1440
で右にあるfulltextのリンクをクリックすれば開くと思います。

子供のときに曝露があった方がリスクが有意に下がっている結果(表2)は,著者自身はDiscussionの中で,相対リスク1(効果なし)あたりのsampling fluctuationだろうと言っていて,とくにメカニズムとかは何も論じていません。

case-controlなので,子供の頃曝露して若年で発病して亡くなってしまった人はこのcaseには入らないので,そこがバイアスになるということが考えられますね。

著者の文脈にそって考えても,sampling fluctuationで有意になったという文章が意味するところを素直に受け取ると,この論文の分析対象が5%未満のrare sampleだったということになりますよね。

結果全体の代表性が疑われることを著者自身認めているという,何ともトホホな論文だなあと思うのは,ぼくだけでしょうか。

コメント

なるほど! ここまで噛み砕いて解説していただくと素人の僕にもよくわかります。

・元論文は公開されている
・多くの研究の中では自然に起こりうる話(「衝撃データ」などではない)
・WHOでもすでに検証済み

ということですね。専門家の皆さんのコメントもすごく勉強になりました。改めてネット時代の情報伝達スピードに驚いてみたり…

それにしてもこの記事が出てきた背景、タバコ産業つながりで何か裏があるのか、それとも週刊誌って元々こういうものなのか…ちょっと気になります。

投稿 ワイネフ | 2006.11.08 08:58

はい、鋭いまとめです、ワイネフさん。

ちなみに、子どもの受動喫煙は、「1以下」のところに95パーセントの信頼区間が収まってしまったという意味で、特別な数字です。

だから、声を大にして言いたかったという側面があるのでしょうね。
とはいえ、研究者の共同体では、「デザインが悪い」「だから、リジェクトされるんだろーが」と笑い飛ばされちゃっているようですが(中澤君のコメントより)

投稿 本人 | 2006.11.08 09:11

それと、ワイネフさん、最初に書いたオッズ比の解説、すっごい誤解でした。
まじめに書こうと思ったら別エントリになってしまいました。

投稿 本人 | 2006.11.08 16:59

私にはちょっと難しい内容でしたが非常にためになるお話でした。ありがとうございます。
そもそもああいった週刊誌ってくだらないことを書いているので見ることは無いのですが信用してしまう人がいることが心配です。。

投稿 cleanair | 2006.11.08 17:57

川端様、

 丁寧なまとめをしていただきましてありがとうございました。でも、こんな騒動を何度もされると大変ですよね。そういう意味では、週刊ポストには反省していただかないと。

 ところで例の週刊ポストの記事の見出しは「受動喫煙は子供の発がん率を低下させる!」ですよね。そして横には「成人男女も『影響なし』−」と書いてあります。これが一つの症例対照研究の結果から出てきたものです。この症例対照研究は、肺がん罹患症例とそれに対する対照から構成されています。肺がん症例は子供の症例ではなく、74歳までが含まれています。従ってこの研究は、大人の肺がん症例と対照を受動喫煙という曝露に関して、大人における曝露と、子供における曝露の両方で評価しているのです。

 ところで、能動喫煙を止めてから肺がんになる危険性がどの程度減るでしょうか?IARCその他のデータではによると非喫煙者のレベルには戻らないものの、10年も経ちますとバラツキがあるモノの結構下がってきます。10倍から20倍もあった相対危険度が、止めてから1倍にどんどん近づいてゆきます(1倍を超えて下がってしまった研究も観られます)。この推定は過小評価しているとIARCは言っていますが、それでもそれなりに下がります。

 さて、このBoffettaらの論文でも、大人での受動喫煙による肺がんへの影響は、1.16か1.17です。他の研究でも2倍を超えるものがあるもののだいたいは1倍台です。これで受動喫煙が止んでから10年以上経って、どれだけ肺がんへの影響が観察可能でしょうか?ましてや子供の頃の受動喫煙による肺がんへの影響がどれだけこの症例対照研究のデザインで検出出来るでしょうか?Boffettaらが考察で、「相対危険度1の周りの標本の変動」で説明している理由もご理解いただけると思います。

 疫学をあまりご存じない方でも、この能動喫煙の影響でさえ検出しにくくなる曝露停止後の影響を、子供の頃の受動喫煙曝露停止後30年、40年、あるいはそれ以上経って検出出来るのかという問題は、比較的簡単に直感的に分かっていただけると思います。これは週刊ポストの方も記事にする前に丁寧に考えていただければ理解可能だったと思います。残念ですね。

 あと、症例を多数集める必要から生じたと思うのですが、この研究はmulticentar(多施設研究)と聞こえは良いのですが、対照の集め方等の研究デザインは施設毎でばらついてしまっているのは、気になる点です。

投稿 津田敏秀 | 2006.11.08 23:31

津田さん、そうですね。曝露終了後、数十年以上たって検出しようとするというのは、たしかに無謀です。親の喫煙で病気地なる子は、もっと早い時期になってしまっていると考えた方が自然なわけですね。それはまた恐ろしい話だなあ……。

Cleanairさん、すみません、できるだけ簡単にと思いつつ、なかなか困難なことも多く。
こういうのって、津田さんや中澤君みたいな専門家から、ぼくやワイネフさんみたいなインタプリター的な立場の者、さらにはcleanairさんのように関心を持ってくださる方々まで、この方面の知識の様々なグラデーションがあって、その間でしばしば双方向で、知識の受け渡し(?)をしているような感覚があります。何か分からないこととか具体的にありましたら、書き込んでいただければ、考えるきっかけになりますので、ご遠慮なく、です。

投稿 本人 | 2006.11.09 10:02

津田敏秀氏からのメールで早速「コメント」を読ませて頂きました。的確なご指摘に、敬意を表します。

 実は、以前頂いた名刺の住所に『禁煙ジャーナル』や他の資料をお送りしたところ、戻ってきてしまいました。

 現在のご住所をご一報願えれば幸いです。よろしく……。

投稿 渡辺文学 | 2006.11.09 12:48

渡辺さんごぶさたしています。

住所の件、申し訳ありません。同じ町内ですが引越をしたんです。
のちほどメールさしあげますね。

投稿 本人 | 2006.11.09 18:45

脱線書き込み失礼します。(本文と直接関係ないので無視していただいてもかまいません)

横国大の室井尚のデタラメレポート「嫌煙運動という神経症」
http://www.bekkoame.ne.jp/~hmuroi/kenen.html
がネット上にアップされています。これを鵜呑みにしてリンクを貼る人が結構多いので、今、「タネ明かし」記事を書いているところです。
http://winef.ddns.us:680/~winef/muroi/muroi1.html

これの「1.タバコは肺ガンの原因か」にこんな記述があります。

「その中で非喫煙者と喫煙者の肺ガン発生率の違いの統計的有意性はほんの僅かなものです。たとえば、1:1.3というような比率のもつ有意性が統計学的には「喫煙者が肺ガンにかかる確率は非喫煙者の5倍から10倍」というように解釈されているのです。」

比率が「1:1.3」なら肺がんにかかる確率も1.3倍ではないかと思うのですが。この人、受動喫煙と能動喫煙の話をゴッチャにしているという疑念がムクムクと湧いてきたのですが、実際のところどうなんでしょう? どなたか回答してくださる方がいらっしゃったらよろしくお願いします。

あと、これも余談ですが、小谷野敦への公開討論要請の件が産経新聞のニュースサイト「イザ!」で取り上げられました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/26946/

投稿 ワイネフ | 2006.11.10 08:02

上記リポートは、山形浩生氏が、かなり真面目に反論してましたよね。まだ、生き残っているんですね。ぼくはあの文章、読みにくくて、挫折しちゃうんですよねぇ。

ちなみに、1:1.3の件、それは何かがおかしいです。ぼくも、受動喫煙と能動喫煙を混同している説に一票。

それと、「有意性」という言葉、変な使い方ですね。統計学での「有意」という言葉を、日常言語方面に大幅にねじまげて、それでも統計用語的につかってみました、という雰囲気。

投稿 本人 | 2006.11.10 12:41

>ぼくはあの文章、読みにくくて、挫折しちゃうんですよねぇ。

それがマトモな感覚だと思います。

>上記リポートは、山形浩生氏が、かなり真面目に反論してましたよね。

僕も山形さんのレポート読んで勉強させてもらいました。

ただ、世間一般の人ってちょっと数式が出てくるだけで、もう判断が付かなくなってしまうんですよね。あれだけデタラメまみれのレポートをいろんな人が平気でリンクするのを何度も見ました。

たとえばこのレポートの第2章では、「グラム」と「リットル」の単純ミスも含めて二重三重の間違いの結果、「水道水の発ガン物質はタバコの一万倍」というトンデモない記述があるんですけど、今年6月に出た別冊宝島「最後のタバコ論争!」
http://tkj.jp/book/book_12138901.html
でもそのまま引用されていたり…

だから山形さんのが高校・大学レベルだとすれば、僕は小学・中学生レベルの記事を書こうとしているわけなんです。

>ちなみに、1:1.3の件、それは何かがおかしいです。ぼくも、受動喫煙と能動喫煙を混同している説に一票。

ありがとうございます。その線でもうちょっと突っ込んで考えてみます。


投稿 ワイネフ | 2006.11.10 15:52

 たぶん、能動喫煙と受動喫煙とを混同しているのだと思います。この混同は結構目にします。これ以外に受動喫煙の害を肺がんだけで論じ、それに反駁すれば事足りると思っている勘違いも多いですね。無知から来ているのでしょうが、踊らされているのかも知れません。タバコ会社とニコチンに。

投稿 津田敏秀 | 2006.11.11 00:45

>たぶん、能動喫煙と受動喫煙とを混同しているのだと思います。

やっぱりそうですか。これで確信が持てました。

>無知から来ているのでしょうが、踊らされているのかも知れません。

タバコより怖いのは「無知」だと思います。「踊らされている」のも同感です。一種の社会的な洗脳ですね。そういう意味ではみんな被害者なんでしょう。

(ちなみに今アップしている記事は少々イヤミ過ぎるスタイルなので、もうちょっとほのぼの系に書き換える予定です。一般の人に事実を知ってもらうことが目的なので)

投稿 ワイネフ | 2006.11.11 03:41

ほのぼのアップ(?)、おまちしています。
たのしみです。

投稿 本人 | 2006.11.12 07:21

川端さん、津田さんのコメントを反映してアップしてみました。ありがとうございました!

でも・・・1年間誰に指摘されようと完全に開き直っていた室井尚が、「タバコメ」アップした途端、指摘箇所を次々と修正した上でさらなる悪あがきをはじめたようです。
僕としてはこの記事はさっさと終わらせて次の企画に進みたいと思っているので、どこまでツッコめばいいのか悩みどころではあります(笑

投稿 ワイネフ | 2006.11.14 11:59

ワイネフさん、おつかれさまです。
たしかに、11月になってからの更新がありますね。
今後も、あるのかな。
楽しみです。

でも、だんだん「読める」文章になってきました。
トンデモな部分が削られたり、修正されたりして、撤退戦に入っている印象。
今残っているトンデモはわりと普通の議論として論破できちゃいそうなかんじですよね。
つまり、面白みのないフツーの間違い。

投稿 本人 | 2006.11.15 12:13

関連投稿

日本呼吸器学会が、週刊ポストの「小児期の受動喫煙は肺ガンを減らす」とした記事に反論する声明
http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/352.html
投稿者 どっちだ 日時 2006 年 11 月 21 日 14:01:09: Neh0eMBXBwlZk


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