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----勤務医 開業つれづれ日記---------------------------------------------------
http://ameblo.jp/med/entry-10028113233.html
ある助産所からの搬送例 開業助産所と嘱託医問題
ネタ元は
「産科医療を考える」
http://d.hatena.ne.jp/guri/20070315/1173971272
です。
トラックバックありがとうございました。
心臓が痛いです。
助産師の方の言い分も
確かにありますが、
どうなんでしょう？
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産科医療を考える
■[雑感]日記のようなもの
http://d.hatena.ne.jp/guri/20070315/1173971272
さて、今日は県内の周産期救急に関しての集まりに顔を出してきました。
その中で
助産所からの搬送例
についての症例が出てきました。
41週破水後分娩停止。
本人は母体搬送を希望したが
「帝王切開されたら脳性麻痺になる」と説得され
そのままクリステレルにて圧出分娩。
新生児仮死にて搬送されるが児は死亡。
母体は産褥に発熱し、CRP32（注１）と子宮内感染が認められた。
また会陰切開を行われており、創部離解。
我々からみれば、もはや犯罪的行為です（注２）。
全部が全部とは言いませんが、
このレベルの助産所は少ない訳ではありません。
これで嘱託医を引き受けて欲しいと言われても、腰が引けてしまいます。
医療施設勤務の助産師にはもっとできる人もいるわけですから、もう少し開業助産師のレベルの底上げはできないものでしょうか。
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注１ ＣＲＰ：Ｃ反応タンパクのこと。炎症の度合いを示す。施設により正常値は異なりますが、普通０．４前後。
（あくまで個人的な印象ですが、ＣＲＰは普通の風邪では２−５、入院が必要になるレヴェルは７，８から１０以上。３０以上は重症で生死にかかわる印象です。）
注２ 会陰切開は医療行為。縫合と同様、助産師は行えない。
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解釈的には、
本人が「病院にもう行きたい」
と言っても、
「帝切すると脳性麻痺になる」
と無理やり分娩を続け、
脳性麻痺どころか新生児死亡。
会陰も切開され、
重症の感染がおき
生死にかかわるほどの状態。
…
これって、日本の話ですよね？
発展途上国の話では無いのですよね？
医師が叩かれるなら、
この黒魔術的な助産が
認められるいわれはないと思います。
この助産師が逮捕されるのに
何の問題も無い様に思います。
助産師のレヴェルがあまりにも
ばらつきがある様に思えてなりません。
一方では厚労省という国家権力の中に深く入り込み
（前法務大臣 南野知恵子参議院議員は助産師
であり看護連盟顧問）
他方では、今回のように
ひどいことを繰り返す「リピーター助産師」がいます。
そして、すべての責任を
医師に負わせ、
助産所ではなく
病院に対する裁判が頻発しています。
少なくとも、助産師が助産行為で
逮捕されたことは
私は知りません。
「無責任制度」が問題の根を
さらに深くしているように
思えてなりません。
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