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癌「病」はイデオロギーの産物なり
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投稿者 北かばさん 日時 2007 年 3 月 20 日 10:16:24: os0Ldzpsr4MDk
 

  すばらしい文章にふれたので、紹介させていただきます。
 紹介はじめ;

  [000471]「拝啓NHK様」 寺山心一翁
2007-03-20

今朝、寺山心一翁さんからメールが届き、
その中に、NHKに送ったメッセージが添付されていました。
とても重要で、本質的なメッセージだと思います。
実はぼくも先日NHKのその 「百万回の永訣」を観て、全く同じことを考えていました。

そしてこのサイト(メルマガ)にそのことを書きたいと思っていたのですが、
いろいろあってついにできませんでした(そのうち忘却の彼方に<笑>)。

昨夜の「朝日記事」もそうでしたが、
「ぜひ伝えたい!」と思っていると、なぜかちゃんとそれに関するメールが届きます<笑>。
しかも、ぼくが書くよりははるかに的確に、見事に、上手にメッセージしてくれますから、
本当にありがたい限りです。

ということで、以下は、寺山心一翁さんの書かれた「拝啓NHK様」の全文です。


 *********************

NHK 「百万回の永訣」番組担当ディレクター 様
(写) NHK 会長 様
 
2007-3-4  寺山心一翁

只今3月4日午後4時30分から6時まで放映されたNHKのテレビ番組、
柳原和子さんの闘病記録である「百万回の永訣」を見終わり、
その後に続いて放映されたアフガニスタンの政情不安のドキュメント番組を見て、
とても不思議なくらいに奇妙な類似点を見つけ、私の感じたことは、お手紙を書くことにしました。
きっとNHKのためになると思いましたので。

二つの番組は、ともに相手となる対象を敵と見なして、行動する姿を報道した番組だったからです。
当たり前のことですが、私の目から見ると当たり前には見えなかったからです。
ガン治療に対する現代医学の摘出手術、抗がん剤、放射線治療という治療方法と、
中東に対して軍事力で占領しようとしているアメリカ政府の政策が、
あまりにも類似性を持っていたからです。

柳原さんは、自分の健康状態が悪くなるガンを敵視して、
抗ガン剤や放射線で叩く色々な方法を医者からすすめられ、
迷った挙句に副作用があるが現代医学の研究結果に従う方法を取ったということ。
アフガニスタン政府は、現政権に対する反対するタリバンを敵とみなして、
攻撃して殺すという方法を取っていること。
これはアメリカのブッシュ政権の意見に従っているという方法で、
二つは不思議なくらいにまったく同じ方向性を持つ方法を私は感じたからです。

私は直感で、柳原和子さんのガンは決して治らないと感じました。
免疫力や自然治癒力という点から見ると、
これらを低下させるという基本的な深い真理に柳原さんは少しも気づかず、
部分しか知らない最先端の専門家の医師の意見に彼女が頼っていく方法であるからです。
彼女はご自分のガンが再発して少しも良くならないために、新しい方法をいつも執拗に追いかけて、
本を書こうとするジャーナリスト魂の闘病記録であったことです。
柳原さんは自分が治りたいという一心で、最新のガン治療の方法を求めて
有名な病院の医師を探し歩く行動そのものとしてはとても素晴らしいと思いました。
しかし柳原さんには智慧を感じ取ることが出来ませんでした。
深く感じて判断するという面がなく、もがいて格闘しているというのを、
柳原和子さんの基本的な行動態度の中に感じたからです。
私は間もなく柳原和子さんが死を迎え、亡くなるだろうと感じました。

私は1985年にガンの末期患者でした。
私のガンからの治癒は、ガンは自分が作ったものであり、
自分自身なのだと感じたことがターニングポイントだったからです。
抗がん剤や放射線治療に頼る方法が間違っているということに気がついたときでした。
自分の生活習慣が間違っていたために、からだがガンを作り、
ガンを作った患者に何かを教えようとしていたのです。
私はガンが自分の味方であるということが、そのときに深く分かりました。

私は退院後に病院の治療には一切頼りませんでした。
むしろ私の中にあった智慧が色々と私にささやいてくれたことに忠実に従ったのです。
まずガンに愛を送り、やがて消滅していきました。
そして以後は再発もしなければ、更に以前よりもさらにもっと丈夫になりました。

当時の医療方法であるガンを叩いて殺そうとする医学が、
人間の仕組みの根本である免疫力と自然治癒力を無視しているという、
最先端の医学の方法が間違っていると感じたからです。
柳原さんの行動を見て、1985年当時と比べて、
いまでもこの現代医学のアプローチの仕方や考え方が少しも変わっていないと感じられたのです。

医学が進歩しているといいながら、ガンでなくなる人たちが毎年どんどんと増加しています。
一体何がこのようにしているのでしょうか?不思議と思いませんか?

NHKでこの番組を担当されているディレクターやスタッフの人たちの意識は、
知識はあっても智慧がないということを私は感じて大変悲しくなり、残念に思いました。
NHKの立場は、柳原和子さんのガン治療と格闘するドキュメントを作って、
ガンは治らないということを更に国民に宣伝しようとしているのですか?
それともNHKは柳原さんが苦しんでいることを記録して、
皆さんに見せて視聴率を上げようとしたいのですか?
もしもそういう試みであるとしたら、あまりにも一方的な報道で、NHKはずいぶん意識が低いばかりか、
科学的なデータにもとづく健康保険をベースとした医療行政を礼賛しようしか思えなく感じました。

いまNHKの知らない処で、現在の健康保険による治療法を用いないで、
たくさんの人たちがガンから治っていっているという事実があることを、
本当に知らないでいるのでしょうか?
それともこのことをNHKは知っていて、黙殺しようとしているのかは私には分かりませんが、
これは事実なのです。
民間放送なら分かりますが、NHKという公共性のある立場の放送局が
もしもこの事実を黙殺しているということであれば、
情報の平等性という立場から見ても大変な誤りをNHKは国民に対して犯していることになります。

一方のケースとして、タリバンという敵をでっち上げて作り、
戦争という形を取って殺そうとするアメリカのブッシュ政権の方法は、
抗がん剤と放射線とまったく同じように見えました。
これは、自らの国のためという名目で欲に眩んで、
アフガニスタンやイラクという石油を埋蔵している土地を支配したい
という欲望に駆られるアメリカが丸見えだからです。
また911という事件もアメリカ政府が自ら起こして、
人心を煽ってために行われた方法であったという情報を私は聞いています。
さも有りなんと思いました。
1938年に日本の軍部が盧溝橋事件をでっち上げて、
シナ事変を起こしたやり方とまったく同じような手口に思えます。

タリバンの存在はアメリカや世界に対して何かを教えようと行動していると私には思えます。
今アメリカ人のイラクやアフガニスタンでの存在は、現地のイスラムの人たちの反感を買っています。
イスラム人は必死になってたくさんのアメリカ人のなかに爆弾を抱えて飛び込み、
結果はアメリカ兵士が毎日のように殺されていっているのです。
それをテロと言っているアメリカ政府の考えや行いが根本的におかしいのとまったく同じではないでしょうか?

ブッシュ政権の行っているこの方法は、決して成功しないでしょう。
そしてきっと失敗ということが明確になると、やがてベトナム戦争と同じように、やむなくアメリカは
アフガニスタンやイランから撤退をすることを何か理由をつけて決定することになるでしょう。


ガン患者だったジャーナリストの千葉敦子さんの例を書いてみます。
1985年、当時私はガンの末期の状態で、自宅で死を迎えるために病院から退院しました。
自宅で死を待つ毎日を過ごしながら、ガンは自分が作ったのだということに気づき、
自ら作った全責任を私が取って、からだに対して副作用が出ないという方法を
自分で選んで色々と試して治療を行っているうちに、だんだんと病状が良くなっていきました。

ちょうどそのころニューヨークで闘病生活をしていたジャーナリストの千葉敦子さんが、
何か良い意見があったら知らせ欲しいと新聞で訴えていましたので、
私が行っていた方法を手紙に書いてニューヨークの千葉さん宛に郵送しました。

自分の生活習慣の間違いからガンを作ったことを素直に認め、自分自身であるガンに愛を送り続け、
毎朝は日の出を眺めて祈り、マクロビオティックである玄米菜食を取り入れて、
自分の生活習慣を根本的に変えて行くことをしていきましたら、
次第に体調がよくなってきているという内容を私は書きました。

千葉敦子さんは彼女の持っていた日本のある新聞である媒体のなかで、
私からの提案を名前は挙げませんでしたが取り上げて書きました。

ところがです。
千葉敦子さんの取り上げ方は、玄米菜食でガンが治ると日本から手紙をくれた人がいて、
そんな科学的根拠のないおかしな方法では絶対にガンは治るはずはないといって、
私がせっかく親切に忠告をしたことを逆に激しく否定しました。
そして自分は最先端のガン治療を行っている世界で最も医療技術の進んでいるニューヨークで、
疑問をもちながらも副作用と闘いながらガンの治療を受けていると書き記し、
私からの提案を素直には受け入れようとはしませんでした。

最先端の知識を追いかける知識人の特徴として、
この千葉敦子さんが頭だけで理解して取り入れようとする努力を見て、
一方では深く感じないで理解できない態度を見て、私はとても悲しく思いました。
知的な人の特徴は、自分よりも知識を持っている学歴の高い専門性のある人たちの意見は聞き入れ、
自分よりも低い学歴や科学的根拠のない怪しいと思われる意識を持った人の考えを
取り入れようとする柔軟性はありませんでした。
そのときに書かれた千葉敦子さんの文章を見たとき、
彼女は深い智慧が少しも分からない人だと思い、間もなく死を迎えると感じました。
結果として最後にニューヨークで死を迎えたのです。

2006年4月になくなられた絵門ゆう子の場合について、少し述べましょう。
絵門ゆう子さんはNHKのアナウンサー出身で、その後タレントとなり、
自分がガンになってからは、
彼女のお母さんがガンになって通常の現代医学の治療で亡くなったという経験から、
その反動で自分がガンになったときには代替医療を色々と試しているという記事を発表され、
ガン治療のジャーナリストとして活躍されていました。

しかし代替医療といわれる方法を取り入れたものの、結局は効果が絵門さん自身が感じられず、
最終的には聖路加病院で西洋医学に頼るようになっていきました。
しかしだんだんと今まで信頼していた抗がん剤がとうとう効かなくなってしまい、
この事態を何とか解決したいために、
共通の親しい間柄であるご縁からの紹介ということで私に助けを求めました。
私の友人であるピアニストの友人と一緒に私のオフィスを訪れました。
私は絵門さんの状況を、心を開いて一生懸命に聞きましたが、
私は一切説得というようなことをしませんでした。そこには絵門さんは、
彼女の知識のほうが私よりもはるかに優位に立っているという立場の雰囲気が感じられたからです。

私は絵門ゆう子さんにお会いする前に、2005年8月14日に下記のメールを書きました。
どうかこの内容を素直に感じていただければ幸です。


愛  心

絵門ゆう子さん、           2005‐8‐14

アメリカのニューヨークからサンフランシスコまでの一ヶ月にわたる旅から、8月11日夜に帰国しました。
毎年今頃はこのようなスケジュールです。

本日14日夜,長年の友人であります樹原涼子さんと私の阿佐ヶ谷のオフィスにお出でいただけますとのこと。
お会いしてお話ができますことを、とても楽しみにしています。
きっとお互いにとって、とても大切な時間になることと感じています。

今朝は夜明けから、絵門ゆう子さんのホームページのすべて拝見させていただきました。
本当に今まで本物の道探しで大変だったのですね。

現在ガンになったたくさんの人々が、間違ったガン治療による医療のためにガンで苦しみ、死んでいっています。
科学的な教育を受けた医師たちは、この本当の医療の意味することを知りませんし、感じていないのです。
感じる力が低いのです。
エゴがあるからです。
悟っていないのです。
そして患者も、そのことを感じていません。

いつもガンになった人たちには、「ガンを自分で治した医者に行きなさい」と申しています。
しかしそのような医者は私の知る限りひとりもいないのです。

私はガンが治っていくための本物の深い治癒への道を、
少しでも多くの人々に感じさせたい気持ちでいっぱいで、いつの間にか20年が過ぎました。
そして世界のあちこちから招かれ、主に英語で講演やワークショップを行いながら、
また個人相談をしながら、悟りへの道を示してきました。
そしてたくさんの人々が治っていきましたし、一方ではたくさんの人々が
私の目標とする悟りの道に残念ながら入れずに、その人に寿命を終えて、亡くなって行かれました。

何とか「本物の深い医療」に道が開けていけば、
科学的な医療が、いかに中途半端な部分治療をしているかがわかりますね。
今の健康保険をベースにしている科学的な医学と医療が、所詮浅すぎるのです。
私はかって音楽教育と科学教育を受け、
現在は超越したホリスティック物理学者の私が、本当にそのことを感じています。

私は今の患者教育が、本物の深いものにやがて変わっていくと感じています。
それは治っていったガン患者こそが自分で体験したことを人々に知らせていくことで、
人々の意識が変化して高まっていくからです。
科学から宗教に、そしてさらに霊的にもまた神の意識に高まると、
いかに宗教が悪さをこの世ではたしているかがわかります。

ひとえに、人間の感じることを高め,悟ることです。
改めて、今夜お会いできますことを楽しみにしています。

愛     心


そしてご存知のように2006年4月になくなりました。

このことに気がついていただきたいと、私はこの手紙を書きました。
お返事を頂かなくて結構です。
ただNHKの中で、かならず話題にしていただきたいと思います。

以上


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