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皆さん。タミフルごときでスピンされてる事態じゃござんせん。
http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/581.html
投稿者 どっちだ 日時 2007 年 3 月 23 日 22:16:11: Neh0eMBXBwlZk
 

皆さん。タミフルごときでスピンされてる事態じゃござんせん。アホかいな。まったく。

4月1日をもって医療崩壊の連鎖が炸裂します。覚悟してください。

----新小児科医のつぶやき------------------------------------------------------

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070323

# 暇人28号 『
私の居住地は結構知られているようなので最近の発言は慎重なのですが、あえて。

先日心カテの必要な患者さんを近隣の3次基幹病院に紹介しましたところ、「もう心カテやっていません。」ってお返事が......

頭ではシミュレートしていましたが、実際に起こると動揺が隠し切れない。循環器医療は崩壊の危機に瀕している。後は他の病院の残存部隊の先生方の意欲が尽きたら一気にアウトでしょうね。どうしよう。ここから隣の医療圏まで120kmなんだけど。』

# 暇人28号 『
ちなみに、他院の循環器に余裕があるかといえば全く無く、MRさんが夜7時に行っても先生方が忙しくて全く面会する余裕が無いとのこと。しかもこれは某3次救急病院で心カテしているときの話。

さて、今後どうなることやら。大体想像付くけど。そして、今まで私の想像通りに話が進んでいるけどね。』

# 774氏 『
 うちの地域も、紹介したら「もうその科は閉鎖しました」は悲しい。120Kmは凄いなあ。北播磨が僻地といっても最大20Kmあれば隣の病院に着くから。ただし4/1以後はマジで神戸・阪神間に患者がなだれ込む事になるんですが。のじぎく県の循環器と麻酔と整形は最終局面に入りますから。くすのき大本土決戦ですわ。第2神明明石西・北神戸線・新神戸トンネル未納谷、山陽拘束神戸西、六甲北有料低速道路唐戸、2・65・175・250号線あたりに防衛ラインがいるかもね。学生の頃の戦争ゲームのやりすぎだな。東京vs大阪とか、日本4カ国戦とか、懐かしい。』

# 県北部 『のじぎく県北部より。
そうですか、県下は循環器・整形は最終局面ですか。
北部は唯一潤っているのが循環器(7人)と整形(7人)なのですが・・・
4月にはそれも滅びるかも知れませんね。

南部までは90kmで暇人28号様の地域よりはマシ?
いや、その南部もえらいことになってるわけですよね。
神戸・大阪までは150km、鳥取がどうなのか知りませんが距離はやはり150km・・・

まあ県は北部20万人よりは南部の100万単位の人たちを優先するはなぁ、普通・・』

# nac 『>774様
戦争ゲームとはPCではなくやはり紙のボードゲームですよね?私も自作したりしてましたねー。初めはペラペラの紙でユニット作ってましたがそのうちHJのキットみたいの買って立派なユニット、立派なヘックスのある地図作ったりしてました。懐かしいですね。』

# けろち 『>暇人28号さま
 あ〜。3次病院で循環器が減っているといえば、産科も崩壊した?○○○ですか。でも、札幌行きの飛行機はHACもA-netも飛んでいるし・・・。』

# 暇人28号 『
大体分かる人にはわかってしまうんですよね。

120km先の地域でもなにやらキナ臭い話を聞きましたし、当市内の某病院が医師不足で吹っ飛ぶのでは?なんて話も聞きますし、本当にうつになりそう。医療崩壊が起こって半分祭り気分なのと、不安になるのとごっちゃな気分。』

# 774氏 『
 豊岡の循環器は大丈夫だよー。なぜか医局も力を入れまくり。その南、但馬南部から播磨・丹波にかけてが悲惨の一言。おまけに、ここに来て3月末院長の辞職が目立ってきた。高砂に柏原(なんと、あの副院長「病院は一切責任を負わない」が院長に就任とか、ガセじゃないだろうなあ)に、あとどこだったかな。もう多すぎてどこが閉鎖とかどこがどの大学のジッツなのか、何がなんだか分からなくなってきた。

 とにかく今は北播最終戦争の相談相手にさせられて、というか別同部隊にされかけで、疲れきっているから、ガセに引っかかって間違っていたらごめん。こっちもあっという間に全面崩壊の様相を呈してきた。こっちが破綻したら、175号線を医療難民部隊(歩兵+有音装甲車)が南下するから、明石、西神戸、須磨北部は大変ですぞ。

 という事で、軍事の話が一番気休めに。悪いけどボードゲームはルールが複雑なものが多くて挫折しました。電子ゲームだとルール以外のことは出来ないから、嫌でも正しいルールを覚えるから楽です。ただし、ブログの書き込みを見てもらうと分かるように、私は現代戦や現代兵器は素人同然なので、軍ヲタ達にはついていけなかった。と言いながら1940年頃のも、なかなかついていけなかったけどね。私は所詮、軍ヲタ失格の烙印を押された人です。軍事そのものよりも外交や地政学、戦時経済の方が好きだったなあ。ただし陰謀論と、ご都合主義や最後はオカルト話になる小説は嫌い。まあ、軍隊と医療は性格が似ているし、戦略的思考を持つと医療の将来が見えてくるし。』

# ex_inakaDr 『←不明を恥じ入るばかり
===================
615 名前: 卵の名無しさん Mail: 投稿日: 2007/03/23(金) 11:07:45 ID: 1tDfXvaY0
>>543
東京のどこが崩壊しているんだ
@
勘違いするな! 崩壊ではなく、世界標準化 といってくれ
===================
僻地医療の自爆燃料を語る56
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1174103731/

>>暇人28号さん
ということで医療事情がちょっぴりglobal standardにすり寄って行くだけです。
うつになる必要はありませんよ。』

# けろち 『 さいはて医大もこれから学長選挙ですけど。病院内にスタ−バックス入れている場合ではないのですが。』

# ただの通行人 『タミフルですが,FDAのレポートがあります.目下解析中ですが,結論としては下の一文につきると思います.

...many events such as convulsions, delirium,and depressed level of consciousness are complications of viral encephalitis secondary to influenza making it difficult to distinguish between complications of the virus, potential adverse effects of oseltamivir, or a combination of both.

http://www.fda.gov/ohrms/dockets/ac/06/briefing/2006-4254b_09_01_Tamiflu%20AE%20Review%202006%20Redacted_D060309_092.pdf

# 774氏 『
 のぢぎく県は麻酔科が(も)非常事態を迎えていますが、麻酔科教授が真っ先に逃散するという前代未聞の状態で、病院長の辞任など比ではありません。某病院某科長様の病院が大変な事態を迎えていて、直接は関係ない私まで巻き込まれています。詳しくは「ああ播磨だな」スレを参照して下さい。兵庫県の基幹病院計画で認められた西脇病院の崩壊は、北播崩壊を意味しますので無関係というわけにはいかず、断りきれない辛い立場です。日本循環器学会で、主催者である横山教授に、のぢぎく県循環器崩壊を質問した勇者は、結局いなかったそうでね。残念。』

# 暇人28号 『
「ああ播磨だな」スレを見てきましたが、すごいですね。のじぎく県や「お茶っ葉」県はなんでこんなにひどいんですか?

さて、4月からが見ものだ。』

----天漢日乗---------------------------------------------------------------

2007-03-23

「マスコミたらい回し」とは?(その41) 奈良県南部の産科崩壊は婦人科にも及ぶ 県立五條病院の常勤医が3月末退職

これも、毎日新聞奈良支局は
 産科集約化の結果
というのだろうか。
何故、奈良県は
 産科医が不足
してるのか。誰も欠員補充に応じないのか。
その理由は、「大淀病院産婦死亡事例」報道にあると思う。

奈良新聞より。


来月から常勤医ゼロ-県立五條病院婦人科  (2007.3.21 奈良新聞)

   南和地域の拠点病院となっている県立五條病院(五條市野原西5丁目)の婦人科常勤医が4月からいなくなることが、20日までに分かった。現在勤務している30代の常勤医が3月末で退職。全県的な医師不足で後任常勤医が確保できず、4月からの外来診療は週1日(木曜日)に限り、県立医大派遣の非常勤医一人体制で行う。

 同病院は昨年4月から、常勤医一人減で分娩(ぶんべん)の取り扱いを休止。平成17年度の患者数は、外来が延べ4136人、入院が同1844人だったのに対し、婦人科診療のみの昨年4月から今年2月までの外来患者は延べ981人(1日平均四人)、入院患者は同51人と激減した。

まあ、今時「医師確保」などといってる時点で、産婦人科医は誰も五條病院に行かないだろうな。

五條病院の分娩取り扱い中止は、去年の4月。大淀病院産婦死亡事例より前の話だが、この時で、すでに
 県内の産科不足は著明
になっていた。正常なお産なら、どこで産んでも大丈夫だが、問題は
 高リスク妊産婦や急変の管理・処置
だ。大淀病院産婦死亡事例のセンセーショナルな「誤報」を含む初期報道が引き金になって、奈良県南部産科の最後の砦であった大淀病院産科は4月から産科休止、奈良県南部の産科は実質的に崩壊した。産科ドミノ倒しは、県外の自治体、つまりは近畿圏にも深刻な影響を及ぼしている。
結局は
 田舎支局のつまらない功名心が奈良県の産科を殺し、奈良県のみならず近畿の妊産婦の安全なお産の機会を奪った
のである。
 産科ドミノ倒し
とは、
 1産科の閉鎖→他病院へ妊産婦が流れる→他病院の産科がオーバーワークとなり疲弊→産科休止or分娩制限→他病院へ妊産婦が流れる
という不毛な悪循環が広がり、結果的に産科が潰れていくことだ。

本来なら
 極めてまれで、母子共に助からない可能性が高かった難しい事例であり、残念ながらお母さんは助からなかったが、お子さんは無事
と、搬送を受けた国循の処置が賞賛されてしかるべきなのに、報道は
 大淀病院の「医療ミス」
と、まったく医学的事実と異なった煽情的な方向に進んだ。遺族感情は理解できるが、報道は冷静であるべきである。しかし、実際は、自らも妊娠中(妊娠初期の精神的にも不安定な時期)だった若い記者が遺族感情に引きずられて公正中立な立場を見失い暴走、
 支局全体が感情失禁に陥り、本当の問題を見ずに、誤った方向に突き進んだ
のである。信じがたい暴挙だ。

現在の奈良県南部の産科の状況をまとめた。


町立大淀病院
http://www.town.oyodo.nara.jp/shisetsu/oyodo_byouin/oyodo_byouin.html
一人医長
4月から産科休止

奈良県立五條病院
http://www11.ocn.ne.jp/~gojo-h/
婦人科のみ
一人医長→3月退職

宇陀市立病院
http://www.udacity-hp.jp/sanfujinka/index.html
産婦人科→出産を扱わず
一人医長
診察内容 婦人科全般 初期妊婦検診 子宮がん検診・卵巣がん検診 避妊相談 ピルの処方(避妊用・月経障害の改善用)

大和高田市立病院
http://www.ym-hp.yamatotakada.nara.jp/index.html

産科の分娩制限について

当院では現在、産婦人科医師3名体制で診療をおこなっており ますが、周辺地域の閉院等の影響を受け、当院医師が受け持つ患者様の数が限度を超えております。このままでは医療安全、患者サービス等にも支障をきたす恐れがあります。

 当院における分娩取扱いは、現住所が大和高田市、及び葛城広域圏管内(御所市・香芝市・葛城市・広陵町)にある方と里帰り先の住所が大和高田市にある方に限らせて頂くことといたします。ご迷惑をおかけしますがご了承の程お願いいたします。すでに分娩予約されている方は、その限りではありません。産科受診の際はご注意ください。


大和高田市立病院 院長

現在「臨時看護職員」として看護師・助産師募集中

2007春の医療崩壊は4月1日には判明するだろう。
近畿の産科崩壊の様相も明らかになるだろう。
その
 産科崩壊を進める圧力
となったのが
 毎日新聞奈良支局の「大淀病院産婦死亡事例」報道
である。いくら、この一連の報道が賞を受けようとも、
 全国の産科崩壊のきっかけの一つ
になったことを、わたしは忘れない。毎日新聞奈良支局と大阪本社は
 報道後、分娩制限を受けたり、搬送先が見つからずに不利益を被った全国のすべての妊産婦と赤ちゃんの敵
である。

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