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□【SUNDAYウォッチ】自民揺らす 郵政造反組の復党 [JANJAN]
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【SUNDAYウォッチ】自民揺らす 郵政造反組の復党 2006/10/30
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先週は「日ハム優勝、新庄引退」がテレビ画面を独占した。全国の野球ファンはじめ、北海道民は大いに喜んだ。
国民的感動の裏で頭を抱えているのが自民党執行部である。衆院補選２戦全勝を受けて、郵政造反組の復党問題が党を大きく揺さぶっている。帰さないと来夏の参院選が危うい。かと言って帰すと改革イメージが損なわれ、選挙に負ける恐れもある。「日曜ニュース特集」は自民党幹事長の苦しい胸のうちに迫った。
■報道２００１（フジテレビ）
●郵政造反組の復党
ゲスト：中川秀直・自民党幹事長／八代尚宏・経済財政諮問会議民間議員
ロケットスタートといわれる安倍新内閣だが、勝因は何か？
司会者が切り出して、番組は始まった。最初の時点で「幹事長を困らせるような突っ込んだ質問は出ないな」ということがわかった。
当然幹事長の中川さんは、安倍政権は素晴らしいとアピールする。
「信念を持って国益と戦略を持ってやっている安倍さんが、党利党略の小沢さんに勝った」。
番組では早速、郵政造反組の復党問題に迫った。１１月の沖縄県知事選挙が終わったら復党させるとの見方もあるが、と司会者が水を向けた。
中川幹事長は――
「そんな余裕はない。郵政民営化の実現を所信表明でやっている。政権公約でもある。旗は降ろさない」としながらも、「（造反組のうち）１１人は、（その後）賛成票を投じており、首班指名でも安倍さんに入れている」。さらに日米関係に喩えた。第２次世界大戦を戦った間柄でも戦後は同盟関係になったという意味だろう。「価値観を共有できれば」とまで話し、造反組の復党に含みを残した。
一方で「早過ぎるという意見もある。（復党を）希望される方に総括して頂いて……」と慎重な姿勢を見せることも忘れなかった。「数合わせ」「無節操」との批判的世論に配慮してのことだろう。
【電視解剖】
日頃よどみなく話す中川幹事長。テレビ出演でメモを見ながら話す中川氏の姿を見るのは初めてだった。来年の参院選挙を考えると失言は許されない。党と造反組との間で微妙な調整が続いていることを伺わせた。テレビ、それも生はちょっとした「しぐさ」から真相がのぞける。
●第２部は日韓関係
ゲスト：韓国与野党議員／舛添要一・自民党参院政審会長
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番組評価
ゲスト：★★
MC回し：★★
映像と演出：★★
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■関口宏のサンデーモーニング(TBS)
●閣内不一致
「核保有」で麻生外相と久間防衛庁長官、「歴史認識」で首相と下村官房副長官の見解が不一致。
レギュラー評論家陣のコメントは以下―
歴代総理と官房長官談話は踏襲する。しかし本心は（思想を同じくする政治家に）代弁させる。役割分担で世論を誘導している、とも（勘繰れば）とれる。政府与党幹部の発言は重い。閣内不一致していては、この内閣は何をしているのか分からなくなる〜岸井成格・毎日新聞特別編集委員〜
●重要法案の審議状況
テロ対策、防衛省など国会で俎上にのぼっている法案をフリップ（ボード）に列挙した。
毎日仕事で忙しく目先のニュースを追うだけで精一杯のお父さんには、有難い演出だ。
●米中間選挙とブッシュ政権
上下院とも共和党は減らす。下院は民主党が逆転する可能性もある。
ブッシュの指導力は低下する。北朝鮮はそこを見ている。イラクはどっちの方向に柔軟になるのか明確ではない。兵力を増やすという情報もある〜浅井信夫・国際政治学者
●高校で履修漏れ
全国でこれだけやってたということは、文部科学省も知っていた〜浅井氏〜
●大沢親分と張本のスポーツご意見番
「文科省に喝ーッ！」
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番組評価
ゲスト：★★★
MC回し：★★★
映像と演出：★★★★
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■徳光のザ・サンデー（日本テレビ）
●新庄、涙の引退
出演者一同で日本シリーズ優勝（２６日）の映像を見ながら堪能。「視聴率７０％突破」の仰々しいナレーションが響く。「ジャイアンツもかくあれ」と日テレが血を吐くようにして叫んでいるように聞こえて仕方がなかった。なんと４４分間にわたって「新庄劇場」。
●俳優・藤岡琢也さん逝く
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番組評価
ゲスト：★★
MC回し：★★
映像と演出：★★
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■日曜討論（NHK）
●教育をどう再生するのか
ゲスト：伊吹文明・文部科学相／戸田忠雄・教育アナリスト／藤原和博・杉並区立和田中学校校長／藤田秀典・国際基督教大学教授／
▼高校で履修もれ
NHKの調べによれば全国で４０３校、生徒のべ８万６０００人に上る
・「必修を教えなかった背景」「対応」などを討論した。
一番先に発言した伊吹文科相は「日本は法治国家で、学校教育法に定められた……国際社会で……」などとのたまわった。この期に及んでこの発言。誰でもわかっとるわい！日テレの徳さんだったら「能天気」と笑ってすまされるが、文科大臣だとそれではすまされない。伊吹さんの頭の中はどうなっているのだろうか。聞いていて薄ら寒さを覚えるのだった。
▼いじめ問題
「教師の責任」「教員免許の更新制度」「学校の外部評価」「教育委員会のありよう」などを討論した。
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番組評価
ゲスト：★★
MC回し：★★
映像と演出：★
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■サンデープロジェクト（テレビ朝日）
●郵政造反組の復党問題
ゲスト：中川秀直・自民党幹事長。特別コメンテーター：塩川正十郎・元財務相
中川幹事長は「反党行為はしない。所信に従うこと」と造反議員の復党の条件を示した。条件をのめば復党を認めるということである。
田原は切り返す。岐阜１区の野田聖子議員と佐藤ゆかり議員の写真が貼られたフリップ（ボード）を示しながら「野田さんが帰ってきたら、佐藤さんはどうするんですか？」
「（佐藤さんは）我々がお願いして立って頂いた方です。お守りします」と中川幹事長。
田原は再びフリップの写真を示しながら「この人（佐藤議員）は守るが、この人（野田議員）は守らない」と挑発する。幹事長がうっかり口を滑らすことを狙ってのものだ。
中川幹事長は「お守りします」を繰り返した。「刺客議員」については選挙区調整などで、身分を保証するということだろう。
塩爺こと塩川元財務相がいみじくも言った。「党のために復活してほしい人は戻すでしょうね」。すかさず田原が突っ込んだ。「じゃあ帰れる人と帰れない人がいるんだ」。
来夏の参院選挙は、安倍政権にとって最初の試金石となる。何としても勝たねばならない。幹事長の苦しい胸を見透かしたような塩爺と田原のコメントだった。
●民主党の巻き返し
ゲスト：菅直人・代表代行
●安倍“君子豹変”の真相に迫る
ゲスト：岡崎久彦・外交評論家／櫻井よし子・ジャーナリスト／山本一太・参院議員
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番組評価
ゲスト：★★★★
MC回し：★★★★
映像と演出：★★★
(竹谷昇)
▽関連記事
江川紹子氏が今朝の「サンデーモーニング」に出演しなかったらしい（低気温のエクスタシーｂｙはなゆー）
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/996.html
投稿者 天木ファン 日時 2006 年 10 月 29 日 21:40:17: 2nLReFHhGZ7P6
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