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シオニズムのミーム(意味的遺伝子)?
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/137.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 5 月 27 日 20:39:00: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: 自らの国家転覆画策癖と大量虐殺癖が暴露されたから? 投稿者 ぷち熟女 日時 2006 年 5 月 27 日 09:00:01)

シオニズムのミーム(意味的遺伝子)?


まいど。ご無沙汰しております。

西ローマ崩壊以来、欧州の歴史の中で、どうしてあのパレスチナのさほど豊かとも言えない土地に強力なベクトルが常に働くのか、いつも不思議に思っています。アングロ・サクソンは「失われたイスラエルの支族」の一つ、とか、メロヴィング家はユダヤの血統だとか、我がスペイン国王フアン・カルロス1世はシャルル・マニュの後裔でダヴィデの血を引くお方だとかいう話は限りがありません。

まあこれも「清和源氏」「桓武平氏」などと同様に、ヨーロッパのド田舎者であったゲルマン種族たちが単純に何か権威のありそうな(つまり聖書に書かれてあるような)血統に、素朴に自分を結び付けて権威付けしただけなのでしょうが、あの馬鹿馬鹿しい十字軍の心理的なエネルギーの一つとしてこのような虚構の体系が存在していたことに間違いはないでしょう。

そしてそれがマルタ騎士団だの我がバルセロナに本部を置くと言うシオン修道会だのといったわけの分からぬ陰謀組織につながり、近代の資本主義の下でロスチャイルドなどのユダヤ資本とつながって虚構が実体化され、やがて近代シオニズムへと結び付いていく、といった話になります。シオニズムは単純にユダヤ人の問題ではなく欧州(米国とカナダを含む)の権力構造自体の問題につながるでしょう。そこでアシュケナジ・ユダヤ人たちがうまく利用され、彼らの一部もシオニズムを都合よく利用して権力構造の中を駆け上っていったわけです。

ユダヤ人にとってシオニズムが「よそ者」であることには、ユダヤ人自身による多くの告発があります。私はむしろこの方が真相ではないのか、と感じています。


しかしそれ以前に、どうしてニケーア公会議でローマ帝国が「旧約聖書」と「新約聖書」の連続性を強調してキリスト教の中にユダヤ教を入れてしまったのか、という問題があります。あの福音書群やパウロ、ペテロなどによる多くの書簡などはおそらく元々のものとは異なっているでしょうし、黙示録に至ってはもろにダニエルやエゼキエルなどの預言書の延長上にあるようです。

イエス・キリスト自身はもちろん、パウロでもペテロでも、現在のセファラディ・ユダヤにつながるユダヤ人ですし、その手紙などが同胞のユダヤ人たちに理解されやすいように自分たちの先祖とつなげた、という理由は分からないでもありませんが、しかしそれがどうしてユダヤ起源では無いローマ帝国の国教となって、ローマ帝国自らが滅ぼしたエルサレムを「虚構世界の首都」にしてしまったのか。

さらに黙示録での「新エルサレム」は、以前のカトリックがやっていたような象徴的・神秘的な意味での「天国の首都」の位置付けから、現在、現世的・具体的な意味での「世界政府の首都」のイメージを持たされつつあるように思われます。

こうしてみますと、シオニズムの問題は単なる「ユダヤ人問題」ではなくなり、2000年にわたる欧州の『歴史(=the history=the story:スペイン語でla historia=その物語)』全部を含んでしまうのですね。シオニズムのミーム(意味的遺伝子)はローマ帝国の時代にすでにその祖形が作られていたように思えます。その遺伝子が他の遺伝子と様々に交雑し合いユダヤ教自らの中にあった「聖なる地シオン」への幻想を取り込んで、近代シオニズムを形作りイスラエルという発現形態を実現させたのではないのか。モルモン教なども「共通先祖」から分岐したその一変種なのでしょう。そして近代以降はそこに当然のごとく「知的計画」が作用するようです。

ロシアなどでのボグロムもなにやら不自然です。あのファシスト・シオニストであるジャボチンスキーあたりがウクライナでのボグロム実行者と手を結んだ事実もあります。同様にカガノビッチやベリヤといったユダヤ系に操られたスターリン(ユダヤ人との話もある)の「ユダヤ人共産主義者」に対する弾圧もまた怪しげな話で、スターリンの「イスラエル建国」に向けた努力と協力は並みではありません。(「反共主義者」メナヘム・ベギンはソ連の手でパレスチナに送り込まれています。)中にはこれを全て英国(つまりロスチャイルド)の「知的計画」によるもの、とする意見もあります。

以前にも書いたことがありますが、生物学の中でダーウイン主義に対抗する「知的計画(intelligent design)」の登場は、決して単なる宗教への回帰とは言えない面を持っています。歴史の「知的計画者」たちが自らの世界支配を宣言した、ということなのでしょう。


まさに「虚構が支配する世界」です。これも以前に言ったことですが『自然法則ウソつかない、人間ウソつく』なんで、人間だけが嘘の中に住むことが出来る。そしてもしある人間がそれだけの権力を持つことが出来たなら自分に取り付いた嘘を現実のものにしようとする。人間は、嘘を付かない自然法則とは異なり、虚構を現実化させる意志の力を持っています。

その人間が作り上げまとめあげた「歴史」なるものを、実数(実体)軸と虚数(虚構)軸の交差する虚数(虚構)空間の中で捉えていかないと、真相は捉えられないように思います。

9・11事変で起こったような、純粋に物理的な、正直に自然法則に沿って起こったようなことが、その虚構空間の中で巨大な誤魔化しに作りかえられます。米西戦争、第1次世界大戦、第2次世界大戦、ファシズムとスターリニズム、「ホロコースト」等々にしても、そういった虚構空間の中に築き上げられた壮大な誤魔化しに過ぎません。

ですから、ああいったamlのような「嘘の世界」に所属する者達は、下の投稿にあったように、草むらに潜む蛇のようなまねしか出来ないわけでしょう。実体の無い世界で生きる者達ですから。
(参照)
http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/126.html
【週刊金曜日論難者】 木村愛二氏とのガス室論争 (aml)


なお「ガス室」につきましては、私は基本的に自然法則以外は信用しませんので、以前の拙稿で申しましたように、アウシュビッツやビルケナウという重大な「物証」が残っているのですから、その、自由な科学的検証を通して得られた結論として、シアン化合物がその壁に大量に残存している、ということであれば納得します。(現在のところゲルマン・ルドルフの研究があるのみで、これはもちろんガス室否定です。)
(参照)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/690.html
よっぽど調査されたら困る事実があるらしい。「WTC崩壊」といっしょだね。
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/767.html
アウシュビッツ・ガス室伝説の化学的および毒物学的不可能性(Rense.com)
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/236.html
アウシュビッツ博物館の館長、「ガス室」のペテンを打ち明ける(Rense.com)


「ユダヤ人絶滅計画」についてはまた別ですね。私が手に入れた資料からも他の資料からもこれは虚構です。
(参照)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/757.html
アウシュビッツが『絶滅収容所』ではないことの生き証人(拙稿を中心に再掲)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/758.html
同じ意味でアンネ・フランクも絶滅収容所存在否定の証人
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/761.html
御存知とは思いますが、念のため。「赤十字によるホロコーストの実体」


日本人だけではなく、スペイン人も英国人もフランス人も、そしてユダヤ人も、この「歴史」という誤魔化しと虚構の解体へ向けての作業の中でしか、救われることは無いでしょう。また、日本人には「日本史」という虚構を解体する責任があります!
(参照)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/925.html
応答感謝。「爆弾三勇士」および、「天皇はん」と「天皇陛下」についての私見。

私なりに出来ることをやり通していくつもりでいます。今後ともよろしく。


【追伸】

「日ユ同祖論」なるものについては、私は何とも言えるものを持っていません。肉体的にはありえないでしょう。ただ古代の中央アジアあたりまでユダヤ教徒が出張していた可能性はありますので、「西の方から伝わった何やら霊験あらたかそうな秘法」とか何とかいうことで、そのシンボルなどが伝わった可能性は否定できませんが。まあ、しかし、これは大まかには明治以降のシオニストによる文化戦略の一つ、と見ておいた方が良いような気がします。

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