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イラン大統領アフマディネジャッドの談話(シュピーゲル誌)
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/267.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 6 月 24 日 23:32:44: CjMHiEP28ibKM
 

イラン大統領アフマディネジャッドの談話(シュピーゲル誌)

(ブッシュ大統領への書簡と一緒に季刊『真相の深層』06秋11号掲載予定)
(シュピーゲル誌の表紙の画像:アフマディネジャッド・イラン大統領の写真と説明)
「その前に世界が畏敬する男」
http://www.jca.apc.org/~altmedka/060609-derspiegel.jpg

独シュピーゲル誌:アフマディネジャッド・イラン大統領とのインタビュー
和訳:石峰 昇一
【訳者からの注記】ドイツを代表する雑誌デル・シュピーゲルは2006年5月31日付の誌面にイラン大統領マフモウド・アフマディネジャッドとの単独インタビューを掲載した。これは第2次世界大戦後の欧米ジャーナリズム活動史の中でも最大級の収穫である。

 シュピーゲル誌自身はあくまでも「正史」の擁護とシオニスト勢力の代弁という立場を崩さないが、イラン大統領のホロコーストおよびイスラエル成立の過程に対する疑惑を思う存分しゃべらせている。あたかもこの60年間ドイツ人が敢えて沈黙してきたことを彼の口を借りて表現しているのではないか、とすら思えてくる。現代西側世界を支配する虚構と欺瞞の構造について、一国の首長があからさまに語り、それを主力雑誌がそのまま世界に向けて発信した、まさに画期的な報道であろう。

 通してお読みになれば、高飛車な態度をちらつかせるシュピーゲルの3名のインタビューアーたちが途中からタジタジとなり、何度も話をそらせ焦点をぼかそうと試み、時として支離滅裂になる様子がお解りになるだろう。アフマディネジャッドの歴史と現在の事実に基づく整然と筋の通った論理に終始圧倒されているのである。

 最初にイズラエル・シャミールによる、このインタビュー記事に寄せる言葉をご紹介したい。
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 アフマディネジャッド、シュピーゲルに語る
 イズラエル・シャミール

 アフマディネジャッドとのインタビュー―あなた方は実際にこれを読むまでは信じようとしないだろうが、偉大な人物だ。マハティールと同様に。もし彼がドイツにやって来るようなことがあれば素晴らしい進展となるだろうに。ドイツのジャーナリストたちは、ヒトラー時代のあらゆるヘボ記者同様に正統派の基本方針を報道してきた。当然だが今の彼らの見地は当時とは異なる。しかし異なる意見が監獄の外に存在する余地の無い点には変わりない。確かにアフマディネジャッドは我々の知らなかったようなことを言ってはいない。しかし我々の知っていることはシュピーゲル誌では公表されてこなかったのだ。
Shamir Readers(http://groups.yahoo.com/group/shamireaders/message/715
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 以下にこのインタビュー記事全文をご紹介する。テヘランにて、シュピーゲル誌のインタビューアーはStefan Aust、Gerhard Sporl、Dieter Bednarzの3名である。

【シュピーゲル記事:ドイツ語原文のUrl】
http://www.spiegel.de/spiegel/0,1518,418312,00.html

【翻訳に使用したその英訳版のUrl】
http://service.spiegel.de/cache/international/spiegel/0,1518,418660,00.html

我々は決意している

シュピーゲルとのインタビューの中で、イラン大統領マフモウド・アフマディネジャッドが、ホロコースト、イスラエル国家の未来、イラクにおけるアメリカ合衆国の過ち、そして核に関するテヘランの西側世界との確執について議論を行う。

シュピーゲル【以下“S”と表記】:大統領閣下、あなたはサッカー・ファンでいらっしゃいます。そしてサッカーをプレーすることがお好きです。6月の11日にあなたはニュルンベルグの球技場の席に座っておいででしょうか。その日にはドイツでイラン・チームがメキシコと試合を行うのですが。

アフマディネジャッド【以下“A”と表記】:状況によります。当然ですが、私はどんな場合でもその試合を見るでしょう。しかし私はそれを自宅のテレビの前で見るのか、あるいは他の場所で見るのか、未だに分かりません。私の決定がどうなるかは多くの物事によっているのです。

S:例えば?

A:私にどれだけの時間があるか、様々な関係の状態がどのように進行しているのか、私がそうしたいと思うかまたは他の多くのことをしたいと思うか。

S:あなたがサッカー世界選手権にやってくるかもしれないということが伝わったときに、ドイツの中で大きな憤りが起こりました。あなたはそれに驚きましたか?

A:いいえ。それは気になるようなことではありません。私はそれがどうやって起こったのかさえ理解できませんでした。同時にまた、それは私にとっては何の意味もありませんでした。私はその感情が一体何についてのことなのか分かりません。

S:それはホロコーストについてのあなたの意見に関することでした。ドイツによって行われたユダヤ人の組織的な殺害をイランの大統領が否定したことが、怒りの引き金を引いたのは当然のことでした。

A:その関係がよく理解できないのですが

S:まずあなたがホロコーストについての意見をおっしゃいます。そしてあなたがドイツに来られるかもしれないというニュースが伝わります。これが怒りを招くのです。ですからあなたは、結局は驚かれたのではないですか?

A:いいえ、全く。なぜなら、シオニズムのネットワークが世界中で非常に活発だからです。ヨーロッパでもそうです。だから驚きませんでした。我々はドイツの人々に話しかけていたのです。我々はシオニストたちとは何の関係もありません。

S:ホロコーストを否定することはドイツでは犯罪です。あなたは非常に多くの怒りと向き合うときに無関心でおられますか?

A:私はデル・シュピーゲルが尊敬すべき雑誌だと知っています。しかし私はあなた方がホロコーストに関しての真実を書くことができるのかどうか知りません。あなた方はそれについてすべてのことを書くことを許されているのですか。

S:もちろん我々は過去60年間の歴史調査で発見されたことに関して書く権利を与えられています。我々の観点では、不幸なことにですが、ドイツ人たちがユダヤ人600万人の殺害の罪を負っていることに疑いはありません。

A:さて、ということは、我々はとても具体的な議論を巻き起こしてきたわけですね。我々は二つの非常にはっきりした質問を提示しています。最初に、ホロコーストは本当に起こったのか? あなたはこの質問に対して確信をもってお答えです。そこで第二の質問です。それは誰の過ちだったのか?
 これに対するお答えは、それはヨーロッパの中で見出されなければならないものでありパレスチナの中でではないのです。それは完璧に明白なことです。もしもホロコーストがヨーロッパで起こったのなら、その解答はヨーロッパの中で見つけられなければならないのです。

 そうではなく、もしホロコーストが起こらなかったとしたら、ではどうしてあの占領政府が・・・

S:・・・イスラエル国家のことをおっしゃっている・・・

A:・・・やって来たのでしょうか?
 なぜヨーロッパ社会がこの政府を守らなければならないのでしょうか?
  もう一つ言わせてください。我々は次のような見解を持つものです。もしある歴史的な出来事が事実だと断定されるとしても、それに関するもっと多くの調査と議論があればその事実はもっともっと明白なものになるでしょう。

S:それはずっとドイツの中で行われてきたことです。

A:我々はホロコーストを断定も否定もしたいとは思いません。我々はどのような人々に対するどのような犯罪にも反対します。しかし我々はその犯罪が実際に起こったのかどうかを知りたいのです。もしそれが起こったのなら、それではその責任を負っている人が罰せられなければなりません。そしてそれはパレスチナ人ではないのです。どうして60年前に起こったことの研究が許されないのでしょうか? いずれにせよ他の歴史的な出来事は、その中のいくつかは何千年も前のことなのですが、研究は公開されています。政府がそれを支援することさえしています。

S:大統領閣下、あらゆる見地から見て、ホロコーストは起こりました。強制収容所がありました。ユダヤ人の絶滅に関する書類もあります。いままで非常に多くの調査が為されてきました。そしてホロコーストが事実であることに関して何一つ疑う余地は無いのです。我々はこのことが、ドイツ人がそれに責任を負っていることが、非常に残念です。一つ付け加えさせていただきたいと思います。パレスチナ人の運命はこのこととは完全に別の事柄です。これは現在に関することなのです。

A:いや違う。パレスチナ紛争の根は歴史の中に探さねばならないものです。ホロコーストとパレスチナはお互いに直接的につながっています。そしてもしホロコーストが実際に起こったものなら、ではあなた方は世界中からやってくる偏りの無い多くのグループにこの研究をすることを許すべきです。なぜあなた方はある特定のグループに研究を制限するのでしょうか?
 もちろん私はあなた個人のことを言っていません。ヨーロッパ各国の政府のことです。

S:あなたはまだホロコーストを「神話」に過ぎないとおっしゃっているのですか?

A:私は、もし実際に納得できることがあればそれを事実として認めるのみです。

S:たとえ西側の学者たちが誰一人全く疑問を抱いていないとしてもですか?

A:しかしヨーロッパにはこれに関して二つの意見がありますね。ある学者や個人のグループは、そのほとんどが政治的な意図を持ってですが、ホロコーストは起こったと言います。そしてまたそれとは逆の立場を代表する学者のグループがあるのですが、その多くはそれゆえに刑務所に入っています。だからこそ、一つの偏りの無いグループが研究のために集まりこの極めて重要なテーマについての見解を出す必要があります。なぜなら、この件の確認は世界的な問題の解決に貢献するからです。ホロコーストの前提の下に、世界に非常に強い分極が起こっており複数の戦線が形作られています。したがって、もしある国際的な偏りの無いグループが最終的にこの事柄を明確にするためにそれを調査するならば、それは非常に良いことなのでしょうが。普通なら、歴史的な出来事に関する研究者の作業は各国政府が推奨し支援するのであって、彼らを刑務所に放り込むことはしませんよ。

S:それは誰だとお考えですか?
 どの研究者のことをお示しになっているのですか?

A:私よりもあなたの方がよくご存知でしょう。あなたはリストをお持ちです。英国、ドイツ、フランス、そしてオーストリア出身の人々がいますね。

S:たぶん、たとえば、英国人のデイヴィッド・アーヴィング、ドイツ系カナダ人のエルンスト・ツンデル、彼はマンハイムで裁判中ですが、そしてフランス人のジョルジュ・テイュなどをおっしゃっておいでですね。彼らは全員ホロコーストを否定しています。

A:私がヨーロッパ人でないにもかかわらず私のコメントがこれほどに強い抵抗を引き起こしているという事実だけをとってみても、そして同時に私がドイツ史上の特定の人物に比較されている事実をみても、いかにあなたの国でその研究を求める気運が攻撃を受けるものであるのかがよく分かります。ここはイランですからご心配は無用です。

S:さて、我々は非常に現在的な目的のためにあなたとこの歴史に関する議論を行っています。あなたはイスラエルが存在する権利を問題にしておいでなのですか?

A:お聞きください。私の見解はきわめて明白です。我々は、もしホロコーストが起こったのであればヨーロッパがこの結果を引き受けなければならず、その代価を支払うべきはパレスチナ人ではない、と言っているのです。もしそれが起こらなかったのであれば、そのときにはユダヤ人たちは出身地に戻らなければなりません。私は今日のドイツの人々もまたホロコーストの囚人であると確信します。第2次世界大戦で6000万人の人々が亡くなりました。第2次世界大戦は巨大な犯罪でした。我々はこれを全面的に非難します。我々は、ある犯罪がイスラム教徒に対してあるいはキリスト教徒やユダヤ教徒に対して為されたかに関わらず、流血の事態に反対します。しかし疑問はこれです。6000万人もの犠牲者の中でどうしてユダヤ人だけが注目の的になるのでしょうか。

S:そんな問題ではありません。あらゆる人々が第2次世界大戦の犠牲者に哀悼を捧げます。ドイツ人にもロシア人にもポーランド人にも、そしてその他の人々に対しても同様です。しかしながら、我々ドイツ人はある特別な罪から逃れることはできません。ユダヤ人に対する組織的な殺害というものです。ただ、私たちは次の話題に移った方が良いのではないかと思いますが。

A:いやいや、私はあなたにお尋ねしたいことがあります。今生きている若い人たちが第2次世界大戦で何かの役を果したのでしょうか?

S:いいえ、全く。

A:なぜ彼らがシオニストに対して罪を感じなければならないのでしょうか?
 なぜシオニストに自分の財布からその支払いをしなければならないのでしょうか?
  もし人々が過去に罪を犯したのなら、彼らは60年前に裁かれなければならなかったはずです。それで終りでしょう!
   ある一団の者達が歴史の過程の中でドイツ人の名で犯罪を行ったからといって、どうしてドイツ人たちが現在も屈辱を受けなければならないのですか?

S:今日のドイツ人が過去についどうすることもできません。しかし、我々の父親や祖父によってドイツ人の名で為されたこれらの行為に対する、ある種の集団的な慙愧の念があるのです。

A:その当時に生きてさえいなかった人がどのようにして法的に責任を負うというのでしょうか?

S:法的にではなく道徳的にです。

A:ドイツの人々がなぜそんな重荷を背負わねばならないのでしょうか?
 今日のドイツ人たちは何の罪も背負っていないのです。どうしてドイツ人たちは自分自身を守る権利を許されないのですか? 
 ドイツの偉大な文化的遺産に光を当てるのではなく、一つの集団による罪がなぜそこまで大きく強調されるのでしょうか?
  どうしてドイツ人たちは自分の意見を自由に表明する権利を持ってはならないのでしょう?

S:大統領閣下。我々はドイツの歴史が第3帝国のわずか12年間だけで作られていないことは十分に知っています。にもかかわらず、我々はドイツの名で行われたあの恐ろしい犯罪を受け入れなければなりません。我々の歴史はここまでも含むのです。そしてドイツ人たちが自分の過去を批判的にとらえてきたことは、戦後の歴史の中で達成されたドイツ人の偉大な進歩なのです。

A:あなたはそのことをドイツの人々に対してもおっしゃることができますか?

S:もちろんです。我々はいつもそうします。

A:ならばあなたがたは、ある偏りの無いグループに、あなたの意見に賛成するかどうかとドイツの人々に質問することを許しいただけるのでしょうか。どんな民族でも自分自分の屈辱を受け入れることはありませんよ。

S:我国ではどのような質問も許されています。しかしもちろんですが、ドイツには極右翼主義者がおり、彼らは反ユダヤ主義であるだけではなく同時に排外主義者でもあります。そして我々は彼らを本当に脅威であると見なしているのです。

A:一つ質問させてください。この状態はあとどれくらい続くのでしょうか。あとどれくらい長くドイツの人々は自分がシオニストの人質として取られていることを受け入れなければならないとお考えでしょうか? それはいつ終わるのでしょうか――20年、50年、100年の後ですか?

S:我々は自分たちのために話すことができるだけです。デル・シュピーゲルは誰の人質でもありません。シュピーゲルはドイツの過去とドイツの罪ばかりを取り扱うのではないのです。我々はパレスチナ紛争の中でイスラエルに無批判な同盟者というわけではありません。しかし我々は一つのことを非常にはっきりとさせたいと思います。我々は批判的であり、我々は誰に頼ってもいません。しかし、イスラエルには多くのホロコースト生存者が生きているのですが、そのイスラエル国家の存在する権利が問題にされているときに、我々が抗議もせずに単に立っているだけということは決していたしません。

A:まさにそこが我々の指摘することなのです。あなた方はどうしてシオニストたちに義務感を感じなければならないのでしょうか?
 もし本当にホロコーストがあったのなら、イスラエルはヨーロッパに作られるべきであり、パレスチナにではないのです。

S:あなたはあらゆる人々を戦争終結後の60年前に戻したいと思っておられるのですか?

A:500万人のパレスチナ人が60年間祖国を持てていないのですよ。これこそ本当に驚くべきことです。あなた方は60年間ホロコーストの賠償を支払い続けており次の100年間に至るまで支払い続けなければならないでしょう。それではどうしてパレスチナ人たちの運命がそこで問題とはされないのですか?

S:ヨーロッパ人は多くの方法でパレスチナ人を援助しています。結局のところ、我々もまたこの地域に最終的に平和をもたらすことに歴史的な責任を負っています。しかしあなた方はその責任は持っていないのですか?

A:ええ持っています。しかし、攻撃、占領、そしてホロコーストの繰り返しが平和をもたらすことはないでしょう。我々の望むものは持続的な平和です。それは、我々が問題の根っ子を追及しなければならない、ということを意味します。私は、あなた方が誠実な人々であることに注目し、あなた方がシオニストを支えるように義務づけられていることを、進んで認めるものです。

S:それは我々が言ったこととは異なります。大統領閣下。

A:あなたはイスラエルのことをおっしゃいましたよ。

S:大統領閣下。我々がイランの核兵器の可能性についてお話申し上げたいからこそホロコーストについてお話しているのです。これが西側諸国があなたを脅威であると見ている理由なのです。

A:西側のいくつかの集団は物事や人々を脅威と呼ぶことを楽しんでいます。もちろんあなたは自由にご自身のご判断をなさって結構です。

S:最も大切な質問はこれです。あなたはあなたの国のために核兵器を求めておられるのですか?

A:敢えて次のような質問をさせていただくことをお許し願いたい。世界はいつまで一握りの西側勢力のレトリックによって支配されるだろうとあなたはお思いですか?
 彼らが他の誰かに対してある意図を持ったときにはいつでも、彼らはプロパガンダ、嘘、誹謗、脅迫を広げ始めます。後どれくらい彼らがこのようことをし続けることができるのでしょうか?

S:我々は真実を見つけるためにここにいるのです。例えば、ある近隣の国の首脳がシュピーゲルに対して次のように語りました。「彼らは核爆弾を作りたいと切に望んでいる」と。これは本当でしょうか?

A:ご存知の通り、我々があなた方やヨーロッパ諸国の政府と一つの全く異なったより高いレベルの事柄について議論を行いつつあります。我々の観点からは、その合法的なシステムとは、それを使って一握りの国々が世界の他の地域を差別化し不安定にするという彼らの意思を押し付けるためのものです。139カ国がウィーンにある国際原子力委員会(IAEA)のメンバーであり、その中には我々も入っています。あらゆる安全保障の合意と同様に、IAEAの規約も核不拡散条約も共に、そのメンバーである国々が平和利用のために核燃料を作る権利を与えています。それはあらゆる諸国民の正当で合法的な権利です。しかしながらそれ以上に、IAEAは同時にすでに核兵器を所有している勢力の武器の放棄を推し進めるために設立されたものでもあるのです。さてところで、現在何が起こっているのかをご覧ください。イランはIAEAとはずっと素晴らしい協力関係を持ってきました。我々は我国の工場に2000回もの査察を受け入れてきました。そして査察官たちは我々から1000ページを越す文書を手に入れてきました。彼らのカメラが我々の核施設に設置されています。IAEAは、イランでどのような不法な徴候も見られないとあらゆる報告で強調してきました。それがこの件に関する片方の局面です。

S:IAEAの見解はこの件に関してあなたのものと必ずしも一致しません。

A:しかしもう一方の局面は、核エネルギーも核兵器も共に持っている多くの国々が存在する、ということです。彼らは自分の核兵器を他の国民を脅迫するために使用します。そして、イランが核エネルギーの平和利用の道から外れようとしていると心配しているかのように言っているのは、これらの勢力なのです。我々はもしこれらの勢力が不安に思うのなら自由に我々を調べればよいと言っているのです。しかしこれらの勢力の言うことは、核平和利用からの逸脱が可能になるかもしれないからイラン人たちは核燃料サイクルを完成させてはならない、ということなのです。我々は、彼ら自身が長い間平和利用から逸脱している、と申し上げたい。これらの勢力は我々にそのようなことを言う権利を持っていません。この命令は不正であり我慢できるものではありません。

S:しかし、大統領閣下、最も重要な問題はこれです。もし核兵器所有国がこれ以上増えたら世界がどれほど危険になるのか、もしイランのような、その大統領が脅威を作っている国が、危機をはらむ地域で核爆弾を作れば?

A:我々は根本的に核兵器の拡散に反対しています。だからこそ我々は偏りの無い組織を作ることと核兵器の廃棄を提案してきたのです。我々は何の武器も必要としません。我々は文明を持ち文化を持っています。そして歴史は我々が決して他国を攻撃したことがないことを示しています。

S:イランは爆弾を製造する必要が無い?

A;ヨーロッパ各国はシャーの独裁政権が核技術の使用に許可を与えることを望んでいました。この点に注目するのは興味深いことです。それは危険な政権でした。しかしながら、各国はそれへの各技術の提供に意欲的でした。ところがイスラム共和国が登場して以来、これらの勢力はそれに反対してきました。私は再度強調いたしますが、我々はどのような核兵器も必要とはしません。

我々は誠実であり合法的に行動するがゆえに我々の声明を守ります。我々は詐欺師ではありません。我々は正当な権利を主張するだけです。必然的にですが、私は誰に対しても脅威を与えたことはありません。この脅威なるものにしても、あなたがたが私に対して働かせてきたプロパガンダ・マシンの一部なのです。

S:もしそうだとしても、あなたは、あなたが核兵器を作ろうとしているという恐れを誰でも抱く必要が無いことを保証する努力をなさっているべきではないのでしょうか? あなたがそれをイスラエルに対して使って、ひょっとすると世界戦争が起きるのではないか、というような恐れを、です。あなたは非常に危うい場所に座っておられるのですよ、大統領閣下。

A:二つのことを言わせてください。この地域にいるどの人々も我々を怖がってはいません。そして誰一人それらの人々に恐怖を与えてはならないのです。もし米国とこれら二つか三つのヨーロッパ諸国が妨害さえしなければ、この地域の人々は何千年間もそうであったようにお互いに平和に暮らすことができる、と我々は信じています。1980年にサダム・フセインをけしかけて我々を攻撃させたのは、やはりヨーロッパの国々と米国だったのです。

我々のパレスチナに関するスタンスははっきりしています。我々は次のように言います。この国に所属する者達に自らの意見を表現することを許可せよ、と。ユダヤ人、キリスト教徒、そしてイスラム教徒たちに、彼らが考えていることを言わせよ、と。この提案に反対する者達が戦争を好みこの地域を脅かしているのです。米国と二つか三つのヨーロッパ諸国はどうしてこれに反対しているのでしょうか?
 刑務所に入っているホロコースト研究者たちは戦争ではなく平和を望んでいると信じます。我々のスタンスはドラマチックであり平和的です。

S:パレスチナ人たちはとうにあなたよりも先に進んでおり、イスラエルを事実として認めているのです。その一方であなたは相変わらずそれを地図の上から消そうと望んでおられます。あなたがその存在する権利を否定する一方でパレスチナ人たちは二つの国家という解決を受け入れようとしています。

A:あなたは間違っていますよ。あなたはパレスチナ人たちが自由な選挙でハマスを選んだのを見ましたね。我々は、あなたたちも我々もどちらもパレスチナの人々にああしろこうしろと要求すべきではない、と主張します。パレスチナ人自らが自分たちの求めることを語るべきです。ヨーロッパではどんなことにでも投票にかけることが習慣ですね。我々はパレスチナ人にも同様に自らの意見を表現する機会を与えるべきです。

S:パレスチナ人たちは自分たち自身の国に対する権利を持っています。しかし我々の見方からすれば、当然ながらイスラエルは同じ権利を持っているのです。

A:イスラエルはどこからやって来たのですか?

S:ええと、もし人々がどこからやってきたのかを知ろうというのなら、ヨーロッパ人たちは人類が発生した東アフリカにまで戻らねばならないでしょうね。

A:私たちはヨーロッパ人について話しているのではありませんよ。我々はパレスチナ人について語り合っているのです。パレスチナ人たちはそこに、パレスチナにいたのです。現在の彼ら500万人は避難民となっているのです。彼らは生きる権利を持っていないのですか?

S:大統領閣下。世界が今ある通りであることを誰もが承認すべき、そして我々が現状を受け入れなければならない、そのような時が来ているのではないでしょうか?
 イラクに対する戦争はイランを望ましい立場に置きました。米国はイラクでの敗北の事実に苦しんでいます。今やイランにとって中東和平での建設的な力になる時なのではないでしょうか?
  その核計画と挑発的な発言をおやめになることが何を意味しているとお思いでしょうか?

A:私は不思議に思っているのですが、どうしてあなた方はヨーロッパの政治家のスタンスを採用しファナティックにそれを擁護なさっておられるのでしょうか。あなた方は雑誌であって政府ではありませんよね。第2次世界大戦の戦勝国がもうあと千年間勝ち続ける勢力のままでありそしてドイツ国民はもうあと千年間屈辱を受けたままであることを認めなければならない、とでもおっしゃっているような。あなたはそれが正確な論理だとお思いですか?

S:いいえ、それは正確な論理でもなくまた真実でもありません。ドイツ人たちは戦後の発展の中で慎ましやかですが重要な役を演じてきました。1945年以来屈辱を受けてきたとか不名誉であり続けたとかいうようには感じていません。我々はこれについては自信を持ちすぎかもしれません。しかし今日は、我々はイランの現在の役割について語り合いたいと思っているのです。

A:それでは我々は、パレスチナ人が毎日殺されテロ攻撃の中で死にそして家が壊されていく現状を受け入れる、ということになってしまいますね。しかしイラクについてあることを言わせてください。我々は常にこの地域の平和と安全を好んでいます。我々との戦争の8年間、西側諸国はサダムに武器を与えました。その中には化学兵器も含まれます。そして彼に政治的な支持を与えました。我々はサダムと対抗しそして彼のために大変な苦しみを受けました。ですから我々は彼が倒されてほっとしています。しかし我々は、サダム打倒を望んだという口実の下に国ごと全部食い尽くされている状態を受け入れるわけにはいきません。10万人以上のイラク人が占領軍の支配の下で命を落としました。幸いなことにドイツはこれには加担していません。我々はイラクの安全保障を求めています。

S:しかし大統領閣下、一体誰がイラクを食い尽くしているとお考えですか?
 米国は実際にはこの戦争で負けています。建設的に協力すれば、イランは米国人にあの国からの撤退を考えさせる手助けをすることになるのでは。

A:面白いことをおっしゃいますね。米国はあの国を占領し、人々を殺し、石油を売り飛ばし、そして自分たちが負けるときには他人を非難する。我々はイラクの人々とは非常に緊密に結ばれています。国境の両側に住む多くの人々が縁者同士です。我々は何千年もの間、隣同士で生きてきました。我々の神聖な巡礼地はイラクにあります。イランと全く同様に、イラクは文明の中心地でした。

S:何をおっしゃりたいのですか?

A:我々は常にイラクの人々自身が選んだ政府を支持すると言ってきました。しかし私から見ると、米国はひどいことをやっています。彼らは我々に何度も援助と協力を求めるメッセージを送ってきました。彼らは我々がイラクについて語り合うべきだと言ってきました。しかし米国は否定的に応答し我々を侮辱し続けています。今でさえも我々はイラクの治安に貢献しています。我々は米国がその態度を変える場合にのみ、話し合いを持つでしょう。

S:あなたはしばしば米国と世界の他の国々を挑発することを楽しんでおられるのですか?

A:いいえ、私は誰をも攻撃しません。私がブッシュ氏に宛てた手紙は丁重でした。

S:攻撃とまでは申しませんが、挑発的です。

A:いいえ、私は誰に対しても敵意を感じることはありません。我々はイラクで死んでいく米国の兵士たちのことが気がかりです。なぜ彼らはそこで死ななければならないのですか?
 この戦争は全く無意味です。ものの道理がある一方でどうして戦争などがあるのでしょうか?

S:あなたの大統領へのお手紙は、あなたが直接の交渉をなさりたいという、米国人たちに対するジェスチャーでもあるのでしょうか?

A:我々はあの手紙の中で世界的な問題を我々がどのように見ているのかについてのはっきりとした姿勢を宣言しました。一部の勢力は、嘘と不正を合法的であるように見なすがゆえに、世界の政治的な環境を汚してきました。それは非常に悪いと我々は見ます。我々はあらゆる人々が尊敬に値すると信じます。相互関係は正義に基づいて調整されなければなりません。正義が支配すれば平和が支配します。不正な状態は支持できるものではありません。たとえアフマディネジャッドがそれを批判しなかったとしても、です。

S:米国大統領へのお手紙には、2001年の9月11日に関する一節があります。引用いたしますと、『あのような作戦が、秘密諜報員と警備担当者との協力が無いとすれば、あるいはこれらの担当者たちの共謀が無いとすれば、どのようにして計画され実行されえたのでしょうか』です。あなたのご発言はいつでも非常に多くの嫌味な暗示を含んでいます。これはひょっとして何を意味しておられるのでしょうか。CIAがモハメド・アッタと他の18名のテロリストを手助けしてその攻撃を実行させた、ということなのですか?

A:いいえ、そんなことは申し上げておりません。我々は、非難されるべきは誰なのかをこそ彼らが言うべきだ、と考えています。彼らは9・11を中東に対する軍事攻撃開始の口実として利用すべきではありません。彼らはあの攻撃に責任ある者達を法廷に連れて行くべきです。我々はそれには反対していません。我々はあの攻撃を非難しました。我々は無実の人々に対するどのような攻撃をも非難します。
S:あなたのお手紙で、あなたは西側の自由主義が失敗しているともお書きになっています。どうしてそのようにおっしゃるのでしょうか?

A:例えばあなた方はパレスチナ問題の定義を一千個も持っており、そしてあなた方は様々に異なった形態にある民主主義のあらゆる異なった種類のものをご提供になりますよね。ある現象を自分が望むとおりに自由に解釈する数多くの個人の意見によって現象が左右されるのは筋の通らないことです。あなた方は世界の問題をそんな方法で解決することはできません。我々は新しいアプローチを必要としています。もちろん我々は人々の自由意志が支配することを望みます。しかし我々は、例えば正義のような、普遍的に喜んで受け入れられる継続可能な原則を必要としています。イランと西側諸国はこの点では一致しているのです。

S:核問題の解決の中でヨーロッパはどのような役目を果すことができるでしょうか?
 そしてあなたはドイツに何をお望みでしょうか?

A:我々は常にヨーロッパと良好な関係を育ててきました。特にドイツとは。我々二つの国民はお互いに敬愛しあっております。我々はこの関係を深めることを切に望んでいます。ヨーロッパは我が国民に関していいますと三つの過ちを為してきました。最初の過ちはシャーの政府を支持したことです。これは我が国民に失望と不満を残しています。しかしながらフランスはホメイニ師への保護を提供してくれたことで特別な地位にありました。それは後に再び失われたのですが。第二の過ちは、我々に対する戦争でサダムを支えたことです。本当は、我が国民はヨーロッパが、敵対するのではなく、我々の側についてくれることを期待していたのです。第三の過ちは核問題に対するヨーロッパのスタンスでした。ヨーロッパは大きなものを失うでしょうし何を成し遂げることもできないでしょう。我々はそのようなことが起こるのを見たいと思いません。

S:では西側とイランの間の紛争で何が起こるのでしょうか?

A:我々は米国の論理は理解します。彼らはイスラム革命勝利の結果として損害を被りました。しかし我々は、どうして一部のヨーロッパの国々が我々に敵対するのか、奇妙に思っています。私は核問題についてメッセージを送り、次のように問いかけました。ヨーロッパ人たちはなぜ米国人の言葉を我々に翻訳して伝えているのか、と。結局は、彼らは我々の行動が平和を目標とするものであることを知っているのです。イランの側に立つならば、ヨーロッパ人たちは自分たちの利益と我々の利益を守ることになるでしょうに。しかしもし我々に敵対するならば、彼らは損害だけを被ることになるでしょう。我が国民は強く、そして決意しています。

 ヨーロッパ人たちは中東で完全にその地位を失う危険を冒しています。そして彼らは世界の他の地域でも名声を傷つけつつあります。他の国々は、ヨーロッパは問題解決の能力を持たないと考えるでしょう。

S:大統領閣下、インタビューに応じていただき、感謝いたします。
【以上、翻訳終り】

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