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□ヒトラー・テーマのレストラン、ユダヤ人団体の怒り買う＝インド [ＡＦＰ＝時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/society/story/20060824afpAFP008319/
【こぼれ話】ヒトラー・テーマのレストラン、ユダヤ人団体の怒り買う＝インド (ＡＦＰ＝時事)
【ニューヨーク２３日】インドの金融都市ムンバイにヒトラーをテーマにした新レストランが誕生し、有力なユダヤ人団体の怒りを買っている。ユダヤ人団体は、ユダヤ人大虐殺を矮小（わいしょう）化していると、このレストランのオーナーを非難した。≪写真は新開店したヒトラーテーマ・レストラン≫
このレストランは、入り口に巨大なヒトラーのポスターを大々的に展示し、内部にはかぎ十字章（ナチスドイツの紋章）が派手に飾り付けてある。先週オープンし、開店式にはムンバイ市の幹部や著名人が多数出席した。
新レストラン「Ｈｉｔｌｅｒ’ｓＣｒｏｓｓ」のオープンについて、ユダヤ人団体「反名誉棄損連盟（ＡＤＬ）」のアブラハム・フォクスマン理事長は「アドルフ・ヒトラーは６００万人のユダヤ人大量虐殺を指揮した。新レストランで用いているナチの象徴は犠牲者をしのぶ思いを過小評価するものである」と非難。さらに「同レストランは大虐殺の恐怖を軽く扱うことで、ムンバイ社会に危険な害を与えている」と付け加えた。約５０００人を数えるムンバイのユダヤ人はすでに、オーナーに名前を変更するよう求めている。
レストランのオーナーは「ナチをテーマにすることがこれほど多くの人たちの気分を害するとは思いもしなかった。ただ違った名前にしたかっただけだ。いいキャンペーンだと思った。これが理由さ。他に何もない」と述べている。
[2006年8月24日8時59分]
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