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日本を良くする具体策
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投稿者 考察者K 日時 2006 年 3 月 31 日 22:37:58: JjkI8nWTpj0po
 

 どうも、方向性が間違っているのである。
今現在は、国民同士が足を引っ張り合いをするという方向性で「嫌な事を押しつけ合っている」という方向で全てが進んでいるのではないだろうか?

 文句の言い合い(訴訟合戦)。という憎しみの連鎖は、庶民レベルの連帯意識を破壊し、結局は「支配者層がコロシアムで殺し合う勇者の決闘を見学するような社会」を作るだけなのだろうと思う。

 競争社会が全て悪いとは言い切れない。資本主義的民主社会は「努力したものが報われ、生産性を向上させる」という部分があるという部分もある。ただし、ソビエトとアメリカの差(アメリカが勝利し、ソビエトは崩壊した)が、そのまま、社会体制の優劣という短絡的な見方が正しいとも言い切れないだろう。食糧事情、地の利、加盟国の差というものも間違いなく存在した上での結果である。

 VHSとベータのビデオ勝負は最終的にVHSの勝利という結果だったが、保管場所の少なさ、画質という部分においては、ベータの方が優れていた。というのも確実に一理ある見方である。

 ただし、Kは社会主義者ではない。確かに社会主義には「見習うべき点」はあるとは思うが、同時に問題点も多々あると考えている。人間の作った体制に完璧なものなどはなく、常に欠陥と欠点がつきまとっているというのが、Kの基本的な考えである。

 今朝ほど、一つの「日本を良くする具体策」というのを思いついた。政治板に書き込みを行ったのが切っ掛けである。Kの記憶力からすると2〜3日もすると忘れてしまうので今の内に書いておきたいと思う。

 国会議員、労働貴族、思想団体の役職者などには「能率給」を課すべき。というのが、その思い付きである。

 現在、あらゆる職場に「能率給」というものが導入され始めている。それは、労働者の意思に関わらず、法律制定部門が企業収益を上げるためと、賃金抑制のために導入している。K自身は「入れても良いが、程度は十分に配意するべき、1人で2人前の仕事はケースによっては絶対に出来ないので、格差は最大でも3倍までで、それ以上はありえない」というのが持論だが、Kがなんと叫ぼうとどうにもならず、朝から晩まで食料生産をする農業生産者の数万倍の金額を「マネーゲームで一瞬に稼ぐ」という社会が確実に成立しつつあるのが、実情である。

 支配階級が労働者階級に能率給に移行するのが当たり前と言うのならば「労働者階級は、団結して、支配者階級層にも能率給の制度を導入する事を提示すべきである」

 具体的には、国会議員や地方議員などは「基本給を今の3割程度に下げ、後は、公約の成立度合い、議会の出席度合い、議会の発言数、議会の失言(永田議員のメール問題のようなバカな質問はマイナス評価)数などを採点し、能率給にするのである。」

 後は、その給与は「半分は地元の税金」から捻出するという事も考えるべきである。国会で全く質問もせず、タダ寝ているだけの議員に給与など払う必要はないし、そんな糞の役にも立たない議員を選出した地元の責任などを考えれば、その経費は地元に一定の負担をさせるのが当然であり、逆に「地元の失業率」や「滞納割合」などは、代議士として算出されている議員の怠慢にも原因があるとも考えられる。

 今回の思い付きは、これだけである。しかし、良い機会でもあるので、今ひとつ、前から考えているアイデアも書いておこう。

 管理職にも「時間外労働手当の支給を義務づける」というのが、それである。
「何だそりゃ?」と多くの労働者は考えるかもしれない。しかし、そうすれば、改善される事もあるだろうとKは考えている。
 企業収益というものを考えた時「管理者が残業して手当てを貰うのと、新人でまだ時間単価の職員が同じ時間残業するのは、後者の方が企業収益は上がる」というのは、少し考える事の出来る人ならば理解できると思う。
「残業手当ゼロの管理職が働けば、それが一番企業収益が上がるだろう」と言う人もいるだろうが、そこが、労働階級の分裂の一つであり、一般的労働者が「企業収益を考えようとしない要因」であり「管理者対応」という無責任な労働者になる要因であり、支配者層の罠だろうとKは考えている。

 その企業に骨を埋めるつもりの労働者ならば、いずれは「自分も管理職になり、会社を良くするような役職になる」という企業維持貢献という部分を考えるべきでもあるだろう。そうしなければ「終身雇用」も「企業の保護」も取り戻す事は難しいし、企業と労働者の関係はドライな契約というものに割り切られていくしかない。
 それは、一つの方向であり、その方が良い面もあるだろうが、そうであるなら「役職者になっても、労働時間という部分は平等であるべき」であるし、ドライに割り切るような関係ではなく、大家と店子というような関係であるならば、いずれ自分がなるかもしれない役職者にも「人権」というものを意識しなくてはならないだろう。

 そこを、考えない限りは、管理者は「俺は、4時間もタダ働きをしているのだから、1〜2時間のタダ働きでガタガタ騒ぐんじゃない」という意識を常に持っているだろうし、「自分には全く役に立たないで、むしろ、自分のタダ働きを増やすかもしれない、不払い残業の是正などという事には、積極的に解決しようとはしない」だろう。文句の言えないような証拠を突きつけられて、渋々動くのが精々で、しかも「余分な仕事」と嫌々ながら行い、面倒な事を言い出した「部下職員を恨む」のだろう。

 Kは前から主張しているが、支店長クラスの経営権もない(精々が、経営責任を持たされているだけ)の管理職というのは単なる労働者階級の庶民である。支配者階級は現場になどは顔は出さない種類の人であり、庶民ではない。

 庶民・生活者・労働者・・・その辺は一致団結して「みんなが良い暮らしが出来る方向」で考えていく必要があるのである。そうでなければ、日本は絶対に良くならない。 

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