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“丸腰国家論”=究極的な抵抗の理念
http://www.asyura2.com/0601/idletalk17/msg/464.html
投稿者 如往 日時 2006 年 4 月 11 日 16:08:48: yYpAQC0AqSUqI
 

(回答先: Re: heartさんへ、御神楽氏の論について、ホンの少々の感想(追加) 投稿者 良心党・愚考 日時 2006 年 4 月 10 日 13:03:53)


 良心党・愚考さん、こんにちは、はじめまして、横レスにて失礼します。
 また、先月には政治板でレスをいただきながら、返信が遅くなりましたことをお詫びいたします。実は【きくがわ考房】は随分前からロムしていましたが、掲載されているエッセイには少なからず琴線が爪弾かれるものを自覚しつつも、終ぞレスできずに今日に至りました。


 さて、heartさんがご紹介の【御神楽の「平和主義者は目を覚ませ!」】は他のサイトのものでもあり、この場ではそれへの仔細に及ぶコメントは控えさせていただきますが、総括的には良心党・愚考さんは前掲のような極一般的な外交談義が噴出することは十分承知の上で今回の“丸腰国家論”を展開していると受け取っています。それは、世界の大勢が挙って武装競争に傾斜しているとき、中道(中立)であることは限りなく脱武装でなければならぬとする軍拡に反対する側の気概を示したものだと謂えますし、一方で“丸腰国家論”は、「現実によって現実を批判することはできない。理想によってこそ現実は批判できる。」(矢内原忠雄)の認識から展望され得る、まさしく人類の叡智の到達点であると想われます。

 良心党・愚考さんがここに至った経緯を伝えるのと同時にその意味が人々に広範に理解されるのには時間的・空間的に制約があることは、遺憾ながら想像に難しくはありません。マハトマ・ガンディーの時代には向かうべき敵や働きかけるべき味方がはっきりしていましたが、今日では敵はより強大になり味方はかぎりなく離散して不透明になっています。確かに情況は困難さを増すばかりです。しかし、私も政治的には良心党・愚考さんと同じ構えと方法を貫きたいと考えていますので、良心党・愚考さんには是非焦らずに、例えば主に同時代を生きた人達に向けて発信し、泰然として周辺の人々を先導して行って欲しく思っています。もちろん、私も身辺から始めていく所存です。

 http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/642.html 投稿者 良心党・愚考 日時 2006 年 3 月 25日
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 >しかし、Web上の智慧はダイヤの光りをはなっても、日々光線として流れてしまいます。これを巷に乱反射させて、浮世の希望の光として見せる「からくり」が必要だろう想います。この「からくり」を作り上げるのが「当事者意識の喚起を働きかけ」る人に必要ではないでしょうか。(44年生まれの戯言かもしれませんが口をはさみました)
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 今風のイベント企画家的には「仕掛け」ということになるのでしょうか。「当事者意識の喚起を働きかける」ための「仕掛け」の構想には、生活者協同組合等の協同組合的なものの組織化や産業別労組の再構築も含まれてよいのかも知れません。けれども、社会問題を早急にかつ具体的に政治問題化するための「仕掛け」を考案することは私の能力では到底適うものではありませんし、多くの叡智を結集する必要があるのは言うまでもありません。生きている間に形にできるかどうか分かりませんが、私は現在プルードン流のFederalism(連合主義)を視野に入れたAssociation(協同体)論の構築や実現のための「仕掛け」について探究してゆきたいと考えています。しかしその間でも、抵抗の究極的な理念として、ひと時も“丸腰国家論”を忘れることはないでしょう。

 また、会いましょう。

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