投稿者 良心党・愚考 日時 2006 年 4 月 13 日 20:06:27: pnxTR7QAblFLw
(回答先: 丸腰国家論は極めて現実的な論理構成になっていると思います 投稿者 heart 日時 2006 年 4 月 12 日 22:34:53)
> 私は、どっちを先にするという問題ではなく、両方同時並行でいくべきだと思いますけどね、つまり、「アメリカが戦争を起こしているという暴露」と、丸腰国家推進運動の両方を同時にやっていくべきだと。
これは感情がかなり入り混じっているようですね。現在でも、なぜアメリカの横車が世界で通用しているかを考えるべきではないでしょうか。アメリカという国は基本的には(軍備国家ではあるが)軍事国家ではなく、「商人(あきんど)が牛耳る国家」と捉えるべきでしょう。商人(あきんど)が儲からない戦争はしないのがアメリカです。(一例を上げますと、軍事独裁国家ミャンマーは人権も無視すれば、民主主義とも無縁な国であり、国民を厳しく弾圧しているようです。ですが、アメリカは口では非難しますが、それ以上の事は何もしません。それは商人(あきんど)の商売にならないミャンマー国にアメリカ軍を投入しろというアメリカの商人(あきんど)はいないからです)
ということはアメリカの商人(あきんど)が世界貿易において務めている役割に注目すべきです。世界経済の牽引車の役割を果たしているのが彼等なのです。ですから、軍事面の悪党ヅラだけから責めつければ済むというわけにはいきません。それぞれの国が自国の恐慌的経済を覚悟しなければアメリカ潰しなどは出来ない相談です。その天秤(てんびん)がアメリカの横暴さを黙認することになってしまうのです(これが世界各国の現在の偽らざるホンネでしょう)。
「アメリカが戦争を起こしているという暴露」などは、革めて言うまでもないことですが、これに係わりあうメリットを丸腰国家論の中には見出しません。現状のアメリカというものが続いていても、世界の大勢を丸腰国家へ誘引する事は可能だと考えるからです。
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