投稿者 南青山 日時 2006 年 5 月 01 日 10:22:07: ahR4ulk6JJ6HU
(回答先: それは一理ありますね 投稿者 heart 日時 2006 年 5 月 01 日 01:59:56)
ネットのいいところは、個人でも情報発信できるところです。
自分でサイトをつくり、そこで情報発信すればいい。
どのような罵詈雑言、誹謗中傷をするのも自由です(公序良俗、著作権、名誉毀損などに該当するものはダメですが)。
そこを訪れる価値があるかどうかは、訪問者に選択権があります。
一方、こうした阿修羅のような公共型(開放型)の匿名掲示板は、最低限の公共性が求められると思います。
公共性の問題は奥が深く、社会学、哲学上の非常に重要な問題でもあります。
小生はこれまで公共性(の哲学)については漠然としか考えたことがなく、これという方向性を出すことは今のところできませんが、ネットにおける公共性の問題は、ネットが真のコミュニケーション、交流、交通の場になるかどうかを決める重要なテーマと考えています。
正直な話、公開型匿名掲示板の可能性についてかなり悲観的な考えに傾きかけていたのですが、阿修羅での一連の騒動や、heartさんやgataroさん、ワヤクチャさんたちの書き込みを読んで、少し希望が見えてきたような気がします。
阿修羅のような公開型匿名掲示板にも、内在的な(自律的な)秩序形成(一般社会では公共性、ヘーゲル的には法ということになると思いますが)の可能性があるということですね。
ただし、現状では、他の掲示板もそうですが、管理人さんという絶対的な王が存在します。
現状で小生が考える理想の公開型匿名掲示板とは、参加社が自主運営し、内在(自律)的に秩序が形成される掲示板です(大変なので誰もやらないでしょうが。そういう意味で、管理人さんが絶対的な王になることに異存ありません)。
いろいろ書きましたが、公開型と匿名というのがポイントで、(会員制非公開型の)ソーシャルネットワークとは一線を画しているところに、可能性と面白さを感じています。
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