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竹林の涼しさへの感動。日本の伝統は、西洋におとっていない、と若者に伝えたい。
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投稿者 東京音頭 日時 2006 年 5 月 29 日 10:38:31: lg2/OnhcbNSWg
 

(回答先: <東京音頭さん、政治板の投稿へのレス>Re: 愛国はともかく、「伝統」論議は前向きに。将来に向けて。 投稿者 gataro 日時 2006 年 5 月 25 日 20:59:39)

gataro 様

無視してくださってもよかったのに、わざわざお返事をありがとうございます。

愛国が強制されようとして、皆必死になって、止めようとしているのに、がくっとするような意見をあそこに載せても意味ない、と後でわかりました。
やはり、外国にいるとピントがずれますね。

でも、私も、学校の日の丸、君が代が強制され始めたときは、まだ学校教師で、卒業式ではじめて国歌斉唱を歌うことになった時も経験しました。
こちらの学校では、卒業、入学の式典みたいなものはなく、国歌、国旗も当たり前のように、掲げ、歌い、社会問題にはなりません。
うちの娘は、ニュージーランド国歌(マオリ語が一番、英語が二番です。)と豪州の国歌と、この間、日本人学校の卒業式で、君が代を歌いましたが、うまく歌えないので、「ママ 教えて」、と教えたばかりです。喜んで三カ国の国歌を比べながら歌っています。

西洋の国で、豪州国旗の隣にある日の丸を見て、豪州国家斉唱のあと君が代を歌う卒業式で、異を唱えようという気持ちにはならないですね。もちろん、こども達は、君が代はあまり歌えませんし、強制もありませんが。
私も どこかで、わかってないのでしょうね。

伝統て何かな と思います。
社会そのものですね。衣食住。 日本の場合は、(日本だけという意味ではない)農業生産 (漁業も含め)に拘わっているので、生産するのもや、社会構造が変わってくれば、変わっていかざるをえませんよね。

ただ、先人の知恵で、今でも大切なものは何か、もう変えていっていいものは、何か、など、人々主体で決めていきたいですよね。資本主義社会では 資本家や、権力者主体で どんどん変わり、大切なものまで 失ってしまっている気がします。
地震で崩れる伝統的な家なら、建て直し 地震に強い家にするのは、当然でも、日本の場合南東向きに窓を作ったりしますよね。これがある意味先人の知恵だと思います。

高温多湿の日本、地震国日本、米や大豆文化 山がち、雪が多いなどを踏まえ、どうしたら、人々が健康で、安全で、外国の庶民に迷惑をかけない方法で くらしていけるのか、先人の残した多くの知恵を無視せず、軽視せず、考えていこう、ということかな。

今の学校教育を始め、マスコミもだけれど、今でこそましになったとはいえ、日本の伝統は、西洋のものに対し、劣ったもの、という価値観を作っている手助けをしているように思えます。
まあ、資本主義そのものが西洋世界からきて、(その西洋世界でも、資本主義が彼らの伝統を壊してきたようですが)、個人主義は もう日本の伝統の根本を壊す思想ですよね。
個人主義で人々が幸せになれればいいですが、ひとりひとりを大切にすることが 個人主義と同じだとの誤解で、ひととひととの絆が壊されていっているのですから、伝統も何もないでしょうね。

少なくとも、学校なりで、日本の先人の残した知恵、私達の毎日行っていることは、こんなにも役に立ち、西洋国にはない(別に西洋を馬鹿にしろとは、言っていませんが、今までの反動として)ということを教育してもいいのでは と思います。
自然のめぐみで 生きてきた(つまり自然を支配する と言う考えにおかされたキリスト教と比較し)日本人の知恵は、自然破壊が大問題をなっている地球を救う、一つの手がかりになる可能性もある、と思うし。
Heart さんの主張する、地消、地産 とも大きなかかわりがあると感じますし。

そして、ちょっと保守的になりますが、伝統の歌や芸能も学校で教えいくべきではないかな。
自分の出身地に誇りを持たせ、日本にも誇りをもてるじゃないですか。
と、傲慢な人がそだつのではなくて、他の民族の伝統、文化にも関心が持て、尊重できるようになると思います。

日本の伝統とは、基本は自然との共存だと思いますが、それを学ぶ事で、地球規模の問題をどう対処していったらいいのかを考える上での 判断材料にもなるのでは と思います。

私の考えは、こうしろ、ああしろ、というより、今の人々にもっと、広義での 日本の伝統を知らせるべきということです。きっと、私達の 心、身体の健康にからむ大きな意義があるに、ちがいありません。

抽象的になりましたが、具体的なことをひとついうと、例えば、米や麦生産。
海外から輸入すると、どういういいことがあり、悪い事があるか、きちんと見て判断する上で日本の農業の果たしてきた役割をもっと 詳しく人々に伝えて、そして、農民にただ、苦労を押し付ける、ということではなく、全体の問題を見ていく上で、どういう農業生産を日本人はしていくべきか、と先人が長い間行ってきたことをも学びながら 考えていくことが大切だ ということです。

付け足すなら、
科学の力で、先人の知恵がいかに素晴らしいかが、証明されつつあるのではないでしょうか。
太陽光線の殺菌もそうですし、肌へのマッサージなどもです。
そういえば、日本の陶磁器の技術も もうすごい
素晴らしい、こちらの質も悪い事といったら、もういや。

ヨーロッパなどでは残る 古い町の保存問題。
地震国である日本では、長くものを残さないのが、文化 と言う人もいますが どうでしょう。
国立市のマンションの高さ規制裁判の時も、その他の時も感じたけれど、地震国だ、人がいっぱい住んでいるからだ ということ以外に、日本人ひとりひとりに、自分達の伝統的な町なみに対する誇りがない、違う言い方をすれば、価値をもたない、ということも大きな原因ではないかと思います。
そうでなければ、もっと金銭的な補助がされるとか、伝統的外観で、中は、変えるなどの工夫が されているはずだ と思うからです。コンクリートになっても、異常な高さのマンションが次々建つなんて、考えられない。
これは、日本の伝統的なものは、とにかく”ダサイ” という明治以降の文明開化の影響まだ残っているからではないでしょうか。または、アメリカの年次要望書(でしたか)の影響かもしれません。

それから、されにいえることは、私達が、伝統をいいところを残しつつ、悪いところは排除していくということを 怠ったつけ ともいえるでしょう。
嫁として女性の地位を貶め、それを何とかしようとしない、つけは 農村に若い女性がこない。(若い女性がこなければ、男性もきたくないよね。きっと)
家庭が伝統を守る大切な場なのに、女性にのみ、それを押し付け、孤立され、家事を価値のない、私的労働におとしめたまま、改善しようとしない、
女性というのに語弊があるなら 食事作りが大切なのに、それを軽視してきた。などです。
もっと 色々あるでしょう。

伝統を学ぶことで、こういった社会的な問題を 意見は違っても多くの人が共通に持っていること が大切かな。なんて考えました。

たけのこ は美味しいです。
まんが、おいしんぼではないけれど、美味しい食べ物への感動は、人の行動を規定する上で、大きな役割があると 感じます。
日本人が、他国の住民になるのを躊躇する原因に 日本でしか食べられない物が多い という意見があります。私も そうかも と思います。
さっきの家庭や食事問題にからみますが、美味しいたけのこ料理に感動していりば、竹林が大切という意識は少なくとももてて、いいのではないでしょうか。
竹林維持は、お金がかかるそうですが、たくさんの人々が大切と思えば、残せるのでしょう。

竹林は、色々な役割がありますよね。
以前 真夏の暑い日、横浜市内のある駅前を歩いていたら、竹林の前を通りかかりました。
そしたら、信じられないことに、急に涼しいのです。えっ。なんで。
日陰だからかな。私は、その涼しさを楽しんだ後、疑問は消えず、同じとおりの 近くのビルの日陰に入ってみました。あの涼しさはありません。竹林のよこだけ、異常に涼しいのです。
私は、自然の力を 強く感じました。ああ、素晴らしいんだなあ。
gataro さんにしてみれば、くだらないでしょうが、実に感動してしまいました。

私もとりとめがないです。、
問題が大きすぎて、ふう、書ききれないです。

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