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(回答先: おもしろい発想ですね。 投稿者 heart 日時 2006 年 6 月 18 日 17:31:00)
heartさん、どうもです。
割れ窓(ブロークンウィンドウズ)理論、これは治安以外にも、全てに応用出来ます。
もう有名な理論ですが、一応触れますと、一枚の割れた窓ガラスを放置しておくと、無人と思われ、不法侵入を誘い、 落書きされ、ゴミが散乱し始め、軽犯罪が起こり、次第にエスカレートした、慣れて行く為の予行演習の場となって、やがてはその場所で重犯罪が引き起こされる初発的根本要因と分析します。
自分の犯す卑劣な行為が多数の卑劣の中に埋没して、罪悪感が薄められ、その許容範囲が次第に広がって、やがて加速して行くのです。
故にケリング教授が重犯罪を激減させるために取らせた行動は、街の落書きを徹底的に消して廻る作戦でした。当初そのいたちごっこは徒労に終るとか、重犯罪防止に落書き消し？と専門家達は鼻であざ笑っていたそうです。しかし、問題に焦点が合っていなかったのは彼らでした。
米国では重犯罪がこれで激減したそうです。
それを見習った札幌も同様の奇跡が起こったと聞いています。
政治経済も同じじゃないですか？
つまり個々の政策論争なども、肯定条件内での否定的現象を問題提起して議論するけれども、実はこれは徒労に終わるもぐら叩きをしているのじゃないかなと思うのです。
腐れ官僚、ポコ。腐れ政治家、ポコ。腐れ公団、年金、教育、経済……。
あちこち叩いている内に何やら満足して、有益な気分にもなって来ます。
だが無責任で卑怯な反論、学識披露合戦にも付き合わねばならず疲れます。
その割に、叩いてもゾンビの如く彼等は滅びません。きりが無い。
専門家の学識など限られた時間内にどれだけ多く叩けたかを競う遊び、
単なる自己主張、問題の只中に飛び込んで解決する気迫など微塵も無い。
だからその辺を問題提起する気にはなれません。
責任を取る気が無い亡霊と討論するより、私は秘策を遂行します。
人が人を教え育てるなど傲慢で、土台無理と知りました。
システムを自然の摂理に合わせる時、人は自ら澄み渡り、目覚めるはず。
（これはワヤクチャさんと同じです）
だからそれは神が教え育てた事になる訳だと思うのです（ここが違う）。
割れ窓理論は素晴らしい。しかし、ローティーンを学校から両親の手に戻す事、そのシステムを確立する事の方が、更に優先すべき課題であると思っています。
そして更にその先にあるものをご推考ください。
ワヤクチャさんへ
イリイチは知りませんでした。目次だけの情報ですが非常に共鳴するものを感じました。感謝です。
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