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国際的孤立が囁かれ始めている。
うすうす感じていたことだが、東アジアはすでに中国へと関心が移っている。
日本はそれに従い影が薄くなっている。
それは日本政府や日本人全般の認識から非常に離れているように思えてならない。
拉致問題でアメリカ政府に直訴したとして、外交儀礼で返されるのは当然である。
世界の警察官を気取ったとしても見返りがない地域に介入することはないだろう。
しかし、問題はそういった国際的に当然の習慣が島国日本人に受け入れられるだろうか？
特にアメリカに対しては奉仕してきたという自負があるし、国際的にも奉仕してきたと勝手に思いこんでいる。
そんな国々に日本だけが大事と感じる問題を他国も共有していると思ったら危険だと感じる。
その辺りの矛盾が昨今の国際連合問題にも繋がるのだろう。
スーダンのダルフール問題やロシアのチェチェンなど見捨てられた地域は枚挙に暇がない。
しかし、先制攻撃論も飛び出すくらい軍国化の流れが出てきたことは注意しなければならないだろう。
尽くすだけ尽くしてふられたからといってストーカーまがいの行為は悲惨な結果を招くだろう。
日本の軍備化に拍車がかからないことを祈るしかない。
それ以上に日本外交の周辺諸国との調和を考える自主独立を望む。
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