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□高橋知事：支持率、歴代最低の６．５％−−道職員アンケ／北海道 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000007-mailo-hok
高橋知事：支持率、歴代最低の６．５％−−道職員アンケ ／北海道
◇見えぬ成果、期待から失望
道職員で組織する全道庁労組（山上潔委員長）の組合員対象アンケートで、高橋はるみ知事の支持率は６・５％と歴代知事に対する評価の中で過去最低だったことがわかった。０３年の就任以来、３回目の調査。公約の目玉だった経済の活性化や雇用の改善に目に見える成果がない中で、経済産業省の官僚だった知事への期待感は失望感に変わりつつあるようだ。【有田浩子】
来春の知事選を控え、高橋道政３年間の検証の意味を込め７〜８月に知事部局の組合員（課長級以上は非組合員）約１万７５１７人を対象に調査。１万１７５２人（回収率６７・１％）から回答を得た。
高橋知事就任直後の０３年６月の調査では３３・９％が「支持」と答え、「支持しない」の２３・８％を上回った。しかし任期折り返し点の昨年６月の調査では「支持」が２３・２％に下がり、「支持しない」が４６・９％と倍近くに増えた。
今回の支持率６・５％は全道庁が知事選で支持してきた横路孝弘（８３〜９５年）、堀達也（９５〜０３年）元知事時代はもとより、保守系知事だった故堂垣内尚弘元知事（７１〜８３年）の在任時の調査（７４年、信頼できる２６・７％）よりも低い。「支持しない」は５７・５％で「どちらともいえない」は３４・２％だった。
政策で「評価できない」項目のトップ３は「財政再建と行財政改革」「経済活性化」「雇用対策」。調査では約１万件のコメントが寄せられた。道職員の給与カットへの不満は１割程度で、むしろ「官僚的で道民の意向を無視」「政策の特徴がない」といった意見が各２割程度あった。全道庁幹部は「リストラだけで、知事は何をしたいのかわからないという不満の表れ」とみる。
一方、道幹部は「数字はショックだが、昨年６月より支持が急落しているのは職員給与カットの影響が大きいのではないか」と話し、経済政策への批判も「公共事業の予算をどんどんつける時代が終わり、知恵を絞らなければならないなかで、政策の効果が表れるには多少時間がかかる」と反論する。
９月７日朝刊
（毎日新聞） - 9月7日11時2分更新
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