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□ライブドア粉飾額は４０億円 堀江被告ら再逮捕へ詰め [産経/共同]
http://www.sankei.co.jp/news/060220/sha096.htm
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ライブドア粉飾額は４０億円 堀江被告ら再逮捕へ詰め
ライブドアグループの証券取引法違反事件で、同社の２００４年９月期連結決算の粉飾額が約４０億円に上ることが２０日、東京地検特捜部の調べで分かった。特捜部は粉飾決算による同法違反（有価証券報告書の虚偽記載）容疑の核心とみて、ライブドアの前社長、堀江貴文（ほりえ・たかふみ）被告（３３）、前取締役、宮内亮治（みやうち・りょうじ）被告（３８）ら４人＝いずれも同法違反（偽計取引など）罪で起訴＝の再逮捕に向け、詰めの捜査を進めている。
同社の熊谷史人（くまがい・ふみと）代表取締役（２８）も関与した疑いが持たれており、立件の可否の最終的な検討に入った。
特捜部はさらに粉飾決算の立件総額の上積みを目指す。ライブドア本体の粉飾決算が立件されれば、同社株の上場廃止は避けられない見通し。
ほかに再逮捕されるとみられるのは、同社の前取締役、岡本文人（おかもと・ふみと）被告（３８）、ライブドアファイナンス前社長、中村長也（なかむら・おさなり）被告（３８）。
堀江被告は否認しているが、宮内被告らと熊谷代表取締役は特捜部に粉飾を認める供述をしている。特捜部は堀江被告らが株価の維持、つり上げを図り、経営状況を良く見せかけようとしたとみている。
調べによると、堀江被告らは共謀し、０４年９月期単独決算で、買収手続き中だったロイヤル信販など２社との取引で利益があったように装い、約１４億円の経常利益が出たと有価証券報告書にうそを記載。これら架空取引などにより、損益の数字を連結ベースで、実際より約４０億円もプラスに偽装した疑いが持たれている。
ライブドアと関連会社は０３、０４年に株式交換で携帯電話会社クラサワコミュニケーションズなどを買収した際、自社株を投資事業組合や海外の口座を経由させて売却。計２０億円以上の売却益をライブドア本体や関連会社に還流させ、会計基準では「資本」に計上しなければならないのに「利益」として決算処理したとされる。（共同）
(02/21 00:22)
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