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ブラックマネーは瞬間的に何百億円集めうる一方で年率40〜50%!! のリターンを求めてくる。
http://www.asyura2.com/0601/livedoor1/msg/819.html
投稿者 TORA 日時 2006 年 6 月 06 日 13:43:05: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu121.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ブラックマネーは瞬間的に何百億円集めうる一方で
年率40〜50%!! のリターンを求めてくる。

2006年6月6日 火曜日

◆村上ファンドの行方 その2 ぐっちーさんの金持ちまっしぐら
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/60599cbcd258c2efec219297dacfb661

今日は書くことがマウンテンなんですが、いかにも忙しくちょっとはしょりつつ書かせて頂きます。たくさんのお問い合わせも頂いているので、ひとつひとつお答えしたいのですが、主なものだけとりあげつつお話をさせて頂きます。

村上さんがむらかみのおっさんに代わってしまったのは他意はないんですが(爆)、なんとなくむらかみのおっさんのほうがぴたっときますね。それはともかく、まあ、普通どおりにいけば今日逮捕されるでしょう。証拠はライブドアでたくさん握ったでしょうから問題ないはずです。

それにしても「私は知らなかった」とはまあ、昔の政治家みたいでもう少し潔くしてもらいたいもんであります。インサイダーを知らなかったなんて、よくいうよ、あんた、です。

なぜグリーンメールのためのインサイダーを使わざるを得なかったのか・・・

100歩譲って当初村上さんはもう少しまともな投資をするように私にも見えた。
実際、村上応援団のようなものもできていて、オリックス、農中などは実際にお金を預けていました。もちろん今は解約しているはずですが。当初からこの悪の錬金術にはまっていたとはあまり思いたくないものです。もしそうなら本当の悪人なんでしょうね。ただ、しばらくたってから(2年くらいですか)これはいけない、と少なくとも私は思うようになりました。

それはブラックマネーを取り込んだことです。
そう、ホリエモンと同じなんです。ブラックマネーを取り込むのは楽です。あっという間に100億円くらい出してきます。しかし、よく考えればわかることですが、たった2年しかトラックレコードのない村上ファンドに100億円出すプロの投資家はいません。せいぜい1−3億でしょう。しかもものすごく厳しいデューデリジェンスを経て、また継続して・・・それだけです。但しせいぜい年率10%もまわせばよく出来ました、ということになるのでこの範疇でインサイダーに手を染める必要はまったくない。

しかし、ブラックマネーは瞬間的に何百億集めうる一方で年率4−50%!! のリターンを求めてくる。これに答えるためには悪の錬金術に手を染めるしかないという訳です。これはホリエモンも事情が同じですし、その意味ではサイバーファームも藤田さんの所も、はたまた宇野さんの所も事情はまったく一緒です。ブラックマネーを取り込むのは楽なんですがあとがつらい、と言う訳ですね。

そもそも論でそういったブラックマネーが跋扈する原因を作ったのは・・実は東証です。そういうあやしい株主が入っている企業の上場を阻止しなかったため、かれらに膨大な資金源を与えてしまった。間接的に個人のお金がブラックマネーに吸い上げられた訳ですから、笑うに笑えません。小泉さんが首相のうちにこのあたりは叩いておきたかったのですが、どうやら間に合いそうもなく、今回の一連の操作に期待している訳です。インサイダーをてこに、上場にあたっての虚偽申告などを含め捜査の手を伸ばして頂きたい所です。

いつも検察だよりですね、というコメントも多数頂きました。
その通りです。アメリカのようにSECに逮捕権を与えるかどうか、今後の課題でしょうね。警察ですら事件を捏造することが日常茶飯事ですので、日本版SECに逮捕権を与えたら何するかわからんのー・・・・という危惧もありますが、例えばぐっちーのような人間がSECにいて経済犯罪のみ、あるいはインサイダーのみに限って逮捕権を行使してもよい、ということになればあっという間に100人は掴まえられるでしょうね。これを国民としてよしとするのかどうか・・・・は、皆さんのご判断ということになるでしょう。

その一歩手前としてはこういった経済犯罪に関する刑罰を極端に重くするということなんでしょうね。5年たったらOK、と言う程度であれば、インサイダーでしこたま儲けて、スイスあたりにおいて置いて(送金は危ないので自分で持っていくんですよ)、5年休暇をとってそのあと酒池肉林の人生を送る、なんてのが可能になってしまいますからね。30年位は覚悟してもらう、というのが第一歩のような気がします。いづれにせよ、今回どこまで行くか、注目していきたいと思います。

◆東大法学部群像(その2) 太田述正コラム#1278(2006.6.5)
http://www.ohtan.net/column/200606/20060605.html#0

村上には酷な言い方ですが、村上を見ていると、山のように証拠を残した上で、逃亡しないまま逮捕された秋田男児殺害事件の被疑者の女性そっくりだな、と思ってしまいます。 村上が記者会見で故意ではなかったと主張している点も、女性が死体遺棄だけしか認めていない点とそっくりの往生際の悪さです。
 
 (2)ひっかかる村上の言葉

  ア 株式投資は投機ではない

 特に眉を顰めたのは、村上の前記記者会見です。「構成要件」なんて法学部出らしい言葉を使ったりしていましたが、彼が、「株式投資は投機ではない」と言う(記者会見TV中継)のを聞いてまず耳を疑いました。

 なぜなら、投機(speculation)とは、「偶然の利益をねらって行う行為」もしくは「将来の価格変動を予想して、価格差から生ずる利益を得ることを目的として行う売買取引」(大辞林第二版)であることからすれば、どちらの意味においても、株式投資は投機そのものだからです。

 ちなみに、投機の後者の意味は、ほぼ裁定取引(arbitrage=市場間の価格差を利用して利益をあげる経済行為。その結果として両市場の価格差は縮小する(大辞林上掲))と同じ意味です。

 ひょっとして村上は、自分のやってきた株式投資は「裁定取引」であって「偶然の利益をねらって行う行為」(=浮利の追求=狭義の投機)ではなかったと言いたかったのでしょうか。 しかし、村上流の株式投資は、「随所にメディアを使って情報を小出しにし、株価をつり上げ」(毎日上掲)た上で売り抜けるという点ですこぶるつきに浮利追求的でした。

 より大事なことは、村上流の株式投資はインチキな裁定取引であったという点です。 裁定取引も投機である以上、本来はリスクを伴うはずです。 しかし、村上が狙った投資先は、ことごとく、アングロサクソン型企業(株主だけをステークホルダーとする企業)ではないどころか、典型的な日本型企業(株主がステークホルダーのうちの一つに過ぎない企業)でかつ買収防止策が不十分なところばかりです。

日本の企業に係る法制度が急速にアングロサクソン的グローバルスタンダード化しつつあり、日本型企業は遅かれ早かれアングロサクソン型企業へと変身すべきであるとされているところ、典型的な日本型企業に関し、変身した将来時点での企業価値と現在の企業価値との間に高低のギャップがあるのは当たり前であり、かかる企業の株は割安であって当然なのです。

だから買収防止策が不十分でかつ典型的な日本型企業の株を、資金力に物言わせて買い集めれば、株価つり上げの小細工を弄さなくても株は確実に、すなわちリスクなしで値上がりするものなのです。

 このように、村上の投資先は確実に株価が上がると知っているからこそ、「随所にメディアを使って情報を小出しに」するだけで、一般投資家が同じ株を買いに殺到し、「株価がつり上」がり、その結果、MFは年60%とも言われる利益を外国のファンドに還元してくることができた(6月5日1900のNHKTVニュース)のです。

 確かにこれは投機ではなく、錬金術です。
 こう考えてくると、株式投資は投機ではない、というのは村上の本心だ、
ということになりそうですね。

  イ 金儲けがなぜ悪い

 前記記者会見で村上が、「自分はカネを儲けすぎたから目の敵にされるのだ」と言った(http://www.sankei.co.jp/news/060605/sha033.htm)のにもカチンときました。(上述のようなあこぎな儲け方をした人間がよく言うよ、と思いますが、そのことはしばし忘れることにしましょう。)

 村上にとっては、アングロサクソン型企業からなるアングロサクソン社会こそ理想の社会であるようですが、このような社会が維持できるのは、それが営利追求だけの社会ではないからです。すなわちアングロサクソン社会は、法の支配(コラム#90)と反産業主義(コラム#81)の社会でもある、とかねてより私は指摘してきたところです。

 村上は、確信犯的故意で法律違反を犯したと目されている人間であり、かつまた恐らくは慈善活動など個人としてもMFとしても全く行っていなかったに違いないことからすれば、彼は、営利追求だけの人間であって、仮にアングロサクソン社会においても、間違いなく目の敵にされる人間なのです。

  ウ 日本は悪い国になりつつある

 更に同じ記者会見で、彼が「日本は悪い国になりつつある」と宣ったの(産経上掲)には私は思わずのけぞりました。


(私のコメント)
昨日から朝、昼、夕、晩、深夜、と、さらには今日の朝も村上世彰氏の会見の状況が流され続けていますが、テレビはどういうつもりなのだろうか? テレビ画像を何度も何度も流し続ける事により、大衆は確実に洗脳されてしまう。テレビ局はそれが視聴率につながるから流しているのでしょうが、村上世彰氏はそれが狙いで東証で会見を開いたのでしょう。

テレビでは後で尤もらしい解説はつくのでしょうが、大衆には村上氏の言葉だけが残る。村上氏はプロ中のプロと言う言葉を何度も使ったが、確かに村上氏は通産省で企業合併などを担当していて、法律を作る専門家だったのですが、それがインサイダーで引っかかるような事をしてしまった。会見ではうっかり聞いちゃったということですが、本当なのだろうか?

それならばプロ中のプロではなくてアマチュアだったという事ですが、たぶん嘘をついているのだろう。ばれる筈のないことがばれてしまったという事は宮内氏に裏切られたからばれたのですが、連絡にメールを使うこと自体がアマチュアなのだ。プロならば証拠になるような物は残さないのがプロだ。

村上氏の一番の間違いはファンドにブラックマネーを引き受けてしまったことであり、普通の資金ならば年に10%もの配当が出来れば大成功なのですが、ブラックマネーの場合は数百億もの金が集まる反面では40%〜50%もの配当を出さなければならない。だからインサイダーに手を出してまで危ない橋を渡ることになってしまった。

この点に関してもプロとはいえないのですが、個人で儲けた金はスイス銀行あたりに預けておいて、執行猶予で済ませるような司法取引があったのだろうか? そうだとすると村上ファンドのようなブラックマネーと結託したファンドがこれからも次々出てくることになるだろう。そうさせないためにはアメリカのような厳罰で何十年も刑務所で暮らすようにしなければだめだ。エンロン事件では数十年の判決が出るようだ。

最近の日本で感じるのはプロらしいプロが少なくなってしまった事であり、スポーツならプロとアマの差は歴然としていますが、株の世界ではプロとアマの差はほとんど無くなってしまったようだ。それは日本もアメリカも同じ事は一昨日も書きましたが、少なくともプロならば業界の掟は守るべきで、掟が守れなければアマチュアなのだ。

太田氏が指摘しているようにアングロサクソンにはアングロサクソンの掟があり、日本には日本の掟がありそれが守られなければ仲間からはじき出されるのは当然だ。掟破りが許されるのはプロレスぐらいでルールが守れない人間は日本からはじき出されてシンガポールあたりに生活を移すべきだろう。

つまりプロとアマの差は能力ではなくて業界の掟が守れる人間がプロであり、掟が守れない人間はいくら優秀でもアマチュアなのだ。昔はこの掟がしっかり守られて株の世界もヤクザの世界もプロとアマがはっきりしていたのですが、最近はその掟も影が薄くなってきた。売春なんかはアマがプロを駆逐して、秋田の児童殺害犯は自宅売春していた。

このような出来事は小泉構造改革や規制撤廃などの結果なのでしょうが、いったんこのような規制や掟が崩れてしまうと、再び元に戻すのは非常に困難であり、このような改革や規制撤廃で喜んだのは外資やヤクザたちだ。最近になってようやくその弊害が認識されてきたから検察も動いているのだ。ほっておいたら暴力団とファンドとが一体化して政界も経済界も彼らに乗っ取られるところだったのだ。


◆2006/06/05 (月) 実の株価と虚の株価 1 きっこの日記
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/

灘高から東大っていう、ニポンをダメにしてるヤツラ専門の歪んだレールを歩いて来た村上ファン怒の村上容疑者は、これから、長い長い取調べを受けることになったワケだけど、それは、やって来た悪事の数が、あまりにも多いからだ。東京地検特捜部は、とりあえずは、ライブドアがニッポン放送を乗っ取ろうとした時のインサイダー容疑で逮捕したけど、村上が、イノシシ被告をはじめとしたITバカ社長どもをそそのかしてやって来た悪事は、数え上げたらキリがない。

たとえば、皆さんオナジミのダイナシティの件、これなんか、株のことをまったく知らないあたしから見たって、あまりにもバレバレだ。ザッと流れを振り返ると、去年の6月28日に、ダイナシティに大掛かりなマルサのガサ入れがあり、その流れの中で、前社長、中山諭が、「覚醒剤所持」の現行犯で逮捕された。そして、中山は、7月19日に「覚醒剤使用」で追起訴され、「懲役1年6月、執行猶予3年」の有罪判決を受けた。これによって、ダイナシティの株価は、それまでの半額以下にまで落ち込み、そのまま9月を過ぎても低空飛行を続けていた。

だけど、中山諭の逮捕から4ヶ月以上も、26000円から28000円の間を行ったり来たりしてた株価が、10月の半ばになったら、たった4日で10000円も高騰したのだ。たった4日って言っても、土日をはさんでたから、実際には、金曜日と月曜日のたった2日間の出来事だ。これが何かって言うと、9月ころから、村上ファン怒がダイナシティ株を買い進めていて、10月の半ばで大量保有してたことが明らかになったために、「村上が買う株は上がる」って思ってた一般投資家たちが、一気に「買い」に走ったからだ。ようするに、村上っていう守銭奴は、莫大な資金力を使って、手のひらの上で全国の一般投資家たちを自由自在にもてあそび、自分だけが利益を得るっていう方法を繰り返して来ただけのペテン師だった今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?


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