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村上ファンドに拠出している顧客に、現日銀総裁や現官僚混じっていることは、「鉄板」であることを意味する。
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投稿者 TORA 日時 2006 年 6 月 23 日 12:44:19: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu122.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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村上ファンドに拠出している顧客に、現日銀総裁や現官僚や
現政治家それも野党政治家たちが、混じっていることは、
ほぼこのファンドが「鉄板」であることを意味する。

2006年6月23日 金曜日

◆<日銀総裁投資問題>オリックスがまとめ役 村上ファンド
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060622-00000161-mai-bus_all

日銀の福井俊彦総裁が村上ファンドに1000万円を投資していた問題で、オリックスが福井氏ら投資家から資金を集めるまとめ役となって村上ファンド傘下の複数の投資組合を事実上、組織していたことが22日、衆院財務金融委員会の福井氏への参考人質疑などで明らかになった。オリックスが集めた資金は、英国領ケイマン諸島にある村上世彰(よしあき)前代表の投資ファンドを経由して運用されていた。オリックスは村上ファンド設立の際、資本金の45%を出資するなど親密な関係にあった。

 福井氏が1000万円を投資し、昨年末までに総額1473万円の利益をあげていた契約は、福井氏がオリックスとの間で結んでいたことも判明。資金集めでオリックスと村上ファンドが一体となっていた実態が浮かび上がった。

 ◇設立時、45%出資
 福井氏の提出資料などによると、村上ファンドに投資する投資家は、オリックスがまとめ役(業務執行組合員)を務める投資組合の組合員となる。オリックスは資金を取りまとめて「統合投資組合」を組織し、ケイマン諸島にある「MACジャパンファンド」に出資していた。オリックスは同ファンドから出資金の2%(初年度は3%)の手数料を得ていたという。

 MACジャパンファンドは村上ファンドを構成する七つの投資ファンドの一つ。村上前代表が率いる投資アドバイザーの「M&Aコンサルティング」などが日本株への運用などを指示し、収益を上げていた。【川口雅浩】
(毎日新聞) - 6月22日23時9分更新


◆何としてもイスわる日銀総裁 6月21日 世界一小さい新聞
http://blog.nikkansports.com/general/yoshida/2006/06/post_78.html

理由(14)

6月15日に開かれた参院予算委員会に参考人として出席した
福井さんは、議員との質疑の中で、つぎのように述べている。

   「最終的な利益が残るのであっても、
   私は利殖を求めて拠出したわけではない。
   99年に私が拠出した時には、
   村上氏がまさかそんなにお金をもうけるとは思わず、
   失敗すれば全部なくなるが、頑張る男への支援で拠出したものであって、
   利殖目当てではまったくない。
   もし利益が残れば、私のための利益に使うつもりはまったくない。
   初めからその意図はない」

しかし、その後、この発言が虚偽ととられかねない事実が発覚した。
福井さんは、2001年2月に、収益を分配金として、
242万円受け取っていたのである。

仮にこのお金に触っていないと弁明したとしても、
福井さんの銀行口座は彼自身の口座であるから、
その分配金は彼のものである。
これを利益金と言わずして、何を利益というのか。

「そのままにしてある」から、受け取っていないことにはならない。
使う、使わないは、彼自身の都合だ。
利益金に触れる必要がないのは、税金で福井さんが使える金が潤沢にあるので、
自分の口座の金はそのままにしておける余裕があるに過ぎないのである。

理由(15)

運用益は、6年間で、2.2倍。
1000万円の原資が、なんと2473万円に豚化した。
この豚化した運用益は、

   すべて、日銀総裁就任後

に計上されている。
本日21日日刊スポーツ紙社会面で、経済ジャーナリストの荻原博子さんは、

   「国民が今回の問題で怒っている理由は、
   自分たちの預金には利息が付かないのに、
   日銀総裁だけがもうけているという一点なのに」

とコメントされているが、明らかに間違いである。
国民が怒っているのは、お茶の間レベルではなく、
日銀総裁として辞任するほどの責任がある問題にもかかわらず、
辞任という明解な責任の取り方をしていないからである。

総裁として、今回の儲け方が違法行為に等しい行為であったから
納得できないのである。
荻原さんの「・・・一点なのに」と表現するのは、
あまりにも、問題を矮小化(わいしょうか)している。

ベビー日刊が上げている、理由、根拠に
わがコメンテーターは賛同を表明していることからも明らかであろう。

理由(16)

村上ファンドには、アメリカの大学財団の資金が
ファンドの6割とも8割とも占めていたと言われる。

普通、リスク分散を考えると、そういう無防備な拠出をするだろうか。
考えられることは、理由(2)のお墨付き説に関係する。

村上ファンドに拠出している顧客に、
現日銀総裁や現官僚や現政治家それも野党政治家たちが、
混じっていることは、
ほぼこのファンドが「鉄板」であることを意味する。
つまり、村上世彰容疑者が、これだけの「裏書」
「お墨付き」を利用しないわけがないと考えるのが普通だ。

ここまで大学財団が膨大な拠出をする理由が他にあるのなら、
教えてほしいものである。

理由(17)

新聞資料などを読む限り、
福井さんが提出した資料によると、
拠出した金額は1000万円であることがわかっている。

しかしこの1999年に拠出した金だが、
本当に福井さんが自分のお金を拠出したという証明には至っていない。
村上ファンドがいわば拠出金という形をとって
「お墨付き」代として、運用していたということは有り得ないのか。
ないとは思うが、野党には、この辺りを次回に質問してもらいたい。

理由(18)

福井さんは、株式を5銘柄、合計3万5000株を
保有していることも公表した。
厳しく中立性を要求され、インサイダー情報にもっとも近い位置にいる人が、
どのようないきさつがあるにしろ、
総裁就任前にすべて処分していないことは
厳しくその責任を問われても仕方がない。

   「民間時代のかかわりをすべて整理したつもりだったが、
   一つだけ残っていた」

と、福井さんは弁解しているが、なんという脇の甘い、
言い訳のヘタクソな人だろう。

理由(19)

日本の財界の有力者が、米国に出向き、
向こうの金融の番人から、
福井さんはやめないでよい、という見解を手に入れて、
リークをしていたが、
これは、まったくアメリカ人を知らない行動だ。

彼らは、日本の金融の番人や政府の首根っこを押さえたいのである。
日本をアメリカの隷属国としたい戦略の一つに過ぎない。

福井さんが、自ら辞任しないと、
日本の独自性を保てなくなるのではないか。

理由(20)

福井さんは、さすがに根っからの銀行マンである。

   収益および拠出金すべてを寄付する
   月額報酬の30%(約61万円)を6ヶ月返上

この金で総裁の椅子い座りつづけさせてほしい、と言っているわけで、
案の定、金を扱うことが存在の大半になっている人の発言だ。

金額も自分で決め、すべて、この件を
お金で決着をつけようという考えだが、
たまには、そうでない選択をしてみてはいかがか。

理由(21)

共同通信によると、福井さんをインサイダー取引容疑で
東京地検特捜部に告発した人がいる。

  元長野県軽井沢町議の岩田薫さん

岩田さんの告発状では、

  福井総裁は、量的緩和政策を解除した今年3月の
  決定に強く関与する立場にあり、
  解除により株価下落が予想された立場にあったにもかかわらず、
  直前の2月に村上ファンドに出資金1000万円の解約を
  申し出たのはインサイダー取引である

と指摘しているそうだ。

岩田さんは、かつてゲリラジャーナリズムと呼ばれた
雑誌「噂の真相」などで活躍。
長野オリンピックの立役者であり西武王国の総帥の堤義明さんを
告発した人だった、と記憶している。

そう言えば、堤さんも落ちてしまった・・・。

全共闘世代のしつこさをこの大物標的に見せてくれるのだろうか。

理由(22)

記事「村上不安度」(5月13日付)で登場された、
糸山英太郎さんは、6月14日付のご自身のブログで、

   福井日銀総裁 村上ファンド出資問題
   私は辞任を求める

という強いスタンスを表明している。
この表明にベビー日刊は賛同する。

糸山さんが引いた、以下のたとえは、まったく説得力があり、
ベビー日刊もこれを理由(22)に加えたい。

   米国でいえば、既に退任したグリーンスパンFRB議長が
   悪名高きファンド、スティール・パートナーズに
   出資していたようなものだろう

以上、三回にわたる記事で、
辞任をすすめる理由は、ついに22項目にもなってしまった。

(私のコメント)
ワールドカップの日本代表は奇跡が起こることなく二敗一分けで終わりましたが、ブラジルとの対戦を見ても明らかに実力の格差は明らかであり、日本選手はボールをキープする事も正確なパスをする事もできない。トラップがまずくて簡単にブラジル選手にボールを取られてしまう。おまけにスタミナと闘志が無く、ブラジルのシュートの雨あられを川口がかろうじて防いでいた。

これで日本のワールドカップは終わりましたが、現日本代表は年齢的に次は無理だから若手から育成していかなければなりませんが、ジーコ監督は若手の育成にはタッチしなかった。オリンピック代表レベルの若い選手を2,3人ベンチに置くだけでも次に繋がると思うのですが、一番若い茂庭、駒野も25歳だから4年後は難しい。

さて福井日銀総裁の問題ですが、どうしても辞めないつもりらしい。日銀の内規に触れないからという理由らしいですが、株やファンドでかなりの利益を上げている。国会の委員会でも嘘つきまくりで国民の怒りをかっている。日銀の内規は抽象的な文言だからどうにでも解釈できるのですが、厳しく見れば明らかに内規に触れている。


◆福井日銀総裁、内規に違反 2006年6月17日(土) 「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-06-17/2006061701_03_0.html

日本共産党の佐々木憲昭議員は十六日の衆院財務金融委員会で、福井俊彦日銀総裁が村上ファンドから収益をえていた問題について、「国民は預金利子もゼロに近いのに、その一方でぬれ手でアワのボロもうけを奨励し、その利益を自分のふところに還流させてきた」と批判し、日銀総裁の辞職を求めました。

 佐々木氏は「日本銀行員の心得」には「世間からいささかなりとも疑念を抱かれることが予想される場合には、そうした個人的利殖行為は慎まなければならない」と定められていることを指摘。日銀総裁が私的利益を目的とするファンドに出資し、所得を得ていたことは規定に反すると追及しました。

 福井氏が「利殖を意図していない」と弁解したのにたいし、佐々木氏は「意図しなくても利得がある。村上ファンドがインサイダー取引で得た不当利得の一部を受け取ることには変わりない」と批判しました。

 また、佐々木氏は、福井氏が明らかにした株保有に関連し、日銀の内部規定で株保有に報告義務がないのは問題だと指摘し、株など保有資産の年一回の公表の義務付けなどの検討を求めました。福井氏は「委員のご指摘の通り。改善すべきは改善する」とのべました。

 さらに佐々木氏が二十日までに村上ファンドの四半期ごとの運用報告書と決算書の提出を求めたのにたいし、福井氏はさがして見つかれば提出すると約束しました。

(私のコメント)
小泉首相や阿部官房長官は辞める必要はないとコメントしていますが、金融の中枢が腐りきっているのだから、至急何とかしないと今後の金融行政に悪い影響が残ったままになるだろう。しかし日銀総裁の人事権は政府にはないからどうすることも出来ませんが、福井総裁が辞めないと言えば誰もどうすることも出来ない。このようにしたのも国会ですが、日銀の陰謀に嵌められたのだ。

検察が福井総裁をインサイダーで逮捕すれば別ですが、それは出来ないだろう。戦前の日本もそうだったのですが、軍部に特権的なグループが出来て、そのグループのメンバーは不始末で失脚する事があっても必ず復活して出世してしまう。ノモンハン事件の張本人の辻参謀もその一人であり、そのような人物が日本を敗戦に導いたのだ。


◆日本陸軍における責任
http://www.aka.ne.jp/~deguchi/hobby/japan/responsibility.html#conclusion

《 その他にも辻参謀がかかわった作戦は無謀なものが多い.何故か日本陸軍の負け戦には彼が絡んでいる.

日本が敗戦すると辻政信は僧侶に化け潜伏した.戦犯としての訴追を恐れたのである.そして,戦犯の追及が終わったころ日本に帰ってきた.彼は,潜伏していたときのことを潜行三千里という本にまとめて出版した.これがベストセラーとなり,彼はこれを元に国会議員になった.その後,ラオスに行ったまま行方不明となった.一説によれば,山下財宝を探しに行ったのだとも言われている.

辻参謀に関して驚くのは,ノモンハンの失敗があったにもかかわらず,太平洋戦争時には大本営の参謀として数多くの作戦を指揮したことである.しかも,その作戦の多くが無謀なもので失敗したにもかかわらず,その責任を追及されていない.また,彼自身自分に非があったとも考えていないようである。 》

(私のコメント)
バブルの発生と崩壊で日本は「失われた10年」を体験していますが、二度目の敗戦とも言われています。まさに福井日銀総裁は戦前の日本陸軍の辻参謀のような人物であり、たとえ失脚してもいつの間にかエリートコースに舞い戻って不始末をしでかす。福井総裁が有能であるかどうかはバブルの発生と崩壊の当事者でもあったのだから無能であるか、根性の捻じ曲がった人物なのだ。

福井総裁が決断した量的金融緩和解除も適切なタイミングであるとは言いがたい。速水総裁のゼロ金利解除もタイミングが早すぎて失われた10年が失われた15年に延長になりましたが、日銀官僚は同じ失敗を何度も繰り返す。彼らは生きた経済を知らないから数字しか分からない。今金融を引き締めれば日本経済が窒息死するのは目に見えている。

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