他方、ひとくちに多数化といっても、いくつもの考えかたありうるというのがお分かりかと思うのですが、
　　ゴール（…勝利の在り方）そのものが、そのプレーヤー毎に分岐してしまっている気がします。
　　分岐しても多数化は為され、多数化の弊害は出るでしょうが、分岐してしまうところに（元凶としての）多数化の本質が垣間見えるのですね。

　　それは本質とも言えるだろうし、ともかく、そういう均質化があるはずなのです。
　　多数化をやる人たちは多数化において均質化されているというところがポイントでしょう。
　　正しさに優先する多数化という顛倒があるので、それが絶望的な乱れとして、人々の方向を歪めているはずなのです。

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