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イタリア、世界王者の採点表 [スポーツナビ]
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投稿者 white 日時 2006 年 7 月 10 日 18:37:40: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イタリア、世界王者の採点表 [スポーツナビ]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000019-spnavi-spo

イタリア、世界王者の採点表
 ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝で、イタリアはPK戦の末、フランスを破ってW杯4度目の優勝に輝いた。今大会のイタリア代表選手と監督の採点表は以下の通り。

■GK

ブッフォン 9.5

 肩の重傷と不安定なプレー、さらには賭博疑惑という最悪のシーズンを過ごしてのドイツ入りだったが、今大会では世界最高のGKという肩書きを文句なしに取り戻した。ミスや不安定なプレーはなく、どんなボールにもしっかりと対応。ゴールポストに頭をぶつけることも厭わなかった。

ペルッツィ 6

 出場機会がなかったため、プレーについては判断不可能。チームの一員としては大事な存在だった。

アメリア 6

 出場機会がなかったためプレーについては判断不可能。チームの一員としては大事な存在だった。

■DF

ザッカルド 6

 最初の2試合はスタメン出場。ガーナ戦はまずまずのプレーだったが、アメリカ戦では(チーム全体が)苦戦を強いられた。その結果、クリアミスによるオウンゴールでアメリカに同点ゴールをプレゼント。ウクライナ戦の最後の15分間で再びリッピ監督にチャンスを与えられ、リードを守って名誉を回復した。

グロッソ 9.5

 運命の男。ディフェンス面でもオフェンス面でも、左サイドで大会を通してコンスタントにレベルの高いプレーを披露していた。彼のW杯を語る上で2つの重要な場面を挙げないわけにはいかない。オーストラリア戦では後半ロスタイムにPKを獲得。10対11での延長戦突入を覚悟していた状況だった。ドイツ戦ではPK戦にもつれ込む直前に歴史的なゴールで均衡を破った。フランスとの決勝でも最後のPKを決めた。

カンナバーロ 10

 圧倒的な存在。ベルリンでの決勝で代表100試合出場を達成し、最高のW杯に花を添えた。フィジカルコンディションが素晴らしく、ディフェンスのミスは皆無。常に相手の先を読み、ファウルを必要最小限にまで抑えた。ネスタの負傷により、ますます責任が重くなったが、これまで通りディフェンスの柱として活躍し、さらにはリーダーとしてチームを率いるまでになった。今大会の最優秀選手と考えていいだろう。

バルツァッリ 6.5

 彼のW杯はオーストラリア戦で突然のように開幕。マテラッツィの退場により、4バックを維持するためトーニとの交代で出場したが、取り乱すことなく任務を遂行した。ウクライナ戦(ネスタ負傷、マテラッツィ出場停止)ではスタメンで出場。十分に及第点以上の試合だった。

ネスタ 7

 3度目のW杯で3度目の負傷。W杯本大会との巡り合わせの悪さは相変わらずだった。スタートは順調で、ガーナ戦では上々のプレー。アメリカ戦では冷静さを保ち、アズーリの中で最も落ち着いてプレーしていた。第3戦のチェコ戦で負傷して大会から姿を消した。

ザンブロッタ 9

 負傷明けのためガーナとの初戦は欠場。アメリカ戦以降はサイド(アメリカ戦は左サイド、チェコ戦からは右サイド)からの突破、クロス、奇跡的なボール奪取、アシストなど相次ぐ活躍を披露した。ウクライナ戦は彼にとって完ぺきなゲーム。先制ゴールを決め、ゴールライン上で失点を防ぎ、トーニの3点目のゴールをアシストした。

オッド 6

 ウクライナ戦の後半途中から出場。忠実に自分の仕事をこなし、チームメートを助けて準決勝進出につながる勝利を手にした。

マテラッツィ 8.5

 初出場の試合は強く記憶に残る。チェコ戦の前半17分、負傷したネスタに代わって出場し、その9分後にはチームを決勝トーナメント進出に導くヘディングシュートをたたき込んだ。続いてのオーストラリア戦では悪質なファウルでレッドカード。彼自身もイタリアも危険にさらされたが、結局チームは勝ち進んだ。1試合の出場停止を経てマテラッツィは再びレベルの高いプレーを取り戻し、フランス戦でもゴールを記録した。

■MF

デ・ロッシ 6

 やや場違いな存在。イタリア最高のMFとなる可能性を秘めているが、現時点では精神面の不安定さが足を引っ張っている。アメリカに同点に追いつかれた1分後の前半28分、マクブライドにひじ打ちを食らわせて退場。チームを危機に追い込んだこの行為で4試合の出場停止処分を受けた。今後はこれを教訓に真の力を見せてくれることだろう。決勝のフランス戦で復帰してチームを助けた。

ガットゥーゾ 9

 チームの心臓。全力疾走、相手選手へのボディコンタクト、執拗(しつよう)なマーク、チームメートやサポーター(応援する彼らではなく、逆にガットゥーゾがグラウンドの中から彼らを勇気付けていた)を鼓舞する姿など、クラブで見せているプレーを今大会でも発揮した。さらに“猛犬”(ガットゥーゾの愛称)はファウルを必要最小限に抑え、ディフェンスだけではなく、攻撃面でも何度も前線に加わるなど、荒削りな面を洗練させた様子も見せていた。

トッティ 7.5

 大きな負傷から記録的なスピードで回復し、ドイツに行けたこと自体が奇跡だった。序盤戦は低調。ガーナ戦では苦戦を強いられた。アメリカ戦では、いら立ってイエローカードを受け、チームが10人になった後に途中交代。チェコ戦でも才能の一端を垣間見せるにとどまった。彼のW杯が開幕したのはオーストラリア戦。デルピエロに代わって75分から出場し、ロスタイムに決勝のPKを決めた。その後はラストパスや流れを変えるプレー、深い位置への縦パスなど本来の姿が見られた。

カモラネージ 6.5

 国歌は歌わないものの、グラウンドの中ではスタメン出場でも途中出場でもリッピ監督に与えられた仕事を十分にこなした。ほとんど右サイドでプレーし、いつも相手のディフェンス陣を脅かしつつ、しばしばカバーに戻ってディフェンス陣を助けていた。

バローネ 6

 チェコ戦、ウクライナ戦で短時間の出場。リードを守るため中盤を助けた。すぐにチームになじみ、素晴らしいW杯を戦ったイタリア代表の一員として名を連ねることができた。

ペッロッタ 8.5

 相手チームにとっては彼のような選手の存在は大きな問題だろう。フィジカルコンディションが素晴らしく(ほぼフル出場)、遠い位置から走り込んで相手に守りのポイントを絞らせず、ディフェンスの間に侵入してFWへのパスや自らのシュートを狙っていた。ディフェンス面でも貢献。あとはゴールだけが足りなかった。

ピルロ 9

 カンナバーロがチームリーダー、ガットゥーゾが心臓だとすれば、ピルロはチームの頭脳。リッピの構想した組み立ては、すべて彼の足を経由して生まれ、チームは数的不利の状況でも彼を中心にまとまっていた。自らの得点する場面(ガーナ戦で代表初ゴール)や、ドイツ戦でのグロッソの1点目のように貴重なアシストを供給する場面も。

■FW

デル・ピエロ 7

 彼の貢献が特に感じられたのはドイツ戦の延長。3度のゴールチャンスを作り出し、そのうちの1つを決めてドイツを完全にノックアウトした。ドイツのゴール裏を駆け抜ける彼の姿はイタリア人の記憶に永遠に残ることだろう。あとはガーナ戦で短時間の出場。アメリカ戦は後半に出場し、まずまずのプレー。オーストラリア戦では前半に好プレーを見せた。

トーニ 7

 リーグ戦のような圧倒的な得点力は見せられず、ゴールへの道筋を見つけ出すのに苦しんでいた。相手のディフェンスをこじ開けたり、疲労させたりする彼のプレーで、味方選手にスペースが生まれ、そこを突いてゴールを奪うことができた。ウクライナ戦では沈黙を破るゴール。相手が同点ゴールをうかがっていた苦しい時間帯での活躍だった。

ジラルディーノ 7

 最初の2試合、ガーナ戦とアメリカ戦ではなかなかのレベルでプレー。アメリカ戦では先制ゴールも奪った。その後の2試合(チェコ戦、オーストラリア戦)では調子を落とし、何度かのゴールチャンスを決められなかった。ウクライナ戦は欠場。ドイツ戦ではトーニとの交代で出場し、ポストをたたくシュートとデルピエロへの完ぺきなアシストで試合を決定付けた。

イアキンタ 6.5

 疲れたディフェンス陣に対して、彼のフィジカルの強さを生かすため、リッピ監督はいつも途中出場で彼を起用。ガーナ戦ではそれが的中し、勝利を確実にするゴールを奪った。ドイツ戦でも右サイドで相手を脅かした。オーストラリア戦の後半は良くなかった。

インザーギ 6.5

(負傷したビエリに代わって)ぎりぎりの招集だったが、おそらくもっと出場機会を得られると期待していたことだろう。それでも問題を起こさず、チームの結束を固めるのに貢献したことは評価に値する。唯一出場したチェコ戦では、いつも通り確実にゴールを陥れた。

■監督

リッピ 10

 それほど苦しむことなくアズーリをW杯ドイツ大会出場に導いたが、その後サッカー界のスキャンダルにより危うい立場に立たされた。いくつかの電話盗聴の内容や、息子がGEAワールド社の代理人を務めている影響で、「代表選手の招集をめぐって不正に関与したのではないか」とマスコミや世論に批判され、監督の座を追われる寸前だった。イタリアサッカー協会特別役員のグイード・ロッシの信任を得て、チームの“避雷針”として批判を自らに集中させ、作り上げたチームを守ることに成功した。論理的な布陣、正確な選手交代、どんな時でもどんな状況でも勝利を狙う姿勢など、戦術面でのミスは皆無。特にデルピエロ、トッティ、ジラルディーノ、イアキンタと攻撃的な選手を4人そろえたドイツ戦の延長での采配(さいはい)は素晴らしい。最近のほかの監督の傾向を見れば、おそらく負けないことを優先して1トップで戦い、PK戦で敗れていただろう。

(C)SPORT

サッカー
(スポーツナビ) - 7月10日13時18分更新

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