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三宅裕司 こだわり続ける江戸前の笑い [ゲンダイ]
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投稿者 white 日時 2006 年 8 月 28 日 20:44:05: QYBiAyr6jr5Ac
 

□三宅裕司 こだわり続ける江戸前の笑い [ゲンダイ]

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2375553/detail?rd

三宅裕司 こだわり続ける江戸前の笑い

 この10月、レギュラー番組のひとつが打ち切られることになった。関口宏とともに97年から司会を続けている「どっちの料理ショー」(日本テレビ)だ。が、三宅裕司(55)にとって“凶報”かというと、そうではない。打ち切りと同時に、三宅、関口を起用した旅番組が始まることになったのだ。なんのことはない、「どっちの料理ショー」が「どっちの旅行ショー」になるだけの話だ。打ち切りは視聴率低迷が原因というが、むしろ、テレビ界における三宅の“発言力”を証明する形になっている。

 司会業のかたわら劇団を主宰していることはよく知られている。小倉久寛らが所属する「スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」だ。旗揚げしてからすでに26年になるが、それが司会業か劇団か「どっちつかず」の印象を与えている。深い理由があるのか。

 51年、東京・神田の生まれ。3代続いたチャキチャキの江戸っ子だそうだ。明大時代は落研で鳴らした。高座名「紫紺亭志い朝」は、後輩の立川志の輔、コント赤信号の渡辺正行らに引き継がれた“名跡”だという。

 大学を出てからが苦労した。コメディアンを目指してタレント養成学院に入ったが、周囲になじめず3カ月でやめた。その後、「東京新喜劇」「少年探偵団」「大江戸新喜劇」などに所属し、「SET」をつくったのは29歳の時。が、もちろん食えるわけもなく、ようやく普通の生活が出来るようになったのはそれから5年後、ラジオ番組のパーソナリティーに起用されてからだった。

 あれこれ寄り道したのは、笑いの質にこだわりがあるから。前述の江戸っ子、落語好きでも分かるとおり、「江戸前の笑い」を追求している。今はやりの関西風コテコテのお笑いには“違和感”があるようだ。これがテレビにどっぷりとつからない理由になっている。本音を言えば、テレビに批判的なのだ。あるインタビューでこう言っている。

「ある時期からテレビはドジな生き方をしてきた人がそのまま出てくるようになってしまった。何の芸もなく“笑われている”だけ。本当のプロは、ドジな人間を演じて“笑わせ”なければならない」

 さらに、別の取材にはこう答えた。

「テレビのレギュラーは5本までと決めている。これだと舞台公演に年間1、2本は出られる」

 テレビで稼いで劇団に返す。ポリシーがハッキリしている分、テレビ局も一目置かざるを得ない。自称「カバ顔」だそうだが、その風貌(ふうぼう)とはかけ離れたなかなかの“戦略家”だ。

【2006年8月25日掲載】


2006年08月28日10時00分

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