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□必殺頭突きで活躍 大木金太郎氏死去 [スポーツニッポン]
http://sports.livedoor.com/article/detail-3718497.html
必殺頭突きで活躍 大木金太郎氏死去
昭和の名レスラー・大木金太郎（本名＝キム・イル）氏が２６日、慢性腎不全などのため韓国ソウル市内の病院で死去した。７７歳だった。
力道山にあこがれた大木氏は５８年、韓国から漁船で密入国。入国管理法違反で拘束されたが力道山が身元引受人になり５９年に日本プロレスに入門。その後はアントニオ猪木、故ジャイアント馬場とともに若手三羽ガラスとして活躍した。石頭を利用し王の一本足打法にならった強力なヘッドバットは“原爆頭突き”と呼ばれファンに親しまれた。日本プロレス分裂後は全日本、新日本などのリングで活躍。坂口やブッチャーらと名勝負を繰り広げた。
８１年に日本のプロレス界を去った後は韓国でのプロレス発展に尽力。最近１０年間は糖尿病や内臓疾患で入退院を繰り返していたが今年６月のＷＷＡソウル大会を観戦し、ライバル・猪木らと旧交を温めていた。猪木も突然の悲報に「デビュー戦の相手が大木さんだった。力道山門下のほとんどがいなくなって寂しい。プロレスの礎を築いた故人の功績をわれわれは次代へ引き継いでいかないといけない」と話していた。
▼新日本坂口征二相談役 私が新日本に移籍した時物議を醸し、遺恨試合を行ったことが一番の思い出。２月に会った時は「元気で頑張れ」とお気遣いいただいたのに残念でならない。
▼山本小鉄 ＮＷＡタッグチームとして数々の試合をした。壮絶な現役生活でしたが、安らかにお休みください。
▼新日本サイモン猪木社長 名勝負を繰り広げ、義父・アントニオ猪木とともにプロレス黄金期の立役者となった伝説的なレスラー。多大な功績を残された故人のご冥福を心よりお祈り致します。
2006年10月27日 06時01分
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