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□また埼玉！マンションごみ置き場に５００万円 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1790556/detail
また埼玉！マンションごみ置き場に５００万円
埼玉県警浦和東署は２０日、さいたま市南区のマンション敷地内のごみ置き場で、収集作業員が現金約５００万円を発見したと発表した。拾得物として所有者を捜している。調べでは、同市から、ごみ収集を委託されている業者の男性従業員らが１０日午後２時すぎ、現金を発見、翌１１日に届け出た。埼玉県内では昨年から数千万円の現金が相次いで発見されている。いずれも所有者は見つかっておらず、今回の事件との関連も不明だ。
浦和東署によると、さいたま市南区のマンションの「家庭ごみ収集所」から、現金約５００万円が発見されたのは１０日の午後２時１０分ごろ。当日は金曜日で「不燃ゴミの日」。同市に委託されたごみ収集業者の従業員２人が、収集所にあった５、６袋を収集車の後方に詰め込んだ時だった。
ローラーに押しつぶされ、破裂した袋の中から、札束がひょっこりと顔を出した。従業員は、ローラーのスイッチを止め、急きょ作業を中止。翌１１日に警察に届け出たが、約５００万円はあやうく不燃物とともに、“クラッシュ”されるところだった。従業員は「投げ入れる時には現金は見えなかった」と話しているという。
現金が入っていた袋は、さいたま市指定の半透明のごみ袋（７０リットル）で、中には傘やガスコンロなどの“がらくた”も一緒に入っていたという。現金は使用された状態のものが多く、中には銀行の帯封がついているものもあった。その後、浦和東署では７０世帯の同マンション住民に対して文書を作成、回覧して協力を求めたが、持ち主は名乗り出なかったという。事件発生から１週間以上が経過したため公表。所有者を捜している。
現場はＪＲ南浦和駅から徒歩５分の閑静な住宅街にある高級マンション。あるマンション住民は「現金が捨てられていたのは全然知らなかった。今日、報道陣が来て知りました。住民の間でうわさのようなものもありません」と困惑気味に話した。「５００万円と聞くと、やっぱり気持ち悪い」「簡単に本に挟まっていたりする金額じゃないし、驚いた」などと話す住民もいた。
埼玉県内では昨年１０月に所沢市の産業廃棄物処理場で廃棄物から現金約３１００万円、１２月には鴻巣市の民家の生け垣でバッグに入った約２１００万円が発見されたが、いずれも所有者は見つかっていない。一連の事件について、捜査関係者は「現在捜査中だが、関連性などは分かっていない」と話している。
2006年03月21日08時15分
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