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シンドラー社幹部 一問一答 「構造上の問題ない」  【産経新聞】
http://www.asyura2.com/0601/nihon19/msg/805.html
投稿者 愚民党 日時 2006 年 6 月 13 日 07:52:11: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: (制御不全)ブレーキ?安全装置? エレベーター死亡事故1週間 【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 6 月 12 日 02:50:47)

シンドラー社幹部 一問一答 「構造上の問題ない」

歯切れ悪く…3時間以上

 事故から9日。東京都港区のエレベーター圧死事故で、製造メーカーのシンドラーエレベータが12日、初めて会見。「構造や設計で起きた死亡事故はない」。3時間以上に及んだ会見ではメンテナンス側の問題を強調する一方、「データがない」と歯切れの悪い答えを繰り返した。主な一問一答は次の通り。

 −−責任は

 スイス本部のヘス氏「エレベーターの運用ではメンテナンスが重要だが、他社が保守点検していても当社の責任を感じる。死のエレベーターというイメージを持たせ、申し訳ない」

 −−住民への説明をしなかったことは

 日本法人社長のスミス氏「正しく対応していないとの印象を与えたことを反省している。今週から住民説明会に出席する」

 −−全世界で死亡事故は何件起きているのか

 ヘス氏「公開していないが、小数点以下ゼロが13個並ぶくらい少ない数字だ」

 −−米国や中国でも死亡事故が起きている

 ヘス氏「構造や設計からくる死亡事故は1件もなく、1997年に中国・四川省で起きた事故は保全会社の責任、2002年の香港の事故はメンテナンスの問題、04年に米・ニューヨークで起きた事故は人為的ミスと当局が結論付けている。メンテナンスの事故としては部品の取り付け間違いなどがある」

 −−死亡した高校生に対しては

 ヘス氏「世界で働く4万人の全従業員に伝え、4万人が悲しんでいる」

 −−ドアが開いたまま上昇するトラブルは何件か

 スミス氏「データを持ち合わせていない。深刻なアクシデントとは認識している」

 −−メンテナンス会社との関係は

 ヘス氏「これまでもメンテナンス会社に情報や文書を開示してきた。これからは技術を習得するためのセンターにメンテナンス会社の社員を招き、連携を強めたい」

 −−死亡事故機のトラブル数は

 日本法人の事業本部長「平成10〜17年に27件の通報があり、表示機異常が4件、閉じ込め2件、異常音2件などだ。ブレーキや制御盤の異常ではない」

 −−事故機でブレーキパッドの摩耗が指摘されているが

 ヘス氏「そんなに摩耗するものでなく、頻繁に取り換える部品でない」

 −−最後に取り換えたのは

 事業本部長「データを持ち合わせていない」

                   ◇

≪情報開示 怠り失敗≫

 企業危機管理コンサルタントの田中辰巳リスク・ヘッジ社長の話「事故が起きた場合、企業は被害の拡大防止と再発防止を優先させなければならない。外資系なので日本法人との連絡に時間がかかったのかもしれないが、シンドラー社は同機種の設置状況や不具合情報をすぐに開示せず、失敗した。憶測の見解を述べることはないが謝罪は必要だった。今回は遅い会見ではあったが、挽回(ばんかい)の機会。だが、そこでも一般論として『メンテナンスの事故』と示唆しながら、自らの責任を事実上回避する姿勢に終始した。何のための会見なのか。危機管理能力のなさを露呈したといえる」

http://www.sankei.co.jp/news/morning/13na1001.htm

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