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捜査に大きな問題なし／畠山容疑者再逮捕で県警が会見
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藤里町の連続児童殺人事件で、畠山鈴香容疑者を長女・彩香ちゃんに対する殺人容疑で再逮捕したのを受け、県警の岸野篤司刑事部長（捜査本部長）らは１８日、能代市落合の能代山本交通センターで会見した。
報道陣からは、県警が当初、畠山容疑者の長女彩香ちゃん＝当時（９つ）＝の水死を「事故の可能性が高い」と判断したことへの質問が集中した。県警側は「事件、事故両面で捜査してきており、問題はなかった」との姿勢に終始。捜査に対する批判が沸き上がっている地元藤里町の住民との認識の隔たりが浮き彫りになった。
質疑に応じたのは、捜査本部長の岸野篤司刑事部長。彩香ちゃん事件の捜査の在り方を追及する質問に対し、「（捜査ミスを）認めるとか、認めないとかではなく、われわれは捜査を継続してやってきた」「事故とは断定していない。畠山容疑者にも、事件との両面で捜査していると説明しており、理解は得られていた」などと答えた。
地元では早くから、母親（畠山容疑者）の犯行がうわさされていた経緯があり、「母親を重要視していれば、豪憲君事件は防げたのではないか」との指摘も出た。岸野部長は「大沢橋での（畠山親子とみられる）目撃情報は、豪憲君殺害後に寄せられた。当時は母親を疑うような情報は寄せられていなかった」と説明、捜査に問題はなかったとの姿勢を崩すことはなかった。
（2006/07/19 08:37）
秋田魁新報
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060719b
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