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女性教諭殺害を26年後に自供、男に330万賠償命令 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/0601/nihon20/msg/782.html
投稿者 white 日時 2006 年 9 月 26 日 22:13:30: QYBiAyr6jr5Ac
 

□女性教諭殺害を26年後に自供、男に330万賠償命令 [読売新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000311-yom-soci

女性教諭殺害を26年後に自供、男に330万賠償命令
 1978年に東京都足立区立小の女性教諭・石川千佳子さん(当時29歳)を殺害して自宅の床下に埋め、殺人罪の時効成立後の2004年に犯行を自白した同小の元警備員の男(70)らに、遺族3人が約1億8600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。永野厚郎裁判長は、男が遺体を隠し続けた行為について、「遺族が故人を弔う機会を奪い、故人に対する敬愛・追慕の情を著しく侵害した」と述べ、男に計330万円の賠償を命じた。

 一方、殺害行為については、民法上の「時効」が経過しているとして、賠償責任は認めなかった。

 訴訟では、不法行為から20年がたつと賠償請求が出来なくなる「除斥期間」を適用するかどうか争点となった。遺族側は、「殺害と遺体の隠匿は一連の不法行為で、除斥期間の始まりは遺体発見時とすべきだ」と主張したが、判決は、「殺害と隠匿を一体的に評価することは困難で、殺人についての除斥期間の始まりは殺害行為の時点とせざるを得ない」と指摘した。
(読売新聞) - 9月26日21時4分更新


▽関連記事

26年前に女性殺害と出頭 元の自宅から遺体発見(共同通信) ― 遺体は、拉致の疑いの「特定失踪者」だというが
http://www.asyura2.com/0406/nihon14/msg/231.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 8 月 22 日 20:53:18:eWn45SEFYZ1R.

時効成立後に自首、遺族が賠償提訴…女性小学教諭殺害 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/0502/nihon16/msg/895.html
投稿者 white 日時 2005 年 5 月 31 日 16:19:28: QYBiAyr6jr5Ac

時効「女教師殺害男(創価学会員)」が問われる1億8000万円訴訟 【週刊新潮】
http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/232.html
投稿者 ロシアチョコレート 日時 2006 年 7 月 17 日 11:31:46: DsXgc9p/1U5SM


□「時効」の壁、28年前の殺人で損害賠償は?…判決へ [読売新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000401-yom-soci

「時効」の壁、28年前の殺人で損害賠償は?…判決へ
 刑事事件としても民事事件としても「時効」を過ぎた後に殺人を告白した男に、損害賠償という「償い」を求めることが出来るかどうかが争点となった裁判の判決が26日、東京地裁で言い渡される。

 1978年に東京都足立区立小学校の教諭・石川千佳子さん(当時29歳)を殺害し、26年後に犯行を自供した男(70)らに、遺族が約1億8600万円の賠償を求めた民事訴訟。

 男側は民法の「時効」を盾に民事責任はないと主張している。「償いに時効はない」と訴える遺族の声は認められるのか――。

 故郷の北海道を離れ、東京で図工の先生をしていた石川さんが行方不明になったのは、78年8月14日。夏休みのプール当番で出勤した後のことだ。
(読売新聞) - 9月25日4時28分更新


□東京・足立区の小学校教諭殺害:遺族「民事でけじめを」 78年の事件、26日判決 [毎日新聞]

 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060924ddr041040007000c.html

東京・足立区の小学校教諭殺害:遺族「民事でけじめを」 78年の事件、26日判決
 ◇除斥の起点が争点−−発生時か発覚時か
 東京都足立区の小学校教諭、石川千佳子さん(当時29歳、小樽市出身)が78年に勤務先の警備員の男(70)に殺害、遺棄されていたことが04年に男の自首で発覚した事件で、遺族側が男と男を雇った同区に総額約1億8644万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、東京地裁である。損害賠償を請求できる除斥期間(20年)をどの時点から起算するかが最大の争点。刑事では公訴時効(15年)のため不起訴となっており、遺族側は「時間の壁で男に二度までも逃げられては本人が浮かばれない」と判決に望みを託している。殺人事件を巡る損害賠償請求訴訟で民法上の除斥期間が争点となるケースは極めて珍しい。【和田浩幸】
 訴状などによると、男は78年8月14日、校内で石川さんを殺害し、当時の自宅(同区)床下に埋め、04年8月に自首した。男の不起訴処分を受け、石川さんの弟憲さん(55)=小樽市=ら遺族側は昨年4月に提訴。「被害者の遺族が殺害行為の事実を知った04年から除斥期間を起算すべきだ」と訴えるが、男や足立区側は「遺族の損害賠償請求権は消滅している」と主張している。
 男から謝罪は一度もない。法廷に姿を現すこともなく、殺害の動機や経緯は明らかになっていない。憲さんは「法律を盾に逃げ回る卑劣な男にせめて民事訴訟でけじめをつけさせたい」と憤る。
 「小樽に帰ろう。必ず敵を取ってやるからな」。04年10月14日、警視庁綾瀬署の遺体安置所で自身の結婚式以来28年ぶりに再会した姉の遺骨に心の中で誓った。遺骨は部分ごとにビニール袋に入れられ、長さ約1・3メートルの小さなひつぎに納められていた。
 憲さんは「法律関係のことは難しくてすぐに忘れてしまう。記録に残して不利にならないようにしているんです」と最近覚えたワープロを駆使し、記録を欠かさない。
 東京地裁には裁判官や弁護士との打ち合わせを含め計9回足を運んだ。日時や出席者の氏名、やり取りの内容などを記したメモはA4判用紙で数百枚に上る。
 旅費の出費はこれまで約100万円。道路舗装会社の契約社員で、年収は300万円余り。仕事を休めば給料は減る。「金目当てでは」などと陰口もたたかれた。裁判のストレスで8月には胃かいようも見つかった。
 「裁判所が遺族に配慮した判決を出してくれることを祈るしかない。控訴するにも金がかかるし、これ以上長引けば体が持たない」。姉との約束を果たすためにこの機会を逃すわけにはいかない。
==============
 ■ことば
 ◇除斥期間
 一定期間の経過により、権利が消滅することを定めた制度。民法724条は不法行為に対する損害賠償請求権は、その行為が行われた時点から20年で消滅すると規定している。

毎日新聞 2006年9月24日 北海道朝刊

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