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「激動の中での収穫」(民主党・寺田学衆院議員のサイトより)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo18/msg/207.html
投稿者 めっちゃホリディ 日時 2005 年 12 月 30 日 21:24:07: ButNssLaEkEzg
 

http://www.manabu.jp/diary/index.php?20051230

「激動の中での収穫」


今年も残すところ二日となった。
事故・事件が多発する本年は、
やはり最後に羽越本線の脱線事故という無念な事故を起して終えようとしている。
(この事故については、事故詳細がより鮮明になってから日記に記したいと思う)
この事故を含め、多くの事故で命を落とされた方の冥福を心からお祈りすると共に、
再発防止のために出来ることを全力を挙げて取り組みたい。


今年一年を振り返る意味で、自分の日記を全部読んでみた。
怠惰によって100件にも満たない日記だったが、
その時その時の想いが粗末な文章ながらも吐露されており、
振り返るにはいい材料となる。
その日記などをもとに、自分のことに絞って一年を振り返ってみたい。

まず、今年は本当に激動の一年であった。

2月に本会議上で代表質問を行った。
いま思い返しても緊張が蘇る。
地方税法に関しての代表質問であったが、
冒頭に次世代の人間としての意見を表明したことが印象に残っている。
http://www.manabu.jp/diet/162_01.html

そして8月の解散、9月の総選挙。
今年解散があることなど、誰が本気に予想していただろうか。
補欠選挙から負けが続いていた我が党は、
この総選挙で決定的な敗北を喫した。
補欠選挙より感じていたことだが、
我が党の自民党化が影響していたことは否めない。
自民党がいわゆる民主党っぽい改革政党を標榜し、
我が党が既得権益を守り、ばらばらな政党として映し出された。
党勢拡大を大儀名目とした肥大化路線が、
昔からの支持者を失ったばかりか、国民の期待をも失ったと反省している。
他の人の言葉を借りれば「鉄筋が入っていないコンクリート住宅」のような政党に
国民の期待が集まるわけもなかった。
猛省しなければならない。
ゆえに、
幸いながら再選を果たす事は出来たが抱えた問題も大きかった。

その大敗北から数日後、
岡田代表の辞任を受けての代表選挙。
これは自分にとって大きな出来事であった。
選挙で生き残った若手議員と「今回は傍観者は止めよう」と話した京都での議論。
前原氏の代表選立候補表明直後に、
お誘いを受けての会食の席で、自民党との対立軸についての質問数点。
前原氏から納得いくお話が頂けなかったことを機に、
その足で菅氏が滞在する赤坂プリンスホテルに直行し、
出馬を要請させていただいた事。
それまで殆ど縁のなかった菅氏の選対事務局長を務めたこと。
事をあげればキリが無い。
私以外の方にとっては大したことではないように思われるだろう。
しかし、それまでの2年間の議員生活において、
これ程自分の意思をしっかりも持って行動したことは無かったと思う。
単なる党内での行動であるが、ものごとを動かす実感を得たのは大きい。


この他にも、数え切れないほどの出来事があった。
本当に激動の一年だった。
その激動の一年の中で、自分は何を得たのだろうか。
それが年末になって輪郭が見えてきた。
その一端が先日の日記で訴えたことでもある。
http://www.manabu.jp/diary/index.php
過剰にものごとが流動化する日本、
総中流化が崩壊し始めた日本。
その日本において、守らなければならないもの。
小泉総理率いる自民党とは一線を画す価値感というものが見えてきた。
遅いといわれるかもしれないが、
議員生活を通じて、当初から持っていた価値観に現実性が加わり、
自分としての目指すべきもの、理念の支柱が強化され始めたことは収穫と思う。
どんな政治家になりたいか。
どんな世の中を築きあげたいか、
それらを来年はより明確化し、それをもとに積極的な活動に取り組みたい。
(具体的な内容については元旦以降に書き記す)

今年の元旦の日記において、
http://www.manabu.jp/diary/index.php?20050101
今年は「勝負の年」と意気込んでいる。
確かに勝負の年だった。
おそらく来年も勝負は続く。
その勝負が自分のためではなく、国民のための勝負でなければならない。
その点は決して忘れないようにしたい。

本年一年、このHPと日記をご覧になってくださった皆様、
本当にありがとうございました。
時々いただける皆様からのメールが、
私にとっての一番効果的なご指導となったような気がします。
来年以降も、
成長という名の変化を遂げていくよう努力いたしますが、
決して本質は変わることのないよう肝に銘じて参ります。
以前の日記で私自身が引用した言葉のように。
「we must change to remain the same.」
〜変わらずに残るために、変わらなければならない〜

本当にありがとうございました。 

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