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自民総裁選 「靖国」は外せない争点だ―「信濃毎日新聞」社説
http://www.asyura2.com/0601/senkyo18/msg/702.html
投稿者 天木ファン 日時 2006 年 1 月 16 日 22:00:39: 2nLReFHhGZ7P6
 

(回答先: 天木直人・メディアを創る ( '06/01/16) 今年の政局はこれで決まりだ 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 1 月 16 日 15:21:20)

http://www.shinmai.co.jp/news/20060115/KT060114ETI090004000022.htm

社説=自民総裁選 「靖国」は外せない争点だ


 靖国神社の参拝を自民党総裁選の争点にするかどうかをめぐり、論議に火がつき始めた。靖国参拝はアジア外交の障壁になっている以上、避けて通れない課題である。駆け引きに終わらせることなく、真正面からの論戦を望みたい。

 小泉首相が総裁任期切れで引退を表明していることから、9月の総裁選に向けた動きが早くも活発化している。とくに目を引くのが靖国参拝についての応酬である。

 口火を切ったのは、有力候補とされる安倍晋三官房長官だ。テレビ番組で靖国問題を「総裁選の基本的テーマにすべきではない」と指摘した。後日の記者会見でも、「この問題の議論を深めていくのが本当にいいのか」と重ねて強調している。総裁選に向けた安倍氏の基本姿勢と見ていいだろう。

 これに対して、出馬に意欲を見せる山崎拓前副総裁が、「靖国参拝は(候補者)本人の意思表示になる。内政問題でもあり、それは争点になる」と異論を唱えた。

 小泉首相の盟友といわれた山崎氏は、超党派の「国立追悼施設を考える会」の会長である。靖国参拝やアジア外交で独自色を出し、主導権を握る狙いと受け止められている。

 当の小泉首相は「今まで靖国の問題を自分から提起したことはない。心の問題だ」と述べている。安倍氏を“援護”したともいえるが、疑問が残る発言である。

 第一に、2001年の総裁選で靖国神社を「8月15日に必ず参拝する」と公言したのは、小泉首相自身だ。自らが立候補したときは争点とし、今度はそれにふたをする理由が分からない。

 第二に、小泉首相の参拝によりアジア外交にひびが入り、好むと好まざるとにかかわらず、外交課題となっている。この現実を直視しないわけにはいかない。

 しかも、小泉首相は年頭から中国や韓国の対応を批判し、火に油を注いだ。一国の首相の言動である。「心の問題」と言っても、政治的な意味を帯びることは避けられない。

 次期総裁が参拝するかどうかは、日本の将来に響く。外交だけでなく、国民の意識にも大きな影響を与える。外交政策や歴史観を明らかにするのは自民党総裁を目指す政治家の責務といえる。

 アジア外交の立て直しは、ポスト小泉政治の最大の課題の一つである。今度の総裁選では、候補者が靖国参拝を争点に掲げ、国民の前で論議を尽くすのが筋である。


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