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http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1683907/detail?rd
また一つ、自民党とホリエモンの“蜜月関係”が明らかになった。民主党の桜井充参院議員（４９）が２日の参院予算委員会で、ライブドア前社長・堀江貴文容疑者（３３）＝証券取引法違反で逮捕＝が昨年夏の衆院選に立候補した際の選挙スタッフに自民党職員が休職して加わっていたと指摘。「公認も推薦もしていない」と同容疑者と無関係であることを強調してきた自民党だが、党関係者も党職員１人が休職して選挙戦序盤から最後まで陣営入りし、指揮を執っていたことを証言。“ズブズブの関係”は否定できないものとなった。
「関係ない」（党関係者）はずだった堀江容疑者と自民党が、実は強力に結びついていたことが徐々にバレ始めた。
この日、桜井議員は予算委員会の席上、衆院選の際、広島６区から無所属出馬（落選）したホリエモンに対し、自民党職員が休職してまで選挙スタッフ入りしていた事実を指摘。両者の“不適切な関係”を追及した。
これに対し、当時、自民党総務局長として選挙実務を取り仕切った二階俊博経済産業相は「私が知る限りにおいては、党がどういう具体的な行動をしたかということは承知していない」と詳細な返答を避けた。
だが、すでに一部自民党関係者も認めているように、２０代後半の自民党職員が休職して堀江容疑者の選挙対策本部入り、参謀役として選挙戦のノウハウを基礎からたたき込んでいた。
この職員は、自民党の党組織本部に所属。選挙に関しては、“素人集団”だった堀江陣営に、一から選挙戦術を教え込み、実質的な指揮者として活動。堀江容疑者に「高齢者や子どもに対して握手をする際、両ひざをついて目線を同じ高さまで下げるように」指示するなど、同容疑者のイメージアップ作戦に大きく貢献していた。
堀江容疑者逮捕後、自民党は「公認も推薦もしていない」と繰り返し、一貫して堀江容疑者とは無関係であることをアピールしていた。だが、この職員は、スポーツ報知の取材に対し、詳細については「ノーコメント」としたものの、堀江容疑者陣営に加わっていたことを認めた。堀江容疑者が事実上“自民党公認”であったことを裏付けた形だ。
また、桜井議員は、堀江容疑者の選挙ポスターが、小泉首相や竹中平蔵氏と同じ印刷所で作製されていた事実をあげ、「自民党や武部（勤）幹事長からの紹介があったのではないか」と指摘した。
さらに、二階氏が「党からの要請はしていない」としていたにもかかわらず、竹中氏が２度も堀江容疑者の応援演説を行ったこともやり玉にあげ、追い打ちをかけた桜井議員に対し、竹中氏は「後から聞くと、武部幹事長からの要請だったので、党から要請したことになる。広い意味では、党が応援したことになるかもしれない」と述べた。
一方で、二階氏は「党が特別の便宜を図ったことはない。自民党は公認も推薦もしていない」と“おきまり”のフレーズで、あらためて密接な関係を否定した。
◆ライブドア株 続落８５円 フジ含み損３２６億円に
２日午後の東京証券取引所マザーズ市場で、監理ポストのライブドア株は、経営の先行きを懸念する個人投資家などの売り注文が出て続落し、前日比９円安の８５円で取引を終えた。株価に株数を乗じた時価総額は約１割減少し８９２億円に下落。大株主であるフジテレビジョンの含み損は約３２６億円に拡大した。
ライブドア株は比較可能な０４年８月の株式分割以降の最安値を連日更新中。東京地検が強制捜査に入る直前の１月１６日終値（６９６円）と比べ８分の１以下となった。出来高は３７８３万株と前日よりやや減ったものの、マザーズ全体の９割を占めた。
また子会社のライブドアマーケティング株は、連日ストップ安が続いており、２日も売買が成立せず、１００円安の６５０円で比例配分された。グループ上場企業７社のうち４社の株が下落した。
2006年02月03日08時15分 スポーツ報知
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