投稿者 天木ファン 日時 2006 年 2 月 23 日 18:07:36: 2nLReFHhGZ7P6
”安倍氏悩ます日中外交” 『政界ヒソヒソ話』2/23(スポニチ）
自民党の中川秀直政調会長ら与党訪中団が中国の要人に会えず四苦八苦している。実は李肇星外相との会談を水面下で調整していたが、21、22両日に北京で開かれた日中与党交流協議会で「靖国参拝問題で双方の主張が平行線になった」（自民党幹部）ことも影響し、結局ドタキャンになった。中川氏はポスト小泉の本命である安倍晋三官房長官の後見人として「安倍外交をＰＲ」（外務省幹部）しようと動き、中国側もポスト小泉への期待感から「共通の利益」を優先して歩み寄った。だが、靖国問題が話題となり、参拝派の安倍氏を担ぐ中川氏の要望がすんなりと通らなくなったのだ。
ちょうど中国とパイプのある二階俊博経産相が訪中している最中とあって、中国側は温家宝首相と会談させるなど「二階優遇」シフトを露骨にとった。表向きは東シナ海のガス田問題の協議ということになっているが、靖国参拝派の代理人である中川氏より慎重派の二階氏を優先するのは当然といえば当然。
首相官邸にこもる安倍氏は22日の記者会見で「（二階・温会談が）実り多きものにするよう期待している」とエールを送った。しかし、靖国参拝派の安倍氏にとって「親中といえばポスト小泉の福田康夫元官房長官が浮かび、心中は穏やかではない」（官邸筋）と伝えられている。
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