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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000106-mai-pol
＜普天間移設＞合意案の滑走路、短縮求める意向 名護市助役
米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）のキャンプ・シュワブ沿岸部（同県名護市）への移設を受け入れた名護市の末松文信助役は１１日、合意案の滑走路２本をさらに沖合にずらし、長さを短縮することで政府に再協議を求める意向を明らかにした。地元の反発が予想を上回ったことを受けた対応だが、政府側が名護市の要求に応じる可能性は低いとみられる。
末松助役は、シュワブに隣接する同市辺野古区の区長や行政委員会、各漁協などに相次いで合意案を説明した。この中で「（修正協議可能な範囲を超えた案なのに）なぜ地元に相談もなく合意したのか」「騒音が心配だ」など、合意への批判が相次いだ。これに対し、末松助役は「滑走路を沖合にずらせないか、政府と折衝したい」と述べた。
また、防衛庁が１０日に滑走路（オーバーランを含む）の長さを１８００メートルと主張したことについて「市の主張は従来、１３００メートル。今も変わらない」と短縮を求める意向を記者団に示した。
名護市側は「地元の一任を取り付けた」として、７日に防衛庁と合意したが、一任を取り付けたのは地元の一部有力者らに限られていたことが、反発を招いたとみられる。
島袋吉和市長は公務がないことを理由に９日以降、公の場に姿を見せていない。【三森輝久、上野央絵】
（毎日新聞） - 4月11日23時10分更新
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