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「国家反逆罪」なる法がある国家こそ、全体主義の危険国家なのではないのでしょうか。
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投稿者 ミスター第二分類 日時 2006 年 4 月 13 日 14:48:04: syFUAx3Wc1pTw
 

(回答先: こんな事より内閣を対象にした「国家反逆罪」を創設すべきだ。日本側随行員で抜きで金正日と会談した小泉を死刑にする(本文なし 投稿者 良心党・愚考 日時 2006 年 4 月 13 日 10:58:38)

冗談も度が過ぎませんか。

お気持ちは分かりますが、度が過ぎるとアラシ的要素を持った方々に「エージェント」とか「ファシスト」とかの烙印を押されかねませんよ。

余分な事を言わせていただけは、「国家反逆罪なる法律がある国家こそ「軍事独裁政権」や「全体主義国家」なのではないのでしょうか。

ある知識人が、あなたは「反米」で、アメリカの事が気にくわなければ、「アメリカから出て行けばよい」などとマスコミからインタビューされ次のように言ったそうです。

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「反米」という概念は面白いと思います。

そのような概念は、全体主義国家や軍事独裁政権でのみ使われるものです。

かつてのソビエト連邦では、異分子は「反ソ」として非難を受けました。
それは、深く根付いた全体主義的本能を持った人々によって自然に使われている概念です。

「全体主義は国の政策」を「その社会や人々や文化」と同一視しています。

一方、ほんのわずかでも民主主義的観念を持っている人々は、そのような考え方を嘲笑と軽蔑の対象として扱うでしょう。
イタリアの国の政策を批判する誰かが、「反イタリア」として非難されたとしてみましょう。
それはあまりにも馬鹿馬鹿しいので嘲笑の対象にすらならないでしょう。

おそらくムッソリーニの政権下でもそうでしょうし、きっと他の場合もそうでしょう。  

国の政策に反対しているから米国を去れという考えは、深い全体主義の態度表明のもうひとつの反映です。

例えば、作家ソルジェニツィンは、そのような考えの人々によってロシアから退去させられたのです。
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