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□小嶋社長１７日聴取へ、姉歯氏は月内逮捕へ|スポーツ報知
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1853412/detail?rd
小嶋社長１７日聴取へ、姉歯氏は月内逮捕へ
警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は１４日、建築基準法違反や建築士法違反容疑などで、千葉県市川市の姉歯秀次元１級建築士（４８）を今月中に逮捕する方針を固めた。またマンション販売「ヒューザー」の小嶋進社長（５２）にも出頭要請し、週明けにも初となる事情聴取が行われる。捜査本部はすでに立件対象を１０人ほどに絞り込み、捜査は大詰めの状態。昨年１１月の問題発覚から約５か月。多くの被害住民を出した事件はヤマ場を迎える。
ついに“カブト”を脱ぐ日が来てしまったか！？ 約５か月にわたり世間を騒がせた姉歯氏がついに御用となる見通しとなった。同時に捜査本部は建築確認申請や施工を担当した熊本県の建築会社「木村建設」（既に破産）の元幹部らも逮捕する方針だ。
また自称「オジャマモン」こと小嶋社長も、来週にも任意で事情聴取される。強度不足を認識しながらマンションを販売したとする詐欺と、宅地建物取引業違反容疑での立件に向け、聴取される模様。いずれも神奈川県藤沢市のマンション「グランドステージ藤沢」の設計、施工から販売に至るまでの容疑とみられる。
調べではＧＳ藤沢は地下１階、地上１０階建て。建築主はヒューザーで、姉歯氏が構造計算書を担当し、木村建設が施工した。耐震強度は国の基準のたった１５％しかなく、数ある“姉歯もの”の中でも最低レベルだ。
合同捜査本部は昨年１２月、関係先１００か所以上を家宅捜索。今年１月下旬以降、１１棟のマンションやホテルの現場検証や実況見分を実施した。検証では、柱や梁（はり）の一部を壊して鉄筋の配置状況を確認。建物強度やコンクリートの材質も鑑定を進めている。捜査本部は検証や関係者の事情聴取で、強度不足のマンションを建てた建築基準法違反容疑などは固まったと判断した。
ただ事件発覚からすでに約５か月が経過。これまで時間がかかった理由を、日大法科大学院の板倉宏教授は「宅建法と違い、詐欺容疑となると証拠集めが大変。姉歯氏の逮捕はいつでも出来たでしょうが、捜査側は小嶋氏と合わせて、大きな問題にしたかったのでは」と分析する。
また、小嶋氏の聴取が遅くなったことについても、すでに元役員ら関係者の調べが進んでいることから「彼らの聴取でもう小嶋氏の外堀、内堀は埋められています。聴取−強制捜査−逮捕の流れでしょうね」と板倉氏。耐震強度偽装問題のキーマン２人の捜査は一気に進みそうだ。
2006年04月15日08時15分
▽関連記事
耐震偽装、小嶋社長来週にも聴取…詐欺容疑も視野|読売新聞
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/1189.html
投稿者 white 日時 2006 年 4 月 14 日 10:07:32: QYBiAyr6jr5Ac
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