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産経抄 平成18(2006)年4月19日[水]
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/1366.html
投稿者 white 日時 2006 年 4 月 19 日 18:50:00: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: 「日本は見すてない」――拉致問題でポスター20万枚|読売新聞 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 17 日 22:26:18)

□産経抄 平成18(2006)年4月19日[水]

 http://www.sankei.co.jp/news/column.htm

平成18(2006)年4月19日[水]

 政府が、拉致問題解決への強い決意を示すのは結構なことだ。横田めぐみさんの娘、キム・ヘギョンさんの父親が、韓国拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さんである可能性が高まり、韓国と連携して救出にあたろうとする機運が盛り上がってきたところでもある。

 ▼時宜にかなった取り組みだと喝采(かっさい)したいところだが、二十万枚も張り出すというポスターの標語には大いに異議がある。「日本は見すてない」とはどういうことだ。「めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる」。めぐみさんの母、早紀江さんが著書のタイトルにこめた悲痛な叫びと比べると、まるで人ごとのように聞こえる。

 ▼覇気が感じられないところは、「日本を、あきらめない。」の標語に似ている。これを掲げた民主党が、前回の総選挙で大敗を喫したことは記憶に新しい。確かに政府は、長らく拉致問題に冷淡だった。公然と北朝鮮に肩入れする政治家や文化人も少なくなかった。

 ▼平成十四年に金正日総書記が、拉致を全面的に認めてからも、政府は解決に大きな力となるはずの経済制裁に踏み切れないでいる。被害者やその家族を見捨ててきた反省から、もう見捨てない、という意味をこめているのか。まさかね。

 ▼金さんの拉致を認めていない北朝鮮に対して、韓国はあいかわらず経済支援中心の融和政策で臨む構えだ。誘拐犯と身代金交渉をするがごときで、ますます足元をみられるのがおちだろう。

 ▼こんな時こそ政府には、何としても被害者を取り戻すのだ、という気概を国民に示してもらいたい。本日発売の『別冊正論』で、父の滋さんが「戦争を仕掛ける覚悟で奪還する」との米議員の発言が印象的だと語っている。戦争うんぬんではない、心構えの違いをいっているのだ。

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