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(回答先: それでは現代日本人はどうすればよいのでしょうか。この国にも自己主張そのものであった戦国時代がありましたが（本文なし） 投稿者 良心党・愚考 日時 2006 年 3 月 24 日 13:31:08)
良心党、愚考様
どうしたらいいのか、分かりません。
しかし 私の分析が正しいとは、限りません。
また、日本人は もっと声をあげて、この天下の悪政に抗議しようじゃないか、と考えに対し、そして、うまくいかない状況に対し、したり顔で分析し、”無理じゃないの”と水をかけたいわけでもありません。
雑談版で、何故日本にはデモが少ないのか、という疑問が提示されていたので、私なりに、こうじゃないのかな、という考えを言っただけです。だから、政治板にえらそうに書き込まず、雑談版にすればよかったかもしれません。すみません。
でも、考えてみれば、日本にも、世界に知られる大規模デモがありますね。それは、安保闘争で
す。私は、直接は知りませんが、こちらで知り合った豪州の共産主義者の方々（影に隠れて表には、出で来ない）が思い出話に話してくれました。彼らもその時は日本に行ったそうです。
どんどん街に人があふれ、とても興奮したそうです。すばらしい民衆の力を感じた、と言っていました。
私は、日本の徳川三百年の伝統や民衆文化にその答えがあるのかとも思いましたが、もしかしたら、戦後の教育やマスコミの影響が大きいのかもしれません。例えば、映画やドラマで、水戸黄門や、大岡越前、遠山の金さんなど、為政者が主人公で、民衆の味方の話など。大衆が団結して権力者と闘い、何かを勝ち取る、ということは、江戸、（一揆など）、明治、大正（小作争議、自由民権運動）を通していくつもあったと思うけれど、ドラマ化、映画化はほとんどされない。（昨年、大塩平八郎かな、映画になったそうですが。違ったらすみません。）。
あの民衆の団結と力を描いた七人のサムライを撮った黒澤監督も、武士が主人公のブルジョア題材に移ってしまったし。（と私は思う）
でもそうだとすれば、沖縄の大規模なデモなども見ていると、潜在的には日本人も民衆の力がある、と思えます。
それにしても、フランスは、秩序あるデモのようですが、（作戦が素晴らしいということですね。）貧しい国のデモもすごいですね。後、以前の中国や韓国も。別に西洋国の専売特許ではないですよね。
最後に戦後、ちょっとした例外を除き、日本で政権交代がない、ということがまた、大きな要因かもしれません。何をしてもどうせ変わらない、というあきらめ、が人々をこんなに、大人しくさせているのかもしれません。一度、民衆が 自分達の力（選挙でもいいが）変わる、と実感したら、その後は大きな変化が起こるような気がします。為政者はそれが恐ろしいので、人々の力、特にデモには、決して屈しない、という姿勢をとるのでしょう。（特に貧しい国）。
私は日本に今いませんが、頑張りましょう。
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