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産経新聞への私の対応(三)――『諸君!』なども――【西尾幹二】
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/851.html
投稿者 木田貴常 日時 2006 年 4 月 04 日 00:59:41: RlhpPT16qKgB2
 

西尾幹二のインターネット日録
産経新聞への私の対応(三)――『諸君!』なども――
http://nishiokanji.com/blog/2006/04/post_308.html

 昨4月2日夜、産経の渡辺記者から直接電話があった。昔から友好関係を結んで来た方だけに静かな口調で話し合うことができた。ただ今回に限り一方に偏した報道内容には3月1日付の「院政」云々の憶測記事以来、北海道支部の誤報抗議もあり、言わずもがなの田中上奏文解説もあり、最後の私への名誉毀損をはらむ一行で、意図的な読者誘導は明らかであった。私も黙っているわけにいかなくなった。

 渡辺氏を無用に苦しめるつもりはないが、私は前記(二)に記述した通りで、考えを変えることはできない。この後は「貴方とつくる会会長との話し合いになるだけである」と私は答えた。そして、「理事会の確認と異なる誤情報を意図的に貴方に伝えた一人ないし複数の理事の名を貴方は結局は明かさなければならないだろう。さもなければ貴方は自分の立場を維持することができなくなるだろう」と申し上げた。

 渡辺氏は情報源に対しては守秘義務がある、の一点張りだったが、これはおかしい。守秘義務とは、身に身体上の危険の及ぶ可能性のある人の秘密を守る、というのが本来の趣旨で、今回のようなケースには当て嵌まらないと私は今申し上げておきたい。

 3月に入ってから「つくる会」の周囲には精神的になにか異様なものが漂っている。怪メール、脅迫状、偽情報を用いた新聞利用――などなど余りにも不健全である。「つくる会」がこれからいかに再出発しようとしても、こういうただならぬ空気を抱えた侭で自由で、暢びやかな活動が果してできるのであろうか。私はそれを心配している。

 さて、別件であるが『諸君!』5月号の仮名記事の筆者・西岡治秀なるジャーナリストは、私の推定では扶桑社書籍編集部の教科書担当者の真部栄一氏ではないかと考えられる。一昨年の教科書リライト問題において日録にM氏として登場している前後の記述(ここをクリック)※をお読みいただきたい。

 また文中のAさんは工藤美代子氏である。工藤氏の名誉のために言っておくが、感情的な意趣晴らしをはらむ間違いだらけの情報内容であった。私に関する見当外れについてはあえていま何も言わない。

 全体をよく読むと元事務局長の言い分だけを取材した文章であり、「事務局長の資質」「八木会長の指導力」の問題があると指摘しながら、ほとんど掘り下げないで逃げている。この二点こそ今回の事件の核心であるのに、論点をすり替えて、理事たちの心情をあれこれ憶測するだけの無責任な内容になっている。

 それでいて自分の勤務する会社に対し自分を守り、弁護し、個人的に恨みを抱く何人かの人に適当に意趣返しをして、また誰かに肩入れして、会を自分のつごうのいい方向に動かそうとしていて、全体としてまさに「愉快犯」のごとく振舞っているいい気な文章である。

 「つくる会」に残った人の中にも少数だが理想を失っていない人がいる。彼らは「事務局長の資質」「八木会長の指導力」に疑問を突きつけてきた。彼らは世間に広くまだ名前を知られていない。彼らがいや気がさして会をやめれば、そのときこそすべての幕が閉じるであろう。

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※ 参考箇所抜粋(過去録・教科書リライトについてより)

@(平成15年7月15日    (二) 重要発言より)
 教科書を担当している扶桑社の書籍編集部は、じつは私の一般書籍の出版を引き受け、私がひごろ世話になっている部局でもある。現に同じ時期に『日韓大討論』の製作が進行中で、5月30日付で同書が出版されている。書籍編集部の責任者M氏はPHP時代に『国民の油断』を出版した歴史教科書問題のベテランであり、「つくる会」運動に最初から関わってきた出版サイドの中心人物にほかならない。

 彼が問題の所在が何処にあるかを知らぬはずはなく、彼に悪意や変心があるなどとはまったく考えられない。私は彼の人柄をよく知っている。彼は私の永年の盟友である。しかしリライト作業が始まってから以降、「つくる会」の教科書を他の七社の教科書とは異質なものとして際立たせ、主張するのではなく、できるだけ同質のものに近づけようとする平均化への働きかけが、強力に、休みなくわれわれに向けられた。

 私はM氏自身さえ気がついていないなにか別の力が目にみえない形で作用していると考え始めていた。採択を成功させるため、という表向きの理由はよく分かっている。私はそこにもうひとつの別の力が介在している、と言っておきたいのである。分かり易くいえば、文部科学省と教科書協会の予測不能な圧力を、扶桑社自身がなんとなく予感し、意識し始めているということである。

 しかし、だからといって、今の私の目の前に出されたテキストの第一素案の現物を「これで結構です」と黙って看過すことは私にはできなかった。

A(平成15年7月15日    (三) 重要発言より)
 少しでも現場の教員の通念に合わせることで採択してもらいたいという欲求のために、会は本来の目的を見失っています。文部省はページ数の制限を求めていません。教科書協会が文部省との間で話し合ったと称して、ページ数の大よその目度を示しているだけです。ページ数の目度も独禁法では許されない「談合」なのです。すでに市販本を出すなど教科書協会の枠を破って行動してきた「つくる会」の教科書が、今さら教科書協会にすり寄り、その基準に合わせてみたところで、だから採択に有利になるという保証はありません。採択のために、できるだけ世の教科書の外形に自分を合わせたいという編集会議と扶桑社スタッフの気持ちも分らないではありませんが、それは前回の失敗が生み出した心の迷いです。自らの特色、自分のもっている良さを見失ったら、元も子もないのです。

 そこで以下私は編集会議と扶桑社スタッフに次のことを要求します。
 @五月二十三日付「つくる会FAX通信」が明示した「総ページ数を320ページの現行版より約100ページ減」の方針を改め、削減幅を約20ページ減の程度に修正する。
 A本文テキストは表現の平易化、漢字の平仮名化、中学生に不要な知識の削除などを主な改筆作業の課題として、現行教科書の叙述の流れと表現とを可能なかぎり踏襲する。(ガラリと別のイメージを与えるものにしない。)
 B現行版のコラムをもう少し整理短縮し(例えば現行二ページの人物コラムを一ページにしたり、コラム「日本語の起源と神話の発生」や「明治維新と教育立国」――これらは私が書いたものですが――などをとり除く等)主なページ削減はそういうところで実行する。
 以上はすでに改筆作業の始まる前後に、編集会議のメンバーに、私が文筆で二度、理事会で一度、要請した内容とほぼ同じです。私の要請は三度無視され、その結果、教科書は今のような状態になっています。
 
B(平成15年7月15日    (三) 重要発言より)
 もはや私の力を越えたところですべてが行われております。私は会の理事でもなく、編集委員でもなく、いかなる権限もありません。ただ現行版の代表執筆者として傍らで観察する役割を与えられていると信じ、ここに警告を発し、ご協力をお願いする次第です。

 私は現行版の維持にこだわっているのではありません。そうではなく、現行版をいっぺんに解体して一から作り直そうとするということで果たしていいのか。現在リライトを進める編集会議と扶桑社のスタッフに誰もそこまでの権限は与えていないはずです。分量を三分の一も減らせば一から書き直すしかないのです。本のリズムはこわれてしまいます。分量を大幅に減らす方針を扶桑社サイドから出され、会が押し切られたことに最大の原因があるようです。

Posted by Nishio at 2006年04月03日 21:54 | コメント (0) | トラックバック (0) |


【阿修羅前スレ】
「つくる会」――内紛の一部始終〉について  【遠藤浩一覚書】
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投稿者 木田貴常 日時 2006 年 4 月 02 日 16:57:15

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