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財政事情は厳しい、在日米軍再編は単純な経費上乗せ避けるべき＝財務次官
2006年04月27日19時25分
［東京 ２７日 ロイター］ 財務省の細川事務次官は、米国防総省が在日米軍再編にかかわる日本側の負担が約３兆円にのぼるとの見通しを示したことについて、厳しい財政事情の中で、単純に経費が上乗せされることは避けなければならないと述べた。定例会見で語った。
細川次官は、こうした米側の見通しについて「どのような根拠で数字をあげているのか、我々としては全く関知していない。再編全体についての最終取りまとめに向け、日米の外交・防衛当局間で協議が進められている最中。最終取りまとめが行われれば、それを踏まえて精査が進められると思う」と述べた。
その上で、再編に絡んだ経費については、今の段階で予断を持って話しをすることは控えたいとしながらも、「現下の厳しい財政状況のもとでは、単純に経費が上乗せされることは避けなければならない」との認識を示した。
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200604270070.html
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