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続ける！Diary2001
6月19日 【slow and steady】
http://sumiru.sinayaka.com/diary/2001/06/nikki2001-06-19.html
今夜のプロジェクトX・挑戦者たちは「父と息子 執念燃ゆ 大辞典」〜30年・空前の言葉探し〜。
日本初の、本格的な日本語の総合辞典「広辞苑」を作り上げるために、その生涯を捧げた新村 出・新村 猛親子の物語。
当時、猛は治安維持法違反の容疑で2年間の監獄生活から脱け出し、まるで廃人のような生活を送る毎日だった。
その中で父・出が息子・猛に語った言葉「slow and steady（ゆっくり、でも着実に）」。
大成を望まず、中成に安んじることを望んだ出らしい一言だった。
戦後、辞書作りを再開した2人。
猛は東京の岩波書店の一室を借り、そこを編集室とした。
同時に、7人のスタッフを揃えた。
しかし、妻・龍子が乳癌に倒れる。
そのことを知ったスタッフは、動揺の色を隠せない。
編集作業は遅々として進まなかった。
猛はスタッフを集め、こう言った。
「slow and steady（ゆっくり、でも着実に）」
かつて、父が自分に語ってくれた一言だった。
slow and steady ゆっくり、でも着実に・・・
この2年間で生きる目標を失いかけたけど、やっとこさ前に歩き出すことが出来た私も「slow and steady（ゆっくり、でも着実に）」で行こうと思います。
【参考】
雑誌『土曜日』（http://www.alpha-net.ne.jp/users2/tmegumi/K/saturday/yurai2.htm）や『世界文化』に絡む人民戦線事件で新村猛氏は逮捕検挙された。戦後新村猛氏は革新統一戦線運動に参加、愛知県知事選には革新統一候補として活躍したが、惜敗。
弾圧者達は戦後はどうなったか。
特高が戦後、国会議員になったの？（しんぶん赤旗）
http://www.asyura2.com/0601/senkyo21/msg/518.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 5 月 02 日 10:45:49
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