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http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060514&j=0028&k=200605147812
元郵政相で自衛隊イラク派遣差し止め訴訟原告の箕輪登（みのわ・のぼる）さんが十四日午後五時三分、札幌市内の病院で死去した。死因は公表されていないが、昨年春から肺炎の悪化などで入退院を繰り返していた。八十二歳。小樽市出身。自宅は小樽市花園二の五の二。葬儀・告別式の日時は未定。喪主は妻イネさん。
一九四五年、北海道帝大医専卒。六七年、当時の道一区から衆院選初当選。自民党竹下派に所属し、衆院議員に八期連続当選、防衛政務次官、鈴木内閣の郵政相のほか自民党道連会長などを歴任した。
議員引退後の九一年、脳梗塞（こうそく）で入院したが、リハビリで言語障害などを克服した。二○○四年一月、「国民の平和的生存権を侵害する」として、自衛隊イラク派遣差し止めを求め札幌地裁に提訴、係争中だった。今年二月二十七日に証人として出廷し、「（政府は）アメリカの言うことをきいているだけ」と訴えた。
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