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レームタッグとなった小泉デタラメ首相 [ゲンダイ]
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投稿者 white 日時 2006 年 6 月 05 日 11:00:14: QYBiAyr6jr5Ac
 

□レームタッグとなった小泉デタラメ首相 [ゲンダイ]

 http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=05gendainet02026673&cat=30

レームタッグとなった小泉デタラメ首相 (ゲンダイネット)
 小泉首相は6月18日で国会をさっさと閉じる。重要法案が山積みなのに「延長はしない」とかたくなだ。みんなが不思議に思っていて、理由を聞くと「総合的な判断だ」とかでけむに巻いてしまう。「やることがいっぱいあるんだ」とも言ったことがある。
「やることってナンだ?結婚でもするのか」なんて声も上がっている。「要するに面倒くさいんだろう」と切り捨てる議員もいる。
 恐らく、そうだ。継続審議が決まった法案は民主党が対案で揺さぶりをかけている教育基本法改正案や憲法改正の地ならしになる国民投票法案など。どっちも問題だらけの法案だし、成立を急ぎ、強引な審議をすれば、「数の横暴」と叩かれる。支持率が下がり、レームダック化すれば、ポスト小泉にも影響が出る。「だったら、国会なんか閉じちまえ」ということだ。
 だが、デタラメ首相が引っかき回し思い付きで手をつけ丸投げしてきたペテン改革や、余計なことばかりして肝心なことは何もしなかった5年の悪政のツケで、ニッチもサッチも行かなくなっているこの国の現状実情をどうするのかという難問を残したこれからはどうなるのか。
 驚くのは、そのために共謀罪については野党案を丸のみしたことだ。自民党幹部は「会期延長をしないのだから、これしか方法がない」「通れば何でもいいんだ」と言っていた。それでも政党なのか。今までの国会答弁は何だったのだろう。その一方で業界が待ち望んでいた信託法案は時間切れで先送り。小泉が平仮名の名称にこだわった「ねんきん事業機構」に衣替えする社保庁改革法案も引っ込めてしまう。
 恐るべき無責任、無気力、やる気のなさだ。
「首相の頭の中にあるのは6月の訪米と7月のサンクトペテルブルク・サミットだけなのでしょう。国会でわずらわしい答弁をするより、得意の外交パフォーマンスで支持率を維持し、有終の美につなげようと考えているのはミエミエです」(官邸番記者)
 政治評論家の浅川博忠氏は「国会を閉じれば、安倍官房長官も総裁選に備えて動きやすくなる。行革推進法案を通したので早く政局モードにしたいのではないか」と言う。
 政治そっちのけで、パフォーマンスや権力闘争に明け暮れている小泉には、改めて、唖然だ。
 こんなデタラメ首相が5年間も居座ったことで、この国は大変だ。アチコチをつまみ食いしただけの構造改革で、日本中が大混乱している。
「小泉首相は5年間、ただぶっ壊せばいいと思っていたのではないですか。不良債権処理も長銀は潰し、りそなは生かし、足利銀は潰した。銀行や融資先の命運が行政の胸三寸で決められ、金融界ではモラルハザードが横行している。財政改革にしても、諸悪の根源である特別会計には手をつけず、公共事業をちょっと削っただけで、何が改革なのでしょう。郵政や道路の民営化も看板を替えるだけのゴマカシです。道路は造り続けているし、郵政も2017年まで国家が関与し続ける。民業圧迫の懸念もあるし、国債をどう扱わせるかという問題も手付かずです。日本をどう導くかというグランドデザインがないまま、ただぶっ壊し、食い散らかしただけだから、社会はメチャクチャになっている」(富士常葉大教授・竹内文則氏=経済学)
 政治がかくも無責任でデタラメだから、企業はリストラの手を緩められず、目先の利益に狂奔するしかない。犠牲になった国民の間では格差が広がり、それがさらにモラルハザードを招き、犯罪急増につながっている。政治が社会をぶっ壊しているから、国民は自分を守るのに必死で、誰もが「自分さえ良ければ……」になっている。
 信じられるのは目先のカネだけという殺伐社会が、小泉改革の結末なのだ。
 小泉無責任政治の5年間で山積した難題の数々も放置されたままで慄然とする。
 度重なる小泉首相の靖国参拝の強行で冷え込んだアジア外交は、八方ふさがりで解決の糸口なし。8月15日の最後っ屁参拝も危惧されている。北朝鮮問題も暗礁に乗り上げ、解決のメドは立たず。
 米国の言いなりで強行した自衛隊のイラク派遣も撤退のタイミングを逃し、つい最近も陸自の車列が路上爆弾のターゲットにされたばかりだ。
 そんな米国のため、小泉首相は先日、在日米軍再編への取り組みを閣議決定した。日本側の負担は総額3兆円とされるが、こんなもので済むわけがない。地域住民の不安や疑問の声を税金バラマキの支援策で黙らせるつもりで、これじゃあ、いくら税金があっても足りないのだ。
 財政も火ダルマで、小泉政治の5年間で国と地方の借金は1000兆円を突破。政府が目指す、2011年度までのプライマリーバランスの黒字化には18兆円もの財源が不足する。10兆円は医療費や年金など社会保障費を含む歳出カットで穴埋めし、残る8兆円は消費税率引き上げを伴う増税で賄う腹づもりらしいが、これをやったら経済はメチャクチャになる。
 少子化問題も深刻で、年金改革でゴマカした出生率はさらに悪化。過去最低の1・25まで下がっている。これに対して、社保庁がやった対策が年金未納の“分母減らし”というインチキなのだ。
 メディアは一斉に社保庁を叩いているが、おそらく、インチキしか打つ手がないのが現実ではないか。
 政治が何もしないから、国民の間に広がる年金不信は燎原(りようげん)の火のごとく広がりつつある。数字をゴマカすしかないのである。この国は本当にヒドイことになってしまった。
 国の現状がこんなありさまなのに、小泉はパフォーマンス外遊を有終の美にオサラバする気だ。散々、引っかき回し、ぶっ壊すだけぶっ壊しておいて、こんな無責任が許されるのか。しかも、自分は逃げるくせに「ポスト小泉は改革を継続して欲しい」などと言っている。「寝言はいい加減にしろ」である。
「歴代首相と比較し、小泉首相が誇れるのは在任期間の長さだけ。本人は大宰相気取りかも知れませんが、実績や成果は皆無に等しい。場当たり的に政策課題を掲げ、パフォーマンスで国民の目をゴマカし、ポイなんて無責任すぎます。マスコミはもっと責任追及すべきですよ。『あの時は仕方なかった』では、大本営発表をタレ流した戦時中の二の舞い。首相の無責任に加担するようなものです」(作家・三好徹氏)
 この国の将来のためにも、無責任首相の「有終の美」パフォーマンスを許していたらダメだ。権力の座から引きずり降ろし、謝罪させて、断罪する。
 さもないと、悲劇的な過ちが繰り返されることになる。
【2006年6月2日掲載記事】


[ 2006年6月5日10時0分 ]

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