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イラク陸自 撤収完了 ２年半「戦地」派遣終結
【サマワ、クウェート市１７日共同＝武井徹】イラク南部サマワからの陸上自衛隊の最終撤収部隊約２２０人が１７日（日本時間同日）、航空自衛隊のＣ１３０輸送機で相次いで隣国クウェートに到着、総勢約６００人の撤収は６陣に分かれて１１日間で完了した。
イラク復興支援特別措置法に基づき、約２年半で計約５５００人に上った陸自初の「戦地」派遣は、テロなどによる犠牲者を出すことなく終結。今後は自衛隊の迅速な海外派遣を可能にする「恒久法」の議論が加速するとみられるが、憲法との関係で「歯止め」を求める声も強まりそうだ。
イラク南部−クウェート間で、武装米兵を含む人員や物資の輸送を続けてきた空自は陸自撤収後も活動を継続、８月ごろからバグダッドなど治安が不安定な北部にも乗り入れ、任務を拡大させる。
（2006年07月17日 22時40分）
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006071701004346.html
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