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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060721k0000e040043000c.html
２１日午前２時２０分ごろ、東京都千代田区大手町の日本経済新聞東京本社から「社員通用口に火炎瓶のようなものが投げつけられた」と１１０番通報があった。社員らにけがはなく、建物にも被害はなかった。警視庁丸の内署は火炎瓶取締法違反（使用）容疑で捜査している。
調べでは、通用口付近を通りかかった同社制作局の男性社員（３９）が、ガラスが割れるような音を聞いて駆けつけると、ワインの瓶が粉々に割れ、ガソリンのような液体がこぼれていた。直後に黒っぽい服を着た男がバイクで現場から立ち去ったという。
日経新聞は２０日朝刊で、昭和天皇が靖国神社のＡ級戦犯合祀（ごうし）に不快感を示す発言をしていたとされる記事を報じた。同署で関連を調べている。
同社社長室は「犯行声明も脅迫めいた苦情も確認されておらず、今回の記事と関係があるのかは、現在のところ判断がつかない」と話している。
毎日新聞 2006年7月21日 11時46分 （最終更新時間 7月21日 12時06分）
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/images/20060721k0000e040015000p_size6.jpg
火炎瓶のようなものが投げつけられた日本経済新聞社東京本社があるビルの入り口＝東京都千代田区大手町で２１日午前９時２３分、平田明浩写す
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