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□永田町騒然 安倍人事情報 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/27gendainet02027474/
永田町騒然 安倍人事情報 (ゲンダイネット)
福田元官房長官の総裁選不出馬が明らかになり、永田町では早くも「安倍首相」の人事が話題になっている。小泉首相の５年間で大臣待望組が増えているし、安倍より年上の面々は「世代交代」が気になってしょうがないのだろう。期待、思惑も含めて、さまざまな名前が飛び交っている。
森派では「１回目の投票で安倍で決まりだ」というムードだ。
「そうなると、重要閣僚や三役はやっぱり森派からだろう」（自民党議員）ということで、官房長官には町村信孝元外相なんて声がある。
「安倍よりも１０歳も年上ですが、森派にはなかなか、収まりがいい人材がいないんです。福田元官房長官は入閣したら、闇取引だといわれるし、中川秀直政調会長は官房長官をスキャンダル辞任の過去がある。少なくとも町村本人はヤル気満々です」（森派事情通）
幹事長には二階俊博経産相の名前が挙がっている。
「二階は総務局長として選挙を仕切った実績もあるし、保守党出身で、民主党の小沢の弱みも知っている。親中国派で中国にも人脈があるので、中国へのパイプ役にもなるんです。閣僚にすると、タカ派の安倍と閣内不一致になるが、幹事長なら据わりがいい」（自民党関係者）
ただ、二階では華やかさに欠けるため、幹事長代理や副幹事長に女性や若手を起用するのでは、という見方もある。橋本聖子や山中アキ子、参院の世耕弘成の名前が飛び交っている。
面白いのは財務相。中川秀直も狙っているし、与謝野馨経財相もやりたがっているという。
麻生外相や額賀防衛庁長官が出馬するのも、ポスト狙いだ。負け戦と分かっているのに出てくれれば、「安倍もそれなりの処遇をせざるを得ない」（自民党議員）とみられている。とくに派閥分裂危機の額賀は、まとまった票を出せなければオシマイだが、それなりの票を出せば、存在感を印象付けられる。
永田町は気もそぞろで浮足立っている。
【2006年7月24日掲載記事】
[2006年7月27日10時00分]
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