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□兜町の期待は「安倍銘柄」だって… [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2286846/detail
兜町の期待は「安倍銘柄」だって…
福田不出馬で消化試合になった総裁選。永田町では安倍政権誕生が既定路線になり、党三役・閣僚人事のウワサも飛び交っているが、兜町でも安倍首相を見越して「関連銘柄」が話題になってきた。
株式市場にとって、安倍首相は悪くない。
「最大の懸念材料である消費税率アップに消極的な上、構造改革路線を受け継ぐとみられているから、マイナス要素は少ない。何よりも、総裁選レースの見通しが立っていることで、政局リスクの心配がいらないことが大きい」（丸和証券調査情報部長・小林治重氏）
そこで注目されるのは関連銘柄だ。
「真っ先に名前が挙がるのは、昭恵夫人の父が元社長で、安倍本人も大株主という森永製菓です。また、実兄の義父・牛尾治朗氏は、ウシオ電機会長でＫＤＤＩ取締役。先日亡くなった叔父の西村正雄氏は、日本興業銀行（現在のみずほフィナンシャルグループ）の頭取でした。本人が成蹊大卒業後に就職した神戸製鋼所も含め、関係が深い銘柄です」（証券アナリスト）
地盤の山口４区（防府市、長門市）に本社を置く上場企業は、石油給湯器のトップメーカー長府製作所、食肉加工の林兼産業、マンション分譲の原弘産、食品スーパーの丸久、山口銀行。安倍が名前を売った北朝鮮絡みでは、ミサイル防衛関連の三菱重工業、川崎重工業、石川島播磨重工業、三菱電機、ＮＥＣが関心を集めそうだ。
「オープンとイノベーション」という安倍の政策（？）に飛びついた日興シティ証券は先月、「日本株投資戦略」のリポートの中で、安倍政権になればＩＴ戦略が推進されるとしてヤフー、楽天、一休ドットコムなどをピックアップ。ＳＢＩイー・トレード証券、マネックス・ビーンズ・ホールディングスといったオンライン証券も、「インターネットを活用できている」と紹介した。ホリエモンの事件以来、ネット関連は散々なだけに、むしろチャンスなのかもしれない。
「小さな政府の推進で政府の資産売却が加速すれば、三井不動産や三菱地所、住友不動産といった大手ディベロッパーが恩恵を受ける可能性が高い。“官から民へ”が進みそうな医療、介護の分野からはホギメディカル、ニチイ学館といったところが活躍しそう」（シンクタンク研究員）
総裁選の投票日は９月２０日。果たして上がるか？
【2006年8月3日掲載】
2006年08月06日10時00分
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投稿者 white 日時 2006 年 8 月 01 日 10:52:22: QYBiAyr6jr5Ac
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