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(回答先: 田中康夫前知事落選 長野県知事選挙 、、、、（残念です。） 投稿者 東京音頭 日時 2006 年 8 月 07 日 09:26:22)
東京音頭さん、ご無沙汰しています。
田中知事は在職中、何かと霞ヶ関や永田町に煙たがられることをしていましたから、（パフォーマンスが県民に飽きられた以外にも）その報いで落選させられたという側面があるかと思います。霞ヶ関や永田町の言いなりにならない首長のつぶし方など簡単で、交付金を削減して、さらに自民系が多数を占める議会で足を引っ張ればいいだけですから（→内実まで見ようとしない候補者は「この知事何やってんだ」とか考えて、次の選挙では対立候補に入れるようになる）。
このところ気になるのは、霞ヶ関や永田町の言いなりにならない候補者が選挙で落とされる、あるいは当選しても次の選挙を乗り切れない傾向がこのところ強まっているように見えることです。たとえば空港建設でもめていたころの神戸市長選挙では、信じがたいことに空港反対派が確か5人も候補を乱立させ、勝てるはずの選挙を落としたりしたのが好例です。結果、どうみても民需だけではペイしない神戸空港ができてしまいましたが、この調子では何か突発事件が起きて、日本が変な方向に走り出したとき異論を唱えそうな有力者が一人もいなくなる気もします。
有権者でもないのにあれこれ言うのはおかしいかもしれませんが、しかし長野県民は何を考えているのかよくわかりません。いまさら公共工事で道路を作っても、ファスト風土化で地方都市が衰退してワーキングプアが増えるだけでしょうし、農村を潰してダムを建設しても食料自給率が下がるだけでしょう。何よりも下手すれば戦争に巻き込まれかねない時期に食料自給率を下げる政策を掲げる候補者を選択するのは解せません。
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