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http://ch.kitaguni.tv/u/10670/%bb%a8%c3%cc/0000389894.html
チワワや女の子アイドルで表面だけマイルドに取り繕い、現在でも借り手の足許を見て不当に高額な利息を搾取しているサラ金。そんなイカサマに規制をかけるための新しい法案をつくっているというニュースを、ようやく着手したのかと半分呆れながらも、やるからには徹底的にやればいいさと思いながら見た。
ところがコレが自民党によって骨抜きにされかけているというのだ。サラ金業者とその上の銀行、さらに暴力団からたっぷりと献金をもらっているのだろう。ニュースで「慎重論」とやらをもっともらしく喋っていた保岡興治さんという人。「小泉首相の靖国神社参拝を実現させる超党派国会議員有志の会」というワケワカラン団体の会長だった人。プンプン臭うぜ。ヤミ金に走る人が増えるから慎重にやらねばいかんなどと言っているが、ヤミ金自体違法なんだから、そいつらを全員タイホする方が先でしょう。それにしても保岡という人といい、「昭和の大偽善者」笹川良一の息子といい、そろって酒がマズくなる顔だ。
もっとも自民党も薄汚い人たちばかりではないようで、金融庁担当の後藤田正純政務官は、「規制の抜け道になり、金融担当として責任を持てない」と捨てゼリフを残して抗議のために役職を辞した。その意気や良しと言いたいところだが、辞任しちゃったら自民党（の薄汚い方）やサラ金や暴力団の思うツボではないの。いまごろニヤニヤ薄笑いを浮べているだろう。
つまり新しい規制法案と言っても、変わるのは名前や看板だけ。安倍晋三さんを支える薄汚い自民党政治家たちが空けてくれた「特例金利」という名のデカい抜け穴をサラ金業者はやすやすと通り抜け、借り手が高額な利息と暴力団の取り立てに悩み苦しみ自殺するという事態は減らないということだ。小泉改革なんてすべてこんな調子だったわけだし、まあ仕方ないか。
ついでにもうひとつ。最近知ったことだが、サラ金から金を借りると、自動的に「消費者信用団体生命保険」という生命保険に加入させられるそうだ。金を借りる時の契約書の隅っこに２ミリほどの大きさの文字で書いてあるらしい。口頭での説明はもちろん無い。大手サラ金５社（アイフル・アコム・三洋信販・武富士・プロミス）いわく、債務者本人が死亡した場合、その遺族から取り立てなくて済むようにだそうである。
お世継ぎが生まれたおかげで汚職議員汚職役人に恩赦を与えるのだから、死んだら借金くらいチャラにしてやれと言いたい。そもそも金なんて借りちゃいかんのですよ。タバコ業界をイジめるのと同程度の規制をサラ金業界にもかけてくれ。テレビCMは全面禁止。駅前で配っているティッシュの裏側の広告の半分に「借り過ぎると債務超過になり暴力団による厳しい追い込みが原因で自殺する恐れがあります」とキッチリ明記。えーとそれから「消費者金融」という言葉を放送禁止にして、明日から「サラ金」と言うように！
ふー今日は少し飲み過ぎたなあ。
投稿者：やきとり at 00:58
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