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比から看護師受け入れ 首相、経済連携協定に署名 来春にも発効 2006/09/10 08:33
【ヘルシンキ９日山崎真理子】フィンランド訪問中の小泉純一郎首相は九日夕（日本時間同日夜）、ヘルシンキ市内のホテルでフィリピンのアロヨ大統領と会談し、看護師、介護福祉士の受け入れを含む経済連携協定（ＥＰＡ）に署名した。これにより日本は初めて、看護師や介護福祉士を外国から受け入れることになる。
日本のＥＰＡ締結はシンガポールなどに続き四番目だが、労働市場の一部開放は初めて。国会承認を経て来春にも発効する見通しで、日本の労働市場開放を求める他の国とのＥＰＡ交渉に弾みをつけることになりそうだ。
協定などによると、フィリピンの看護師資格保有者や四年制大学卒業者など、一定の資格を持つ人を選抜して日本に受け入れ、語学研修受講などを条件に就労を認める。一定期間内に国家試験に合格した人については、在留期間を延長する。受け入れ枠は今後協議する。
また、鉱工業製品の関税をほぼすべての品目で撤廃する。ただ、日本側が求めた自動車輸入関税の完全撤廃については、大型車は段階的撤廃、小型車は税率を引き下げて一定期間後に再交渉することを盛り込むにとどまった。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060910&j=0023&k=200609090368
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