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植草一秀氏の二度目の逮捕はまたもや国策捜査の疑いがある [神州の泉]
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投稿者 white 日時 2006 年 9 月 17 日 11:02:17: QYBiAyr6jr5Ac
 

□植草一秀氏の二度目の逮捕はまたもや国策捜査の疑いがある [神州の泉]

 http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2006/09/post_644d.html

2006年9月14日 (木)

植草一秀氏の二度目の逮捕はまたもや国策捜査の疑いがある

 昼のニュースで、経済学者の植草一秀氏が京浜急行の電車内で、女子
高生を痴漢し逮捕されたと報じられていた。にわかには耳を疑うニュース
である。それにしても、植草氏本人のコメントが聞けないかぎり軽々には
判断すべきではないだろうが、私は一報を聞いた時、米国エージェントの
官邸はまたやったかという思いがした。本人の仕事と人格は別だという
まことしやかな言い方が横行しているが、仕事の結果に現われる人格は
本人の性格を反映している場合が多いというのが私の見解である。そう
いう見方で行くと前回も今回も、本人の全人格を否定するような破廉恥な
事件が生起したとは考えにくい。むしろ、背後に国家の罠があるのなら、
なぜかという疑問を追及したほうがいい。

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調べによると、植草容疑者は今月13日午後10時10分ごろ、品川―京
急蒲田間を走行中の京浜急行の電車内で、神奈川県内の高校2年の女
子生徒(17)の下半身を触った。女子生徒が「やめてください」と声を上げ
たため、植草容疑者は周囲の乗客に取り押さえられ、京急蒲田駅で同署
員に引き渡された。植草容疑者は当時、酒に酔った状態で、調べに対し
ては「覚えていない」と否認しているという。(14日、読売新聞から抜粋)
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 テレビや新聞でこういう報道をしているから、事の成り行きは確かめよう
がないが、私は植草一秀氏の逮捕は、またもや冤罪であると確信してい
る。今の段階では、事件について仔細なことはわからないが、植草氏の
前回の破廉恥罪の汚名に関して考えるに、今回の逮捕にも、警察、検察
の謀略の匂いが強く感じられる。前回の警察の不審な動き方、肝心な駅
構内のテレビモニターの録画像が出てこないことなどを鑑みると、前回は
明らかに国策逮捕であると私は考えている。しかも、小泉政権の経済政
策の本質が、植草氏に分析されると困ったことになると考えた官邸が彼
の逮捕に踏み切ったことは、植草氏の以前からの小泉政権批判の言論
活動をみれば頷けるのである。

 今回も、政権が安倍晋三に移行しても、彼が踏襲する売国政治は、小
泉純一郎や竹中平蔵が行ってきたアメリカ型の新自由主義への日本改
変である。この姿勢がほぼ確実となった今、アメリカにとって植草一秀氏
のような国益主体を考えて、小泉売国施政を痛烈に批判できる経済学者
は邪魔者以外の何物でもない。今度、小泉に代わって安倍晋三を祭り上
げるアメリカエージェントたちが、小泉がやり残した売国路線を完成させよ
うと企んでいるとすれば、今度の安倍政権も、愛国姿勢を持つ経済学者
や識者連中を陥穽にはめて、無理やり彼らの表現を封じようとすることだ
ろう。今回の植草氏の逮捕は、その血祭りがまた始まった可能性が非常
に高い。

 上の記事に書かれている通り、被害にあったと称する女子高生や、植
草氏を「取り押さえた」と言われている乗客の素性を徹底的に調べてもら
いたいものだ。うかつにも今回の報道を鵜呑みにすることなく、植草氏の
言論活動が、小泉現政権と、それを踏襲する安倍政権にとってどういう
意味を持つのかを考え、国策捜査の疑いがないかどうかを国民は目を
凝らして監視するべきである。

 「国家の罠」を書いた佐藤優氏は、世の中が大きな変化を起こす時、新
しい時代の露払いとして、前の時代を象徴する人物を悪人に仕立てて時
代の変化を固定化するというようなことを書いていたが、まさにそれと同
質のことが起きているような気がする。植草氏の逮捕が、何か時代のメッ
セージを持つとすれば、植草氏と同様な視点で小泉内閣や安倍政権を
批判したら、必ず社会的に血祭りに上げてやるという、官邸サイドの強靭
な意志が示されたということにほかならない。これにびびる経済学者や、
米国主導の実態を警告する識者連中は多くいるだろう。つまり、特に経
済学者は小泉政権の本質を語ることも、安倍政権の姿勢を批判すること
も一切許容しないということを、構造改革を進めるアメリカのエージェント
たちが決定したと言うことであろう。

 我々国民は、堀江貴文や村上世彰の逮捕で不用意に安心していない
だろうか。マネタリズムの先鞭を切ったような彼らが罪に問われた時、国
民は弱肉強食の株式社会の到来はこれで抑えられたと感じたかもしれ
ないが、実際はアメリカの強圧により金融株式資本主義社会への転換
が進められている。つまり、植草氏が狙われたのは、安倍政権が今まで
どおりの国益毀損の経済政策を進めていくということの証左なのである。

 もし、今回の逮捕も国策捜査であったのなら、植草氏が二度も官邸か
ら狙われるということは尋常なことではない。それほど彼の経済分析は
国益に敵い、アメリカ万歳連中の心胆を寒からしめるものであるというこ
とである。しかし、植草氏が無実だとすればこれほどむごいことはない。
小泉政権の売国路線に憤りを持つ者ならば、植草氏の二度目の逮捕
には目を光らせていなければならない。どう考えてみても強い違和感が
ありすぎる。彼の性癖が本当かどうかを考える前に、官邸サイドの謀略
があったかどうかを考えた方がいい。つまり、植草氏の最近の経済言論
が何を言っているかをよく知るべきだと思う。
 米国隷従の官邸サイドが目を光らせている連中は、国益的観点と憂
国の思いが強い識者たちである。その中には当然「拒否できない日本」
や「奪われる日本」を書いた関岡英之氏がいるだろう。もしかしたら、タ
ーゲットしては最も狙われている御仁かもしれない。しかし、官邸サイド
が彼を黙視しているのは下手に捕まえたりしたら、関岡氏が全国レベ
ルで有名になり、その著書が爆発的に売れることを警戒しているのだ
ろう。植草氏に対しても、エージェントたちは、彼を再逮捕した場合の
国民の警戒レベルの惹起を何度もシュミレーションしたに違いない。つ
まり、国策捜査として彼の無実を信じる国民と、謀略どおり、でっち上
げられた彼の犯罪性を信じる国民の割合を冷徹に計算したのかもし
れない。
 一つだけ今確実に言えることは、手鏡事件で植草氏の逮捕拘留が
なかったなら、小泉内閣の売国施政はかなり阻害されていた可能性
があるということである。郵政民営化も成立しなかったかもしれない。
それほど植草氏の経済学者としての存在感は現売国構造改革内閣
にとっては目障りどころか、年次改革要望書の実現を阻むものだった
と思う。では現政権がやり残して安倍政権に引き継いだ日本構造改
革の要諦とは何であろうか。つまりアメリカがやろうとしている日本改
変とは何であろうか。
 それこそが、医療の民営化と司法制度のアメリカ化なのである。私は
西村眞悟氏と同様に経済学者の植草一秀氏を信じている。彼らは真に
日本にとって必要な人物なのである。

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